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2024/02
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突発SS。
 拍手ありがとうございます。嬉しいです♪ レスは後ほど。

 唐突に思いついたSSですが。唐突に思いついたせいで、内容は今一です。久しぶりの高x金のつもりなんですが…………xx そんなわけで、とりあえずこちらに一旦アップです。一応原稿用紙12枚程度。三人称と一人称の混在文になってしまいましたxx
 少しでも楽しんでくださればいいのですが。

*********
「あれ?」

 ふと気がつくとまったく知らない場所にいた。

 いや、まぬけな台詞だけど、マジだったりする。

 まえにテレビで見たブラックオパールのような空は、よくよく見れば、葉の茂りでさ。

 どうやら、オレはどこぞの森か林か山か、そんなところにいるらしい。

 有名な自殺の名所じゃなければ、ま、いいか。

 そのうちどっかに辿り着くだろう。

 いたって暢気に構えてしまった。

 う~ん。どうやらそれは、ここが現実味に乏しい場所だからかもしれない。

 夢かもしれない――――。

 それがオレの本音だったりするわけだ。

 えと、オレの名前は―――――――と、考えてちょっと焦った。

 思い出せないんだもんよ。

 いくら夢でも自分の名前を思い出せないってことがあるか?

 首をひねる。

 でも、ま、いっか。

 オレってば、どうやらとことん楽天家らしい。

 あまり人が踏み分けた気配のないところなのに、すいすいと歩く。

 う~ん。

 石とか木の根とか邪魔になるのがないんだよな。

 地面も平坦。

 まるで現実を知らない子どもが画用紙に描いた絵みたいな感じ。

 下生え自体根っこがあるのかないのか、邪魔にはならない。

 蛇もいなけりゃ虫とかの気配もない。

 そういや、鳥とか小動物の姿もないような………。

 楽に歩けるのはいいんだけどさ。

 獣に出くわさないのも助かるんだけどさ。

 そんなことを考えながら、結構歩いたと思う。

 いきなり視界から木々が消えた。

 と思うと、そこは一面の緑の野原だった。

「うわあ」

 こんなとこで昼寝したら気持ちよさそう。

 そよ風に吹かれて、緑の草がさざめいてる。さざめく葉は太陽を反射して、きらきらと輝く。

 けど、この草原も、なんだか変だった。

 しゃがんですかしてみたけど、デコボコがないんだよな。

 ほら、犬とかの排泄物がある所は、ない所より草が成長してたりするじゃん。それがない。

 まるで誰かに管理でもされてるかのように、ぜ~んぶ同じ背丈なんだ。

「放牧地か?」

 いや、それだと放されてるモノがいないのがおかしい。

「草刈場?」

 そういうのがあるかどうかは知らないが。だとしても、デコボコはある気がする。

 それになにより、一種類しか草がないみたいにも見えるんだ。

 それに、やっぱり、羽虫とかが飛んでいない。

 管理されつくされた実験場なんだろうか? 気持ちがいい場所なのに、なんだか無機質だ。

「ちょ~っと薄ら寒いかな」

 シャツの上から腕をさすった。

 その時だ。

 馬の蹄が地面を蹴るような音が聞こえてきた。

 音のほうを見れば、小さな点が段々大きくなってきた。

 ゴマが豆に、豆がトマトに、トマトがメロンに…………そうして、見る間に、目の前に五騎の人馬が立っていた。

「遅くなって申し訳ありません」

 馬から下りた西洋の騎士めいた服装をした男が、オレの前に、膝まづく。

 なんだかどっかで見たような気がする顔ぶれだ。

「王がお待ちでございます」

 オレの頭の中は疑問符でいっぱいだ。

 え~と。

 これは。

 この状況は。

 もしかして。

 なんだろう。

 変なデ・ジャ・ヴュめいたものが湧いてくる。

「そうだ!」

 オレは手を打った。

「異世界召喚っ!」

 そう。

 そうだ。

 ライトノベルとかファンタジーとかでお約束のあれだ。

 とすると、オレは、勇者………だろうか。

 オレが剣を手に、魔物と戦うのか?

 オレが?

 ひょろりと力こぶも情けない腕を見た。

 魔法が仕える?

