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2017/02
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 いつもご来訪ありがとうございます。

 なんとなく最近癖になってる「特捜最前線」Best Selectionを二枚みておりました。
 やっぱり、放送一話目は見てるべきか〜? と、思ったりしたのが原因だったのですが。ただ、おそらく、西田敏行さんが出てるらしい気配あるのでヤだったんですけどね。うん。
 やっぱ、出てました。
 結構露出高い。
 この人出ると途端人情もの路線一直線っぽくなるのでヤなんですけどね。それしかできんのかorz
 まぁ、それ言っちゃうと桜木健一さんもなぁと言えなくもないんだが。やっぱり外見の好き嫌いは影響するね。

 ともあれ、第一話からおそらくはですが、五十話前後くらいまで? は、オープニングのナレーションが違う。
 記憶ないのに懐かしいのはいつかどこかで耳にしたことがあったんだろうなぁ。

 引用しちゃいますね。

「大空翔ける男がいた。
 大地を走る男がいた。
 命を捨てて男がいた。
 夜明けに叫ぶ男がいた。
 謎を切り裂く男がいた。
 闇を撃ち抜く男がいた。
 風が光れば手錠が唸る。
 大東京に朝が来る。
 我ら特捜最前線」

 なんだかノリがいいですよね〜。
 初期のあたりは”大東京”なんだなぁ。
 んでもって、”我ら”特捜最前線なんだ。

 大空翔けるって〜と思ってたら、特捜ヘリというのが出てきまして、桜井刑事がパイロットで活躍してる。ううむ。この間知ったんだけど自衛隊のヘリってトイレないんだそうで。これもないよねぇ。きっと。いや、どうしてもしたい時はそれ用の容器があって、係りの人が持ち出して処分だそうですが………。基本乗る前に水分は摂らないらしい。自衛隊ではジップロックが結構大活躍みたいね。何の用かは推して知るべしvv

 んで、この辺は特捜班は婦警さん除いて全部で六人。フレッシュマンな津上刑事〜とか。あと、婦警さんが違う。高杉婦警じゃない。高杉というと、西田敏行さんの役名が高杉刑事だった。ううむ。

 とりあえず、この時は、まだ、紅林さんも橘さんももちろん叶さんもいないんですね〜。紅林さんと橘さんはどの段階で参加したのだろうか? 謎だ。
 紅林さん演じてる方は、初期は家族心中を決意したおもちゃ工場主として出てきてたりした。
 神代さんは、あだ名が「カミソリ」だそうで………ううむ。ほぼ話の中には出てこないあだ名な気がするんだが。

 高杉刑事の鈍さにイラっときたのが、105話目の「さようなら、高杉刑事!」だった。周囲の面々がこの話のヒロインが高杉刑事に惚れたなぁと感づいてるのに本人だけが気づいてないのがどうも〜イラっとね。朴訥通り越しとるがなorz

 42話目の「Gメン・波止場に消ゆ!」では、桜井さんと高杉さん二人組で動くんだけど〜基本的に、高杉さんの露出が高い。ううむ。まぁ、桜井さんはニヒルでクール系だから、あまりこうバタバタしないって役所だから仕方ないんだろうけど〜。
 好き嫌いが出る俳優さんがいると結構ストレスがxx

 んでもって、佐々木剛さんって俳優さん。ウルトラマンタロウ? とか思ってたら、仮面ライダー2号? 一文字隼人だったのね………。っつうことは、微妙に初代ライダー(もちろん、藤岡さん)と共演してたのかぁ。でもこの「惜別・指のない焼死体!」って、基本的に津上刑事と絡むんだけどね。神代さんの娘さんの恋人役だったね。

 津上刑事は13話の「愛・弾丸・哀」(珍しくエクスクラメーションが付いてないやと思ってたら、1話目も付いてなかった)で、結構狂乱してるというか、パニックになってグテングテンだった。見ながらツッコミが入るくらい新人感が強い役をしてたねぇ。桜井さん? が、助けるために銀行強盗を撃ち殺しちゃったの見てパニックで責める責める。人殺し! って。おい! ってなもんですが。自分の妹を助けるために犯人撃ち殺してますがな………。おお〜い、津上刑事。見てるこちらも少々パニックでした。いえ、お約束な行動と発言に、ちょっと恥ずかしくてねぇ。そういうパニックでしたけど。

 桜木さんメインの153話目「上野発”幻”駅行!」が見たかったのですけどね〜。惚れっぽいらしいのだけど、真剣に惚れた相手がわるかったのね。結婚詐欺に騙された過去を持つちょっとアンニュイな不良女性。うん。不良というかなんというか。身持ちがわるいというべきか。結局振られるんだけど。目の前から黙って姿を消されるのは、辛いよなぁ………。

 そんなこんなで、ちょっとイマイチだった今回でした。
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あまりにも貴重な
 いつもご来訪&拍手コメントありがとうございます。レスは後ほど。

 やっとこずっとこ、「あまりにも貴重な」の続きを。って、何にも起きてませんけどね。これはゆっくり行きますよ。うん。しかたないもん。

***** 以下。






「少々手狭になりますが、後しばらくのご辛抱を」

 ビュートに手を振り応え、

「怪我人にこちらを譲る」

 御者台側に背を向ける位置にドミニクが移動する。

「お前の膝を枕に、転がらぬよう見ていろ」

「委細承知いたしました」

 鼻をつく異臭が馬車内にこもる。

「大丈夫でございますか?」

「構わぬさ」

 肩を竦めるドミニクからは先ほどの体調の悪さが形を潜めたように見受けられる。受け答えも、しっかりしているように感じられる。しかし、まだその紫紺の瞳は、茫洋と焦点を結ばない。

