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ちょっこらと
 いつもご来訪ありがとうございます。
 コメントのレスはお邪魔してさせて頂きます。ありがとうございました!

 えと~また直すかもしれませんが、『闇を見つめる瞳』一時間ほど弄って少しだけ進みました。
 あちこち手直ししてるのですが、そこは、サイトにアップする時に確認いただくと嬉しいですと、極道なことを言ってしまって申し訳ありません。
 なんだか、今回、いつにもまして文章が読みにくい気がしてしまうのですが~。
 ご愛嬌? ← こら!

 それでは、すこしでも皆様の暇つぶしになりますように。

***



 ともあれ、使いの老爺が父への使いで母屋に来たのは、若者が男に乞われるままに土蔵を訪れるようになった一月後のことだった。

 もっともそれまでの訪問は、実を言えば訪問と呼べるようなものではなかったのだ。若者は土蔵の外から、男は土蔵の二階にある彼の部屋の窓から顔をのぞかせてのことにすぎなかった。

 土蔵に暮らす、兄よりも年長の男。彼の言動に不思議なものを感じたことはついぞありはしなかった。それでも、彼が土蔵に閉じ込められているのは事実で、彼がもうひとりの兄であるということも、若者は男から聞かされて、知った。

 一度、

『どうして閉じ込められているの』

と、聞いたことがあった。

 子供だからこそ許される率直さだったろうと、若者は思い返す。

『愛しすぎるからだろう』

 しばらくの沈黙の後に、静かな声で返されたのが、それだった。

『愛しすぎる?』

 若者は小首をかしげて、ただ、繰り返した。

 わからなかったのだ。

 その、抽象的ともとれる短いことばの奥に、何が潜められていたのかを。

 それが若者の骨身に刻み込まれることになるには、禁忌を犯すかのような土蔵への訪問が家族公認のものとなった後、十年が必要だった。

 呼ばれる度に土蔵に行くことは、若者に課せられた役割となった。

『これで、おまえの居場所ができたろう。父も母も、おまえを無碍にすることはできなくなった』

 そう言って、男は若者を膝に抱き上げる。

 頭を撫でてくれた。

 はじめの一月とは異なり、若者は、男の部屋に入ることができるようになった。

 土蔵の脇の小屋に声をかけると、老爺が携えた鍵束から鍵を出す。

 それを使って、老爺が土蔵の扉を開く。

 若者が土蔵に入ったのを確認して、老爺は扉に鍵をかけるのだ。

 老爺は、扉の外で、ただ若者が男に解放されるのを待つだけでよかった。

 そう。

 男のことば通り、両親の若者に対する態度は、それまでとは異なった。

 きちんと両親が自分を見てくれる。どこにいても無視をされない。それは、幼い頃の彼にとって、この上ない至福だった。

 しかし、それまで彼が味わったことのない幸せな毎日の中でただひとつだけ彼を不安にさせたのは、男ではない兄が彼を見るまなざしだった。ひとことだった。

『可哀想に』

 たまさかに顔を合わせた時、ぽつりとつぶやかれた兄のことばは、若者の心の奥深くに沈む小さな棘のようなものになって、彼の記憶の片隅に存在しつづけたのだ。

 そうして、それは、忘れた頃に不意に顔をのぞかせて、彼を不安にさせるのだ。

 いったい何が、可哀想なのか。

 問いただしたかったが、兄は多忙で、滅多なことでは会うことはできなかった。



 兄に責任転嫁をしているだけだとは判ってはいたが、若者は考えずにはいられなかった。

 兄に問いただす機会があれば、そうして兄が率直に答えてくれていれば、おそらくは、なんとしてでも男の元から離れることを考えたに違いないのだ。

 しかし、それは、秘されつづけた。

 若者は何も知らずに、ただ、危険きわまりない男との時間を持ちつづけたのである。



 そうして。

 十年の歳月が過ぎた。



 男は博識で、若者が思いもよらぬようなことを詳しく放してきかせることもあれば、ただ彼をモデルに絵を描くだけの時もあった。なにをするでなく、ただ時間を潰すだけの時もあった。

