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ブラコンなんです 8
 いつもご来訪&拍手コメントありがとうございます♪ レスは後ほど。

 ええ〜自棄を起こしまして、「神霊狩」をようつベさんで検索したらありましたので、ラストまで見ましたvv
 ネットの回線遅いからとまるので、あまり見ないんですけどね、ようつべさんでは。
 ま、こんなもんか〜ですかね。
 結構盛り上がったのに、なんか、こういまいち感があるのは、やっぱ事件がね〜。あと、横領みたいな行動をとったあのおばちゃんがねぇ。中学生の男の子を家から追い出して自分が実験握るって、大人げないよな。うん。
 あと、中島くんのお父さんこれから大変なのにね。
 ちょこらっと、こう、不完全燃焼だな。
 ま、ハッピーエンドだからいいか。

 さてさて、ちょっと文体がわやですが、続きかけた所までお目汚し。
 待っていてくださる方がいるといいんだけどね。卑屈な魚里です。


*****






※ ※ ※ ※ ※







 広く重厚な装飾の居間のひとつで、ユーベルは窓際に佇んでいた。

 彼の前には、まるで懺悔するかのように膝まづき項垂れる母親の姿がある。

 夕暮れの赤を背負い、暗い影を宿したユーベルからは、それでも、その艶やかさがいささかも損なわれてはいない。

「よくも兄さまをあんな地下になど閉じ込めましたね」

 母親を高慢に見下ろす。

「あれがいては、お前の将来に傷がつくと思って………」

 震える声さえ厭わしい。

 母親の愛情が、既に息子に対するものから逸脱したものに変貌を遂げていることを、ユーベルは感じていた。

「許しておくれ」

 縋りつこうと伸ばされる細く白い手すら煩わしい。

「兄さまがいることで、僕の将来になど少しも傷がつくはずないでしょう」

 紫紺のまなざしが、冷たく母親を射抜く。

「むしろあなたのほうが」

「戻すわ。メルロッサをもとの部屋に戻します。だから………だから嫌わないで」

「邪魔ですね」

 断罪の一言に、母親が凍りつく。

「僕を、兄さまを育ててくれたあなた方に、これでも、僕なりに感謝していたのですよ」
 
 ひどくゆるやかに、ユーベルの口角が引き上げられてゆく。
 笑みを形作りながら、そのたたえるのは鳥肌が立つほどの冷たさである。

 メルロッサに似た褐色の瞳が大きく見開かれ、絶望が色濃く映し出された。

「大丈夫。殺しはしません。ただ、少し、僕に従順な人形になって頂きたい。それだけなのですよ」

 ああ、怖がらないで。父さまには先になっていただいていますから。

 場違いなほど艶やかな流し目にさらされて、部屋の片隅に存在感もなく佇んでいた父親が頭を下げる。

 そのまま、悲鳴を上げる暇も許さず、ユーベルは母親の額に手を当てた。

 一瞬の閃光が部屋を照らす。

 ただそれだけのこと。

 後には、仮面のような表情の母親がただユーベルを見上げていた。

「母さまを部屋へ」

「承知いたしました」

 同じく表情を削ぎ落とした父親が、抱き上げ居間を出てゆく。

「明日、午前中に王都に出立してください」

 その背中に声をかけ、ユーベルもまた、部屋を出たのだ。

 彼の向かう先は、もちろん、メルロッサのところだった。







※ ※ ※ ※ ※







 手を取り上げ、ユーベルは自分のくちびるに掌を押し当てた。

「兄さま。遅くなりました。僕です。ユーベルです。すぐにここから出して差し上げますから」

 ゆっくりと喋る。

 そのくちびるの動きは、掌を通して、メルロッサに伝わる。

 しずかに振り返り、ユーベルを見上げる褐色のまなざしが、驚きに彩られる。

 やがてひどくゆっくりと、メルロッサの音を紡ぐことのないくちびるが、彼の名をつづった。

「ユーベル?」

「はい」

 やわらかな笑みをたたえ小首をかしげてみせるユーベルの長い髪がかすかな音をたてて肩をながれる。

「さあ。元のお部屋へ戻りましょう」

 自分で立ち上がろうとするメルロッサの震える膝裏を掬いあげるようにして、ユーベルは抱き上げた。







※ ※ ※ ※ ※