「風呂と医者、それに、寝床が必要か」

 ぼんやりと確認するように呟くドミニクを、ビュートは見つめていた。







 グランビル公爵家のタウンハウスは、家格を鑑みれば質素と思われるような白壁の建前である。ドミニク・アシュレイが公爵を継承する寸前に前公爵が祝いだとばかりに新しく建て直した左右に幅のある両翼造りの二階建ての建物がそれである。王宮から離れた場所に建つのは、初代公爵が変わり者であったためである。ここ最近台頭してきている新興の男爵家さえもが王宮に近い位置取りに陣取っていた。しかし、その敷地面積を見れば、タウンハウスと呼ぶには不釣り合いなほど広大だった。流行りの東洋趣味を取り入れたらしい川には中洲まで設けられ、橋や飛び石、果ては小舟で水遊びとしゃれ込むことまで可能だった。あまつさえそこに建つ東屋は古代の神殿をミニチュアにしたものさえも据えられている。もちろんのこと、富裕層の象徴である噴水も数機設けられている。

 馬車は門番が開けた錬鉄の黒い門扉をくぐり抜ける。門扉から一歩中に入れば、そこには一見公園のようにも見える敷地が広がっている。土がむき出しの道を道なりに馬車を数分駆る。道の頭上を夜空よりも黒々と覆うかのように繁る人工林の木立の隙間を夜行性の生き物の目が金や緑に光っては消えてゆく。

 見慣れた景色が、マナハウスの敷地を模したものであることは明白だった。

 馬車寄せ前の噴水を回り込み、琥珀色のガス灯の下に馬車は停車する。

 馬たちの足踏みが数回繰り返され、御者のなだめる声が聞こえる。

 その間に館の扉が家令(スチュワード)の指示によって開かれた。扉の内側は広いホールであり、奥には両翼二階へとつながる主階段が二箇所ある。主人の邪魔にならないようそこを避けるようにして男女の使用人がずらりと立ち並び、主人を待ちわびる。

「足元にお気をつけください」

 石段を登るドミニクに付き従うビュートが注意を促す間にも、主人のために段差を控えめにした石段を主従は登りきる。

「おかえりなさいませ」

 かけられる声はきれいに揃う。その間を家令にシルクハットを渡しながら進むドミニクは、何事かを思い出したように立ち止まった。

「ビュート」

「はい。閣下」

「あれは?」

 物憂げな眼差しが、銀髪の執事(バトラー)の肩のあたりを彷徨う。そこには、汚れたひとの形をしたのものが担がれたままである。

「こちらに」

 肩から腕に移動させながら、ビュートが応える。

「いかがいたしましょう」

 そう答えるビュートに、

「そちらは?」

「ローレンスどの。これは、帰途閣下がお助けになられた者でございます」

「怪我がひどいようですね」

 中年の家令が落ち着いたようすで、執事の腕の中意識のない若者を確認する。

「客間に風呂と、医者を。部屋は客間を使え。バスルームの風呂は僕が使う」

 命じる声に、

「御意のとおり」

 家令と執事とが腰を折る。

 手を二度打ち鳴らす家令に、使用人たちが持ち場へと戻ってゆく。その中の数名に、家令が指示を伝える。客間の準備と風呂の用意、久しく使われていないバスタブの準備の指示だった。そこには、下層階級だろう拾われた若者に客間をあてがうことに対する疑問など微塵も見受けられはしない。

「お医者さまには、私が電話をいたしましょう。叩き起こすことになりましょうが、文句も申されませんでしょう。しかし、足が必要ですね」

 誰を使いにやりましょうか。

「でしたら、今宵の御者にもう一働き願いましょう」

 ローレンスに、ビュートが提案する。

「その前に、客人を寝室へ」

 バスタブを運ぶ使用人のひとりに、ローレンスが声をかけた。

 そんな使用人たちのやり取りを尻目に、ドミニクは、ゆっくりと階段を上っていった。







***** こんな感じでしょうか。いろいろ調べてたら時間かかっちゃって。特に未だわかりかねるスチュワードとバトラーvv シュチュワード>バトラー らしいですけどね。財産管理人と、主人のプライベートな家庭内の事務役。家令のほうは基本、代々お家に仕えてる。執事は、要は私設秘書みたいなもんかな? あとは、お風呂事情にトイレ事情vv いろいろ説あるけど、とりあえずイリギス舞台じゃないので。似非ですから。あくまでも! 主張です。

 今日のダイゴ。
 前も書いたような記憶ありますが。首輪を外しました。うん。で、前は、首輪をつけられるの好きだったんですけど、今回嫌がるようになりまして。首はストレスフリーになってるダイゴです。けど、ドライブにはリードもつけないとダメなので首輪必須ですからね。
 で、そういう時は、なぜかわかるらしく、首輪つけようとしても、嫌がらない! わからんねぇ。ダイゴって!