 手を振ってみる。

 指を擦り合わせてみる。

 何も起きない。

「何をなさっておいででしょう」

 おそるおそるといったように、騎士がオレに話しかけてきた。

 バツが悪くなって、

「あ、なんでもない」

 笑ってごまかす。

「それでは、どうぞ、私の馬に」

 迫力のある馬にどうにか乗ったオレの後ろに、騎士がひらりと飛び乗った。



 それから何が起きたかというとだな。

 お約束といえばお約束。

 でっかい城に連れてかれたオレは、謁見の間かどこかで、王を待ってるのだった。

 たしか王がおまちです――って言わなかったか?

 まぁいいけどな。

 オレを連れてきた五人の騎士以外はだれもいない。

 閑散とした城だ。

 そう。

 城に来るまでも、ほかにひとの気配なんかなかった。

 これ、ほんとに、国なんだろうか。

 不安だった。

 うん。

 薄ら寒い。

 やがて、五人が膝まづいたので、オレは人が入ってきたのに気づいた。

 三段くらい高くなってる玉座に人が座っている。

 天井のステンドグラスから色とりどりに染まった光が降り注ぐ。

 黒い衣装を身にまとった黒い髪の男がオレを見ている。

 その薄い色のまなざしに見つめられた瞬間、オレはからだが傾いでゆくような気がしたんだ。

 そう。

 その色の薄いまなざしにオレは捕らわれてゆくような錯覚を覚えていたんだ。

「さあおいで」

 落ち着いた深い声がオレを呼ぶ。

 けれど、オレは動けなかった。

 少しでも動けば、この場に倒れてしまいそうだった。

 黒い衣装の袖から、白い手がオレに差し伸べられている。

「私の魔王よ」

 魔王?

 オレが?

 王の声が、頭の中で高く低く鳴り響く。

 オレがその場から動かないのに焦れたのか、王が玉座から立ち上がり、オレの目の前にやってきた。

 王はオレを抱きしめた。

 そうして。

「ようやく捕まえた」

 オレの耳元で言って、クツクツと笑ったのだ。







「先生っ」

 電気ショックで患者のからだが大きく跳ねる。

 繰り返し鳴り続ける電子音は次第に忙しなさを増していた。







 そのひとは、しずかに目覚めた。

 薄暗い室内は、ここから出ることができない彼のために居心地好くしつらえられている。

 成人することは難しいだろうと生まれたときに医者に言われた彼は、それでも生と死の間を行きつ戻りつしながら、二十歳を越えた。

 からだを起こして、ふっと微笑む。

 それだけで、青ざめた白皙に色艶がやどった。

 時計の針がそろそろ午後五時を指そうとしていたからだ。

 もうすぐ彼がやってくる。

 誰もいない自室に、彼の独り語散る声が流れて消えた。

「幸せな夢を見ていたような気がします」

 ベッドの上に起き上がりさらりと前髪が目にかかったのを邪魔そうにかきあげる。

 そう。

 それは、幸せな見果てぬ夢。

 愛してやまない三つ年下の幼馴染の夢だった。

「愛しくて憎い、魔王のような君をやっと僕だけのものにすることができた…………」

 色の薄いまなざしが、夢を反芻して眇められる。

 無邪気で明るい幼馴染に、どれだけ救われ、あこがれたことだろう。

 彼のように丈夫になりたいとの思いはいつしか、彼への思慕に変化した。

 それでも。

 同性という事実を差し引いても、自分が彼には相応しくないことはわかっていた。

「ですから。夢の中で君を僕のものにするのくらい、許してくださいね」

 毎日一度は自分のところに顔を見せる幼馴染に、そっと謝罪する。



 彼は知らない。

 彼の焦がれる幼馴染がほんの少し前、事故にあったことを。

 幼馴染の命が風前の灯であるということを彼が知るのは、今しばらくしてからのことである。



17:49 2009 09 29
19:50 2009 09 29
********* ということですが。微妙な死にネタで申し訳ありません。うん。ちょっとよそさまで異次元召喚物を読んでいて思いついたといいますか。あ、まねっこはしておりません! 異次元召喚物で、実は異次元というのが幼馴染の夢の中で、もう一人は信者ってルカ死にかけてるというパターンはどうだろうとふと頭に沸いただけです。 ← 腐ってますxx 微妙に高階良子さんテイストといいますか。似たような話が初期の作品にあるんですが。えとですね、プリンセスコミックスの『パンドラの秘密』って中の一編が、微妙に似てるような気がしないでもないんですが~~~~。う~ん。タイトル忘れてますが。


