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大吉
 カテゴリは読書にしてみましたが、最初はちょこっと映画の話。ってほどでもないけどね。

 『天使と悪魔』観てきました。『GOEMON』と正直悩んだんですけどね。
 この間日本物らしきものを観たので、今回は洋物に。
 観客は結構いましたね。この間とは段違い。ま、まぁ、この間のはもう興行が終わりの辺りだったしね。
 内容は、まあ、面白かったですね。
 好みかというと、実のところ、好みじゃないんですけどね。
 バチカン警察のへたれな金髪の刑事くんが結構ツボでした――って、どこまで脇を極める気やろか。
 主役は~~~なんか、目的のためなら、脇がどれだけ巻き込まれて新でも気にしない――って、印象を受けてしまった。(坊さんといい勝負やね。結局似たもの同士かも知れん)あそこで殺されたふたりの警官が、主役に警察の本分を説かれて煽られたばかりに殉職する羽目になるのが可哀想でした。いや、まぁ、殺される枢機卿たちとか、漁夫の利の枢機卿とか………色々とまぁねぇ。
 テロ実行者のラストは読めますな。
 で、真犯人は結構ラスト近くまで悩んだです。どっちかなぁと。ま、卑怯者で、ネタバレですね。
 あの台詞を叫んだ坊さん、結構タイプですが。これもまた、めちゃくちゃ脇や。く~~。
 あとは、なんつうか、パウロだったかなんだか、忘れたが、ほぼ主役級の司祭で、法王の侍従をやってた人。侍従って実際結構権利持ってるらしいですね。と、又聞き。ともあれ、あの人のスタイルは、よろしかったです。あの服装がね~~~~。腰(背中?)のラインとストイックさを強調するんだな。やっぱり。――最近の魚里は、アイルランド系とかラテン系に弱いような? あれ?
 取り扱ってる内容が内容だからね。ちょっと引き気味なんですけど。
 コンクラーベで信者を爆発に巻き込むかいとか。頭固いよね。組織化された上のほうってやっぱ。とか、とか。
 やっぱ、トムさんは、あまり好みの役者さんじゃないなぁ。しみじみ。


 『向日葵の咲かない夏』 by 道尾秀介
 初めての作家さんです。
 なんとなく、背表紙の紹介に惹かれて手にとってみたのですが。
 正直、当り! でした。
 アンファンテリブルな話がお好きな方には、お勧めの一作です。
 主人公は、小学校四年生の少年。
 同級生の家に届け物に行ったら、同級生は首をつってました。
 けど、学校に知らせ、警察を呼んだら、同級生の死体は消えていました。
 暫くして、同級生の生まれ変わりが彼のところにやってきて、自分は殺された。死体を見つけてほしいと頼まれました。
 ―――――――――そんな話なんですけど。
 読み応えありです。
 あれ? と思うようなところも伏線になってますしね。
 そうか。そうなのか。と。
 痛めの話ですけど。
 主人公の再生を祈らずにはいられないお話でした。
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