 この辺でレスです。

trapさま
 こんばんは〜♪
 ありがとうございます。ええ、喉ちょっとまだ重いかな? って感じですが、普通にしゃべれてますvv 歌えるもんだなぁって正直なところですね〜。
 いいですね〜グラナダ版「ホームズ」! ブレッド氏はほんっと当たり役だったよね。
 ハドソン夫人のお部屋………ううむ。謎ですね! 個人的にはワンコホームズの221Bなイメージがあるようなないような。って、ハドソンさんのお部屋の絵ありましたっけ? こちらもあやふやだなぁそういえば。イギリスにあるホームズミュージアムじゃ、ホームズの部屋を出てすぐの階段を上ったところにトイレがあったような記憶があったようななかったような? あれは、街中に汚物が落ちる仕組みだろうか? ううむ。そういえばお風呂の記憶がないけど、シャワー派だったのかなぁ? って、シャワーも記憶にないなぁ。あれ?
 Victorianなお風呂事情、調べてみたんですけどね。
 貴族だとかお金持ちだと地下室の使用人部屋の近辺にボイラーっぽい装置があるらしい。けど、普及はしなかったとか。やっぱり人力のほうがお金が安上がりらしくてね。レンジで湯を沸かす装置だそうですが。このレンジって何? って感じです。ともあれ、地下からタライに湯を入れて何往復も階段をするらしいですね。焚き火なのか、石炭なのか? おそらく煤煙とかあったし、石炭で湯沸かしなんでしょうねぇ。シャワーはあったらしいですが。だとするとやっぱり給湯システムの原始的なのはあったんだろうなぁと。でもって、トイレは上下水道完備だったらしいので、都市部だと水洗ありなのかなぁ? 人によってまちまちなのですけど、やっぱり容器に入れて庭に捨てるんだろうとは思うんですが。
 個人的にハイヒール、マント、シルクハットの始まりは汚物よけって聞いてちょっとテンションしぼんだりしたんですが。ハイヒールって、あれ履いてても、スカートが長いから裾がなぁ………と思うんですが、その辺はどうなんでしょうねぇ。そういえば、Victorianって、男の人もかかとある靴だったような記憶が?
 それでは、今日はこの辺で。
 おやすみなさい!
歌えるもんだな
 いつもご来訪&拍手ありがとうございます。

 今日は休日入れてたので、ストレス解消にヒトカラ行ってきたんです。
 一人で6時間。
 計51曲。
 結構歌えるもんですね。
 帰ってから、声がかすれてきたというか、喉が重い。ううむ。
 個人的には、裏声が出たんじゃないかな〜と思うんだけど、ヒトカラだからその辺はわからん。

 裏声って、よくわからんですよね〜。

 「この空を飛べたら」と「恋人よ」は、お二方とも歌い方がシャンソン歌手やジャズの歌手っぽくって、主旋律から微妙にテンポをずらしてたり(こういう表現でいいのかな?)する歌い方が多くて、そちらばかり聴いてたせいもあって(決して自分が悪いとは言わないvv)ズレるズレる。というか、テンポがちと不明だったりする。ううむ。テンポが謎だ。

 初めて、中森明菜さんを歌いました。「少女A」と「ストップモーション」? です。思い出せたのがその二曲だったのだ。

 で、歌ってみたいと思ってた「林檎殺人事件」をまるっと忘れてた。

 不思議に必死こいて頑張ったのがカラフィナの「光の旋律」だったなぁ。これ、なんか知らんが、アニメの主題歌らしいんだよね。アニメのPVが流れるんだ。「パンツァー&ガールズ」だろうか?


 そんで、6時間ぶりに家に帰って、今日は一人でお留守番ワンコだったダイゴにご褒美とばかりに唐揚げをあげたら、喜んで出迎えたくせに拗ねて食べない。
 大きいから? と思って割ったのに食べない。
「いらんのね?」
「いらんのだったらカラス君にあげるよ」
と、庭に捨てたら、目を離した隙に咥えて戻ってきた。
 うん。
 庭で食べないんだよ。びっくり。
 わざわざ咥えて居間に持ってきて、これ見よがしに食べた。
 残ってるもう一切れも同じく。

 ………。

 お行儀がいいのか?
 悪いのか?
 謎すぎるダイゴだったりする。


 そんでも一つ。

 昨日は、とりあえず母の誕生日の前倒しとばかりに食べに行ってたんですけどね。
 さすがにたくさん食べたので、体重計が怖すぎて乗らなかったんですが。
 今日カラオケから帰ってお昼食べてから体重計乗ったら、百グラムしかふえてなかった。あれ? これは〜カラオケでかなりカロリーを消費したって考えていいのかな? カラオケでは飲み物しか飲んでなかったからなぁ。
名前
 いつもご来訪&拍手ありがとうございます。

 ネーミングセンス皆無なうお里です。
 特に、男性の名前って、思いつきません。BL書いてるのにね〜。んで、最近ファンタジー書いてるので、どうしても欧米系の名前に頭を悩ますんですが。って、別に日本部隊………舞台のファンタジーでも悩みまくりですけどね。中華だともっとだけど。
 んで、まぁ、ハンガリー語辞典とかから拝借しております。
 うん。
 ビラーク・キラーリャ公爵って、かなりひどいネーミングです。我ながら。

 や〜まぁ、昔書いてたノーマル系恋愛もののヒーローを都斎彦ってして、”つゆひこ”にしたらば、笑われましたしね。変ですか? そんなに? 未だ少々釈然とできないんですが。せめて”とよひこ”読みにしたほうがましだったのだろうか?
 個人的に、男性名って”彦”つけるの好きだったりします。まぁ、あとは、彦関係なく三文字の漢字とか好きだけどね。
 それくらいネーミングセンスないんで。

 特に、耽美系のネーミングセンスはゼロに近いのでいつも悩むんですが。

 ロシア系の名前とかも結構好きで付けたかったりするんですが。
 一番に頭に浮かぶのが、ドミトリーとかアレクセイとかレオニードなんですが。
 ドミトリーとなると、英語のドミ………寮が浮かんじゃうし。
 レオニードは、ユスーポフ公爵のイメージ強すぎて使えないし。
 で、残る、アレクセイ………問題はこれ。昔結構好きで読んでた原田康子さんの短編にアレクセイくんが登場するんですけど、あだ名がひどすぎてねぇ。これが頭に刻み込まれてどうにも使えない。せめても〜と思うのが愛称のアリョーシャかなぁ?
 ひどいあだ名………WC! ひどいでしょ。なんで? って、「あれ、臭え!」なんだそうですorz
 これがねぇ、どうしても拭えないので、使えない。

 そういう名前ってないです?