 世界から隔離された狭い空間で過ごすひとときを、若者はいつしか心待ちにしていた。

 しかし、いつ頃からだろう。

 心の奥底から滲み出す不安を覚えるようになったのは。



*** こんなかんじでしょうか。短く終わるはずなので、もう少し集中して格時間が取れるといいんですけどね。出かける前の一時間足らずだったので、ちょっと難ありかな。
 少しでも楽しんで頂けますように。

 えと~まぁ、魚里、基本、人様の食生活に文句を付けるたちじゃないので、単なる疑問なんですが。

 えとですね、もしも、ベジタリアンが上等と言う嗜好が蔓延してしまったとして。肉食これ悪とかって全世界がなったとして、これまで飼われてきた家畜って、処分されたりしませんかね?
 いや、だって、数がすっごくたくさんいる訳で。
 牧畜業を営んでるひとたちって、生活が立ち行かなくなる訳で。そうなると、だね。少なくとも、種以外の雄の家畜って無駄飯食いってならんかねぇ。極論するとだ、雄は数頭いたら上等な訳じゃなかろうか? いや、遺伝子の問題があるか。でもって、皮革製品はどうなるんだろう? とかさ。肉食=悪なら、皮革製品やら毛皮なんか、極悪なわけだよなぁ。
 魚里にとって、ベジタリアンって、かんっぺきに動物性食物を摂取しない人物ってイメージなので、単純に、ミルクも卵もチーズも食べないだろうと思ってたりするんですけど。
 そうなると、卵なんか必要なくなるから、全殺処分?
 羊とか、肉を取らずに殺さずに毛皮を取れる生き物だけがかろうじて処分を免れるとかってなるんかなぁ?
 経済面にも大打撃だよな。
 羽毛を使う用品はどうなんだろう? 前に見た映像で頭に残ってるのは、毛をむしられた鳥が山積みになってる牧場の裏庭ってのがあったんだけど。あれは、食用だったのか?
 ケーキやらクッキーやらは全滅か。
 パンとかも駄目だよなぁ。
 卵とミルクとバターを使わないパンだけが残るのね。
 ううむ。
 なんか食生活が殺伐としそうだなぁ。
 人間の腸がなが~くなるのね。
 きっと、体型やら人格やらにも影響が。
 小説がひとつ書けそうだなと思ったんですが、人格形成で引っかかっちゃいまして、無理っぽいな。


 気分を変えて。
 えと~なぜか最近『悟空の大冒険』のオープニングテーマが頭の中を占領しております。
 知ってる?
 確か、手塚アニメなんですが。
 ♪いたずらすっきすっきすっき~てれびもすっきすっき! って歌なんですけどね~。いや、調子がいいから、延々とぐるぐる回るんだわこれが。
 ま、本音はアニメ自体は好きじゃなかったんですけど。妹が好きでね~よく見てたんですよ。あ、もちろん! 再放送でしたけどね~vv 拘るな、魚里。
 魚里は昔からギャグが多いアニメより、シリアス系のほうが好きってタイプでしたので、駄目だったんですよね。うん。
 なんか、ギャグって、身につまされるようなネタが多いからvv
 その点、アニメのシリアスって第三者視点で見れるようなのが多い。← いや、極論ですけどね~。判ってます。多分そう言う理由なんじゃないかなぁ。もしくは、単に、絵柄の問題というのもありそうですけどね。
 きれいな絵が好きです。はい。

 今日は~祖母の用事で出かけて、ついでなのでペットショップを覗いてきました。
 お昼は、韓国料理。って言っても、ビビンバと初のトッポギなんですけどね~。いや、美味しかったです。レーメンは、前に食べて甘いと思っちゃったので、今回はパスでした。量が判らなくって、プルコギ? お好み焼き韓国風を頼んだらお残しになったのでテイクアウトさせてもらいました。いや、量が多かったのよ。はい。でも、美味しかったなぁ。

 テンポ改装してからはじめて言ったペットショップ。って、十とうん年以上行ってないかな? 本音は近寄るの避けてるんですけどね~。犬欲しいから。いや、きれいになってましたが。犬見に行って、一目惚れしたのは~ロシアンブルーの男の子。ああ、どうしても猫に比重が傾いてる魚里です。ボクサーとかハスキーとかコーギーはいましたが、探しているコはなかなか出会えません。いつになったら、一目惚れできるかな?
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