 昨日からの絶不調を引きずり、食欲がなかった魚里です。いくらなんでも昼一食ってやばいでしょう。
 ま、まぁ、きっと、雨模様だったからだと。
 そんなわけですから、思いついた話は暗めです。しかたないかな。

 以下レスです。

 trapさま、こんばんは~♪

 虱マフ………死骸から剥いでますが。痒いですxx 失礼しました。

 ご心配おかけしました。申し訳ありません。ご覧の通りまだ少々引きずっておりますが、そのうち立ち直れると思いますので暫く、生暖かく見守っていただけるとありがたいです。
 蕁麻疹ですか。それは、trapさまも大変ですねっ! ストレスは、怖いです。くれぐれもご自愛くださいませ。全身が痒いのは、拷問とも思えますからね。辛いです。お大事になさってくださいね。

 推理ゲームは詰まってしまうので、向いてないようです。むかしむかしのファミミコんのゲームでもここ怪しいと思ってクリックしても進まないパターンに陥ってしまうのでした。所詮、感性のみの女ですからxx 難しいですよね~。ロジックって。

 あれだけあらかさまに仮面が出たら、怪しむしかないのではないかと。高遠くんの変装能力って高そうなんだけど、不精してる時が多すぎですよね。どう考えても怪しいだろうという風情で堂々と出てくるんですから。バレバレ………。ファンとしたら胃が痛くなります。あのゲームはストーリーはまだわからないので、犯人かどうかも謎ですが、彼が高遠くんなのは間違いないような。いや、それ自体がトリックってこともありえますが、情報が少ないですからね。
 所詮、推理物の悪役(?)に嵌った人間は、寂しい思いをするのはわかりきってることですが。諦めきれないxx ファンですからね。

 メガネさんは、若作りでしたvv 30未満で加齢臭は………まだないと思いたいですがvv ま、まぁ男のひと独特の匂いというのは否めませんかも。
 そういえば、男のひとって、他人の加齢臭気になるのかな? 加齢臭――って騒いでるのって、女性だけな気がするんですが、そうでもないのかな? 誰しも年齢を重ねると仕方ないことなんですけどね。
 奥さんに言われると、奥さんにしてみたら軽口のつもりでも、旦那さんにはショックですよね。特に、10離れてると、少しは年齢差を気にしてますか。オシャレですもんね。いや、スタイリストかな?

 今ちょっと、オジサンの着物姿ってどうだろうと、妄想中です。似合いそうなんですが、文字じゃ和服の男の色気って書くの難しいです。どのパターンで着るのかも、ちょっと謎なんです。ご両親にご挨拶で着物――――って、畏まりすぎで浮きまくりでしょうし。浴衣の季節は過ぎてますし。正月でしょうか、やっぱり。初詣に誘いに来るのですねきっと。

 お家になんども行ってはいるのですが、やはりお家に入っちゃうのとでは違いますよね。
 旦那さまの本性がマイホームパパだとは、おそらく誰も予断しなかったのではないかと。
 マイホームパパ。昇紘さんには似合わないことこの上ないですね。
 マイホームパパとなっても、オジサンはおじさんですけどね。

 あーちゃんの将来はもうレールが引かれてると思われます。お勉強が大変ですよね。外国語は必須だし。オジサン、スパルタっぽいです。留学は決定事項ですね。冬休みとか夏休みとか春休み、なんのかんので外国に出かけてそうです。別荘有りそうだし。しーちゃんも行くんですね、きっと。でもって、基本忙しい両親に代わってイクちゃんとオジサンが親代わりなので、あーちゃんの補佐をするんだとかってきめてそう。芸能界入りは、ないかな。ず~っと一緒っぽいですね。でも、この二人に恋愛感情はナッシングでvv


 それではこの辺で。
 どうぞ、ご自愛くださいませ。
 魚里も、がんばります。ありがとうございました♪
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