 あと使えないのが、”むつき”くんorちゃん。音の響きがどうしても森鴎外の「舞姫」のイメージに重なってしまうため。うん。いや〜些細なんですが、むつき=オムツのイメージ強すぎて。むつき=1月でいいんだけどねぇ。どうにもこうにもorz


 つよしくんとか、ゆうたくんとか、近所にいたりしたら使えないし。
 おさななじみにわたるくんとかいたら使いづらいし。

 そうやって候補から外してくと………使える名前ってなくなるんですよねぇ。
 で、基本、あまり縁のない外国語から拝借する羽目になる。
 うお里はそうなんですけどね。

 話は変わって。
 原田康子さん、円治文子さん、服部まゆみさんって、作品の雰囲気がなんだか似てる気がするんですが。皆川博子さんは少々違うんだけどねぇ。
 「サビタの記憶」「菊慈童」「この闇と光」だったかな? 順番に上の作家さんの作品ですが。
 時代が近いのだろうかね? この作家さんたち。もっとも、服部まゆみさんは比較的最近の方かな? すでにお亡くなりだそうですが。知らなかったxx

 昔、女性作家さんの作品しか読めなかった時代がありましてね、結構読みふけったものですが。

 宮尾登美子さんのは「一弦の琴」だけかなぁ。結構読むのきつかった。いや、栗本薫さんの「弦の聖域」と間違って借りたんだよねぇ。この辺りの時期は、まだ男女どちらも読めてましたが。赤江瀑さんとかも読みまくった記憶がある。

 大原まり子さんとか、うん。読んだよねぇ。郵便配達シリーズとか。ちゃうか? イルとクラムジーシリーズだったか?

 ひところ乱読気味でいろいろ読みふけったせいか? 逆に今の作風が読めないかんじですかねぇ。そのせいなのかどうなのか? 今は漫画ばっかり読んでますが。

 個人的に、菊地秀行さんは今も読めるけど、夢枕獏さんは今となっては読めない。
 なんか、う〜ん。
 エログロで女性をいじめても、菊地さんはどこか女性に対する夢みたいのがある気がするんだけど、夢枕さんは冷めてる気がしてね。うん。
 平井和正さんは〜女性が強い。とにかくvv いや、「地球樹の女神」の印象が強いせいなんですけどね〜。それだけvv
 いつもご来訪&拍手ありがとうございます♪

 「春を夢見て〜鈴が鳴る」一応手直ししたんですが、またあれ? って所を発見。やっぱり休みの日にじっくり修正したほうがよかったなぁ。また今度〜だ。
 んでもって、某所では一応修正したほうをあげてるんですが、珍しく感想をいただいてワクワク開いたら、え〜と。
 何が行われてるかわからないけど雰囲気が好きです。
 ………これ、褒められてると思っていいのかなぁ。
 すっごく複雑なんですが。
 まぁ、三部作? の、ラストというか書く気がなかった公爵様視点なのでほとんど番外編ノリなんですけどね。結局「鈴が鳴る」「頻闇に惑う」と読んでこれを読まないと確かに分かりづらいんですけど………。
 数十年スパンの話を原稿用紙20枚以下にまとめてるっていうのもあるんだけどね。
 個人的に、妙に雰囲気重視な短編を書きたい時に書いちゃうとこういうものができちゃうんですが。
 短編を書くと大抵が雰囲気重視と言い換えたほうがいいかな?
 まぁ、好きですと言ってくれたので、褒められたと思っておこうvv
春を夢見て〜鈴が鳴る〜
 いつもご来訪&拍手コメントありがとうございます♪

 とりあえず、全く色気のない話を一本。
 ビラーク・キラーリャ公爵独白です。

 えとえと、お風呂はいってたら大きな矛盾に気づいた。ううむ。まぁ修正点です。運命の絶対性ですかね。あそこ。ハルと光に関しては浮動になってるわ。わははxx 笑い事じゃないけどね。
*********** 以下。







 ぼんやりと暗闇を眺めていた。

 射し込む月の光は細やかなものでしかなく、その者を映し出すには不足していた。淡いと表現するにも頼りない光のなかに朧に浮かぶその姿は輪郭さえもが今にも闇に溶け消えそうに見える。そのあまりに儚い姿を私は寸毫も違えることなく、その者のすべてを、思い描くことができる。

 そこに佇む、痩せた影。

 常に私から逸らされつづけた褐色の瞳。そこに込められた、薄ぼんやりとした感情。

 いつであっただろうか。

 視線を感じるようになったのは。

 ここに捕らえられ、どれほどの時が過ぎたのか。

 数えることを放棄した時流のいつ頃から、あの戸惑い混じりのあわあわとした視線が戻ってきたと感じるようになったのか。

 心を定め放置したあの時、もう二度とこれに触れることはないのだと、この安息を手放すのだと背(そびら)を向けたあの時の私の心を、視線の主は知ることはないだろう。

 淡い輪郭を辿るために目を閉じ、息を整えて、ようやく捉えたその視線の先に、違うことなく、あの褐色の瞳を見出した。

 生気をわずかも感じさせないその全身が、この獄(ひとや)の壁を透かしていた。

 −−−ああ。

 死んだのか。

 確信した途端、その姿がまざまざと見える。

 幾分か猫背気味に、身の置き所がないとばかりの風情で佇む若者の青ざめた顔。

 今にも周りの空気に溶け消えてしまいそうな、私が選び与えた薄物をまとった姿で、そこにいる。

 もう少し近くに来るならば、抱きしめるだろう。

 しかし、その者は、一歩も動こうとはしない。

 ただ、儚いばかりの眼差しを、私から少しばかり逸らすようにして向けてくる。いつの頃からか私に向けられるようになった視線を辿ればそこに、いつも慌てて顔を背けたようすの若者がいた。