 鞭のしなりが手の甲に弾けた。

 その鞭を握る白い繊細な手が、翻る。

 手の甲が裂け、血が散る。

 痛みがそこから全身に伝わる。

 止めてと、幾度叫んだだろう。

 しかし、彼のくちびるは決して、声を紡ぐことはない。

 母親からの罰が、その実彼女の癇癪のあげくの八つ当たりだと、メルロッサは気づかない。

 自分がいけないのだと。

 なにをしたのかはわからなかったが、それでも、鞭を受けるだけのことをしたのに違いない。

 手の甲だけではない。

 母親の気分次第で、実のところメルロッサのからだのあちらこちらには、鞭の跡が絶えることはなかった。

 それを思い出したのは、ユーベルの視線が手の甲に突き刺さってくるからだろう。

 とてもひさしぶりに会った弟は、信じられないほど立派な男に育っていた。

 それは、最初、誰だかわからないほどのだ。

 束ねられていない黒い髪は艶やかに長く、その豊かさを誇る。

 紫紺のまなざしは、ゾッとするほどの色艶を宿して彼を見る。

 瞬間恐怖を覚えるほどのだ。

「これは、母さまですか?」

 もちろんメルロッサに聞こえるはずもなかったが、底冷えするかのような声だった。

 違うと、首を振ることも適わない。

「ここだけでないそうですよね」

 掌にくちびるを押し当てて、ゆっくりと喋る。

 メルロッサの全身が、震えた。

 使用人に風呂をとらされた時に、背中の傷を見られたという自覚が彼にはあった。

「お可哀想に」

 私がはやく戻っていれば、こんなに酷い目には遭わせませんでしたのに。

 掌に向けられていた視線が途絶えた気配に顔を上げたその瞬間、メルロッサは抱きしめられていた。

 髪を撫でる、とてもやさしい手の感触に、ネコのように、目を細める。

 ああ。

 どんなに、だれかのぬくもりを求めただろう。

 飢渇に与えられたのは、あの黒いネズミの熱だけだったが。

 ユーベルの涙腺を、熱いものが満たし、あふれだした。


***** こんなところですかね〜じったりしてます。が、ユーベルくん、メルロッサには甘い。とにかく、タイトル通りですよね。ふむ。仮題だったけど、これ真代(?)でいいかもね。
 ここの所不快な思いで読んでらした方もいるかもしれません。
 申し訳ありません。
 どうにも趣味大爆発だったので。

 ダイゴに「爪ちょきちょき」と迫り倒して、かまれた魚里です。ううむ。芋虫のような指で失礼。
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 あまりに歯を剥くので、お仕置きしてしまいました。虐待? 動物虐待だったかもしれない。反省。
 きゃいんと、悲鳴揚げさせちゃったからなぁ。
 でも、やっぱ、ダイゴんって、ラテン系ね。一時間もしないで、忘れてる? あの切り替えのよさがうらやましい。叩く振りをしようとマズルコントロールと握ろうと、少しも怒らない。わからんな。これ。
 やっぱ、ダイゴにとって、風呂と爪切りだけが、ネックなんだろうなぁ。
 ともあれ、ダイゴには四国犬の血が流れているらしい。四国犬って、噓かホントか知りませんが、物の本によれば、日本の犬のもとだそうです。ほんと?


 んでね、この態度、魚里の虐待を受けた後のダイゴです。ちょっと不安? でも魚里の匂いが安心なのか?
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 この辺でレスです。

 trapさま

 最近ご不快な思いをされたかなと、少々不安に囚われている魚里です。
 大丈夫ですか?
 ええ、クリミナルマインドの情報ありがとうございます。
 trapさまがそこまで言われるほど痛いはなしでしたか。
 後味の悪さはかなり高そうですね。
 こんど、探してみますね。
 あ、ボトムス借りてみました。
 嵌れるといいんですけどね。
 全部の好みが同じじゃないので、さて、どうでしょう。

 それでは、今日はこの辺で。
 「千億の昼 千億の夜〜銀河英雄伝説外伝」を見ながらしつれいします。
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