 −−−お前でもかまわなかったのだ。



 そう。

 この国の正当な王となるのは、お前でも良かったのだ。

 お前が王となる未来にも、あの女王の行く先に見えるのと変わらぬものが拓けていたのだから。

 その幸福を、栄光を、私がこの手で、断ち切ったのだ。



 −−−なんと哀れな。



 哀れな、我が愛人。

 今宵もまた、そこに佇みただ私の死を待つのだろう。

 口角が持ち上がる。



 おそらくは。

 −−−さまで待たせることはない。



 いずれ。

 遠からず、私の首は刎ねられ、衆目の目にさらされる。



 そのあかつきには、私は二度とお前を離すまい。



 そのためにはまずお前を手に入れなければ。

 逃さぬように。

 二度と放置せず済むように。

 その生前には一度たりとて呼ぶことのなかった若者の名を口にしようと、私が口を開きかけた時だった。

 金属音が静寂を打ち砕いた。

 何者と、何事と、確認する必要など今更ありはしない。

 私は、ただ、姿を薄れさせ、その場から消えゆく若者を目で追っていた。

 朧な影が儚い月光に溶け消えた後、静寂を乱したその男が目の前に立っていた。

「ごきげんよう、宰相殿」

 しばらくぶりの掠れた声が、空気を震わせた。しかし、相手は私の挨拶などどうでもいいとばかりに、手にした冊子を突きつけてくる。

 見覚えのあるそれに、わずかに私の目が見開かれてゆくのがわかった。

「暖炉にくべるよう指示をしておいたのだが」

「焼け残っておりましたよ。ビラーク・キラーリャ殿」

「賢明と名高い宰相殿に、他人の私生活を覗き見する趣味があろうとは」

 あちこち焼け焦げ煤けた冊子の状態に、捨ておけばよいものを−−−と肩をすくめる私に、

「ここに書かれていることは、本当のことですか?」

「覚書に空想や嘘を書く趣味はないな」

「では! ではあなたには、すべてがわかっていたと? それなのに反旗を翻したと!」

 常に冷静な宰相の狼狽するさまは珍しい。

「すべてではない。それは、神の視座であろうが。私にわかるのは、その結果だけにすぎない」

 そう。様々な可能性を試して、避けることが叶わないということを、痛いくらいに思い知らされた。







「殿」

 東屋からの景色に心を飛ばしていたようだ。

 家令が銀盆をそっと差し出してきた。上にあるのは黒い紙に赤い花が一輪。花をつまみ上げ、眺める。黒い紙と赤い花。それらが示唆するところは、戦。放ってある密偵からの報せである。

 最近の隣国の傲慢は目に余る。

 ため息をつき、眉間を数度揉む。

 王家不在の王国の不安定さに、湧き上がるのは絶望なのかもしれなかった。

 口角が持ち上がる。

 何を今更。

 すでに知っていたことであろう。

 記憶の奥深く、忘れようと努めてきた。

 王家の傍流とはいえ、血の近い者にはあるまじきことではある。

 そう。

 今となっては、この地に残る王家の血の最後の後継者と呼ばれるこの身なれど。

 私は知っている。

 この身が王冠をいただくことはありえないと。

 いずれ遠からず帰還するはずの、正当なる王の直系。

 かの王女はすでに亡く、彼女の遺した子供が戻る。

 そう。

 何をしようが、それが、ほどなく訪れるだろう、現実である。

「さて。それでは、悪役らしく動くとしようか」

 痛ましげに自分を見つめてくる家令を顧みることなく、私は立ち上がったのだった。







 幼い頃、私はよく夢を見た。

 日中であろうと、夜であろうと。

 そうして、それが少し先に現実になるという経験を繰り返した。

 頻繁に見るのは、近しい人たちの怪我や病気や死だった。それらが私を怯えさせた。

 時折見る幸せな夢は、結婚や出産、出世するなにがしなどの笑顔。それらは私の心を恐怖から解きほぐした。

 しかし、どうせならそんなものは見たくはなかった。何も知らずに幼い日々を送りたかった。

 父と家令は知っていた。

 それが、この公爵家の血筋にたまさかに現れる、先見の力であることを。

『ビラーク。決してそれを他人に悟らせてはならない』

 私を膝に乗せ穏やかに語る父の言葉の意味を、私は正しく理解しただろう。

 あと数年すれば、私は神殿に入ることが決まっていた。神々に仕える日々を送ることになる。そうすれば、この恐ろしい力を恐れることなく過ごすようになれるだろう。

 それは、私の幼い心に根付いた希望であった。

 兄と私とは双子であったから、神殿に入ることが決定されていた私のことをなにかと気遣ってくれていた。それは、おそらくはほんの少し何かが違えば自分こそが神に仕えることになったかもしれないという、それを免れたことによる安堵からであったのかもしれない。兄は、私が口にする神殿入りを望んでいるという説明を信じてはいなかったのだ。

 彼は良く言えば野心家であり、現世の権力を望んでいた。

 王家の親族として順位は遠いものの継承権を持っていることがまた、兄の野心を掻き立てていたのかもしれない。

 父は穏やかで分を弁えるひとであったため、そんな兄をよく諌めていたようである。



 それは、私が神殿入を果たして三年ほど経った頃だったろうか。

 私はまだ十三の若年ではあったものの、薬草園の管理を神殿長により任されていた。

 雑草を抜き、害虫を避け、肥料を与え、水を与える。また、天候の変化に合わせて薬草の面倒を見る。

 それらの仕事が私に安眠を与えてくれていた。

 眠る前の日々の記録を認めることさえも、一度として忘れたことはなかった。

 神に仕える日々は、私の性に合っていたのだろう。
 
 しかし。

 そんな私の安らぎを嘲弄するかのように、悪夢は私の閨を訪れた。

 それは、兄の命運が絶たれる夢だった。

「それを飲んではいけない!」

 毒なのだと。

 叫んだところで通じようはずもない。

 それでも。

 まだ時節に間があった。

 悪夢が現実と変わる時は、まだしばし先。

 兄の服装を見れば、王家主催の舞踏会のようだった。そうしてその舞踏会は、まだ生まれていない王女殿下のためのものであったからだ。

 今王妃殿下におかれては、解任の兆しという噂も伝わってきてはいない。

 ならば、まだしばし時はある。

 私は、就寝後の禁則も忘れ、閨の明かりをつけると、父に手紙を認めた。

 兄の行動を止めることができるのは、父しか存在しないことを痛いくらいに知っていたためである。



 結局、兄は、父の諌めに耳を傾けることはなかった。

 表向き病死の兄の死因が暗殺であることを知るものは、おそらくは王と父それに実行犯だけであろう。



 そうして。

 私は俗世に戻ることを余儀なくされたのだ。

 兄亡き後、キラーリャの直系は考えるまでもなく私だけだった。







 還俗して二年。

 私は十六になっていた。

 その頃から、私を幾度目かの悪夢が襲い始めていた。

 王都から王族が消える夢である。

 それが何を意味するのか、わからない私ではない。

 しかし、何ができるだろう。

 私は緘黙を続けた。

 私の緘黙を決定づけたのは、一年前の両親の死だった。

 惨たらしい両親の死の運命を変えようと、何度も試みた。

 父は私の力を知っている。

 蒼白になって訴える私の悪夢を覆そうと、父は思慮深くできうる限り、行動を慎重にしてくれた。

 それでも。

 運命だと。

 悪夢は姿を変えて、しかしその末路を違えることなく閨へと忍び寄る。

 やつれ果てた私を母も父も心配したが、変えられぬ死の運命に怯える私にとっての安息は、両親の無事だけだった。

 日々、いや、一刻一刻が、私に安堵と不安とを与える。

 一喜一憂の時を経て、そうして、両親の死は訪れた。

 惨たらしい現実となった。

 招かれた先で、魔物の襲来があったのだ。

 二目と見られぬ姿で、ふたりの亡骸は発見された。

 呆然と。

 涙をながすことさえできぬまま、私はふたりの葬儀を見送った。

 運命は、変えられないのだと。

 悪夢に見た結末を変えることは、できないのだと。

 どのように、時を、場合を、場所を、避けようとも、待ち受ける結末だけは、変えることはできないのだと。

 思い知らされた残酷な事実に、私はただ、目を瞑る。

 耳をふさぐ。

 口をつぐむ。

 何もできはしないのだ。

 己を嘲笑い、神々を呪った。

 なぜこんなものを見せるのだと。







 あれから何十年が過ぎたろう。

 王都から王族が消え、この国は荒れた。

 王家の傍流として、私に王家を継ぐことを望むものが現れた。

 他国がこの国を取り込もうと、戦を仕掛けてくるようになった。

 魔物の跳梁が国内を荒らした。



 悪夢は、頻繁に私を苦しめる。



 眠れる夜が珍しく、眠れぬ夜に私は苦しんだ。

 何をしようと、眠れないのだ。

 妻と迎えた娘も死に、腹の子もまた生まれぬままに流れた。

 私は神々に呪われているのだろう。

 なぜかは知らぬ。

 神々はよほど私が嫌いとみえる。

「殿」

 抱きつぶした相手に背を向けガウンを羽織った私に、時を見計らったようすで家令が飲み物を運んできた。

 慣れたもので、この老家令は、私が街の女を閨の相手にすることに嫌な顔をすることもない。

 ただ、眠れぬであろう私のために薬草茶を運んでくるのがならいとなっていた。

「この薬草にもずいぶん長く世話になる」

 喉の奥に自嘲をかみ殺す。

「あまりご無理をなさいませぬよう」

 増えた白髪を後ろに流し微塵も乱れたさまを見せぬ家令に、

「まだ死にはせぬよ」

 肩をすくめる。

 己の死にざまも死に時も、疾うに見知(・・)っていた。

 どう足掻こうと変えられぬ結末である。

 ならば。

 この頃には、神々の思惑を、私は理解していた。

 神々の愛でる王家直系の血が濃くなりすぎたのだ。

 この騒乱の原因は、ひとえに、ただそれだけのことである。

 よそからの血を、望み、一度玉座を空にしたにすぎない。

 なればこそ。

 私が玉座につくことはあり得ない。

 神々の望むものは、ただ、直系の血なのだから。

 すでに分家となった血は必要ではない。

 そこに、何の意味があるのか、そんなことは関係がない。

 ただ神々がそれを良しとするかしないかのことである。

「残酷な」

 仰け反るように吐き出す。

 そう。

 ただひたすらに、神々とは残酷な存在なのだ。

 人間の苦痛など、彼らには関係がない。

 慮る価値すらないのだ。

 たとい、彼らの慈しむ直系であろうとも、である。

 そんな私を、家令は、痛ましげに見やる。

 薬草茶を飲み干し部屋を後にする私の背中に、
「その女性はいかがいたしましょう」

「いつものように」

 ことば少なに答え、私は自室に戻った。







 玉座に着いた少年(・・)が笑う。

 爽やかな笑みに、周囲は安堵する。

 新たな王によく似た少女は、傍らに立つ栗色の髪の若者を見上げ微笑んだ。

 玉座は埋まり、王国は安寧を取り戻したのだ。

 その場に私の存在は、ない。

 滑るように変わる視界に、王城の外が映る。王城の外、広場には人集りがあり、晒された私の首がある。今(・)よりも少しばかり歳月を経ただろう、年齢に見受けられるその首は、青白く半ば腐りかけているようにも見えた。「反逆者」とささやきあう国民の挙措を見張りの兵が静かに警戒している。

 異邦の血と知識を持つ王は、文明を発展させ王国の地位をより磐石なものへと高め、その生を終えた。

 直系の血は細くしたたかにつながれてゆく。







 玉座に着いた少女(・・)が笑う。

 爽やかな笑みに、周囲は安堵する。

 新たな王によく似た若者は、玉座を埋める少女を見上げ微笑んだ。

 玉座は埋まり、王国は安寧を取り戻したのだ。

 その場に私の存在は、ない。

 滑るように変わる視界に、王城の外が映る。王城の外、広場には人集りがあり、晒された私の首がある。今(・)よりも少しばかり歳月を経ただろう、年齢に見受けられるその首は、青白く半ば腐りかけているようにも見えた。「反逆者」とささやきあう国民の挙措を見張りの兵が静かに警戒している。

 異邦の血と知識を持つ王は、文明を発展させ王国の地位をより磐石なものへと高め、その生を終えた。

 直系の血は細くしたたかにつながれてゆく。







 まだ見ぬ王(・)の容貌を知るのは、私だけであったろう。

 さして美形ではなかったが、爽やかで穏やかな、ひとに安心を覚えさせる空気をまとった若者だった。

 もしくは、爽やかで朗らかな、ひとを明るくする空気をまとった少女だった。

 悪夢の中、王は、笑い、怒り、悲しむ。様々な表情を見せた。

 時に凛々しく、時に愚かに。

 時に哀れに、時に清々しく。

 悪夢に現れる王に、私はいつしか相反する感情を抱くようになっていた。

 愚かなことに。

 憧れと、憎悪。

 無様なことに。

 私は、このまだ幼いといってもいいだろうまだ見ぬ王に嫉妬を覚えるようになっていたのだ。

 王のためにこの身は用意されたのかと。

 この苦しみは、王のためなのだと。

 だから、あの時。

 あの、戦の時、あの若者を手に入れた時、心は高鳴った。

 即座に、わかったのだ。

 彼こそが。

 この少年こそが。

 夜毎の悪夢に見る、王(・)の片割れであるのだと。

 惑いはあった。

 しかし、その冷え切ったからだをあたためるために抱え込みひとときを過ごしたのち、心は半ばまで決まっていた。

 王(・)の片割れを抱きしめ横たわった私に訪れたのが、生まれて初めて感じるような、安息の眠りであったためだ。

 悪夢のない健やかな眠り。

 手放せるはずもない。

 だから、逃さぬためにも、私は、王(・)となるはずであった若者を、犯したのだ。

 お前こそが私の贄なのだと。

 囲い込んだ。

 何もしらせず。

 ただ、私の人形として幾重にも閉ざした。



 そうして。







「私が反旗をひるがえすことで、そちらの結束は強固となったろう」

 これは、私のひそかな対価だった。

 私の総てを売り払い、私が得たものは、ひとりの若者と彼のもたらす安息のひとときだった。

 対価の過不足は、どうでもいい。ただ私の自己満足のためだけに、未来の玉座を脅かすものどもをこちらの陣営に受け入れ、そうして断罪の時まで行動を共にしたのにすぎない。

 どのみち、私の未来は変わらないのだ。

「面倒ごとがなく済んだのではないか」

 宰相の青いだろう目が、見開かれる。

「悪役を引き受けられたのか!」

 鼻で笑う。

「逃げようもあるまい」

 押し付けたのが神々であればこそ。

「あれは、内乱だった。宰相殿たちは勝者だ。誰にも謗られることはない」

 もう疲れた。

 私は肩をすくめ、目を閉じた。

「最後に望みは」

 宰相の表情はわからない。

「静かな時を過ごさせてくれ」

「わかった」

 礼は言うまい。

 言われるまでもない。

 遠くなってゆく足音と鉄の扉の開閉の音。鍵のかかる音。総てを遠いものに感じながら、私は全身の力を抜いた。

 石壁に背中を預ける。

 ごつごつとした岩肌が、背中を刺戟する。

 どれくらいの時が経ったのか。

 ひんやりとした空気の変化に、

「ハル」

 私は味わうようにその名を紡いだ。







 
******** ほんっとに色気のないorz 枯れとるなぁと自覚ありありでどうにも色っぽいシーンが書けない今日この頃。おかげであれもあれも放置という体たらく。ああああ。困ってます。
眠いんだよ〜
 いつもご来訪&拍手コメントありがとうございます。レスは後ほど。

 最近結構つれないダイゴちんですが。
 昨夜はなぜか甘えん坊モード。
 そういう時のダイゴは、しつこい!
 スイッチが入ってしまったらしく、愛情表現が続く。

 汚いと感じる方もいらっしゃるでしょうが、犬飼いの試練ではあるのですvv
 何が? といいますと、ワンコの愛情表現ですね〜。
 舐めます。
 しつこく、舐めたくります。
 これがね〜手とか足とかならいいんですが。
 ダイゴの場合、顔。
 しかも、ほぼピンポイントで、口! なんですね〜。
 辛いです。
 試練です。
 汚いです。
 確かに。
 でも、愛情表現。
 それを思えば、無碍にもできず………。
 眠気に襲われてる最中に、きつく舐めてくれますので、痛いし………油断するとというかあくびをすると遠慮なく口の中まで………。おおおorz
 どうしろと〜。
 ともあれ、三十分近く繰り返されるある意味悪夢の愛情表現なのですが。
 まぁ、人間慣れれば慣れるもので。
 口の中は死守しますが、外側はすでに、明け渡し状態………。色っぽくない話だ。つくづく。いや、ワンコ相手に色っぽかったらことだけどね。
 ズーフォリア? ズーフィリアの気は、残念ながらない………とは言い切れんが、割合としては一割あるかないかだろうなぁ。まぁ、個人的に、枯れ果ててるので、う〜む。限りなく0に近い割合だとは思う。


 コミックスのノベライズと言いますと、『東京喰種』のノベライズが結構いい仕事しております。うん。コミックスの内容とは関係のない短編が収録されてるので純粋に楽しめます。はい。まぁ、それを文章じゃなくって漫画で読みたいな〜という感じがあるのが辛いっていうのはありますけどね。
 この間の新刊だと、個人的な趣味で月山くんとホリチエの話が楽しかったvv 月山くんのおとーさま、いい味出してましたねぇ。グールなのに、なに、あのイケメン………。
 CCG側のヒッキー捜査官の話は、意外とイマイチでしたが。うん。結構マイペースなわがままは知ってたんだけど、あそこまでだとは思ってなかった。ちょっと引いた。うん。好きなキャラだっただけに、おい! と、裏拳をお見舞いしたかったなぁ………。

 この辺でレスです。

trapさま
 こんばんは〜♪ レス遅くなりました。
 「バーナビー」さん、ありがとうございます♪ 楽しみに待ってます。
 ハウリングだといいですね〜。さすがに、意識せずにホーミーとかって技は無理だと思うし。ともあれ、ヒトカラは明るいうちですねvv
 ああ、そういえば、「白暮のクロニクル」10が出たんですね! どうにか次の巻で最終巻らしいですが。それを楽しみに待ちましょう。やっぱり、ミステリは一気読みがいいですね。うん。続いちゃう時になるから。同じく「ディス×コミ」2も出たみたいですが、面白いかなぁ? ちょっと展開がうお里が思ってたのと違ってたので、悩んでます。
 それでは、明日から寒くなるみたい? ですが、あたたかくお休みくださいね。
 おやすみなさい。
ノベライズ
 いつもご来訪&拍手ありがとうございます。

 「僕だけがいない街」のノベライズというか、犯人とケンヤくんの話を読みました。
 が………。
 基本6巻までの情報で書かれてるから、正規の値段で買うと損した気分になるな〜というのが本音。うん。まぁ、Kindle版だったからか、半額でしたけどね〜。
 やっぱりというか、コミックの方の主人公の人物造形が、ノベライズにされるとちょっとな〜。ずれる。
 個人的には「CSI」とか「クリミナルマインド」の刑事さん側と犯人側のある種のレゾナンス関係を楽しみにしてたりするタイプなので、コミックスの方だとやっぱりこう互いに分かり合えてるところがあったのが小説となると全体的に潰されてるのが不満。
 やっぱね、シリアルキラーに対する微妙な共振がある方が楽しめるんだよね。いや、まぁケンヤくんが共振してはいますが。それは、小説だと彼が主役であるから当然ないとおかしいんだけどね。で、藤沼悟くんがかつて味わった共振をすっぱり忘れてるのが、気になるんだ。あれだけ、最終巻で理解しあえちゃってたのにね。理解しあえても、認めることはできないんだけどね。その微妙さが、ミステリのある種の醍醐味でもあるんだとうお里なんかは思うんだけど。
 犯人を自殺に追いやっちゃうミステリの場合も、結局犯人が意識せずに望んでるストッパーの役割を主役が果たしちゃうところに共振関係が成立してるとうお里は思うんですけどね。まぁ、この場合探偵役は後悔しちゃったりしますけど。
 んでもって、コミックスのヒロインが最後に唐突に出るのが、やっぱりどうも、不必要感ただようね。ノベライズ作家さんのサービスのつもりかもしれないけど、この小説が出た時点で連載は終わってなかったみたいなので、不要だと思う。コミックスと小説の違和感が大きくってxx
 あとは〜コミックス6巻の犯人の過去回想を読んでたら、それをもう一度読まされてる感が強いので、残念感が強い。凄惨な殺人場面とかってあったけど、別に凄惨なシーンはないし。いや、それを読みたいわけではないが。目新しい情報は、自殺幇助した少女だけだよね〜。うん。
 あとはケンヤくんの弁護士の立場としての犯人に対する心の変化ってくらいしか………読みどころが見つからん。まぁ悟少年のあれにたどり着いたのはすごいけど。うん。

 個人的には、この犯人もケンヤくんも気に入ってるキャラなので、読んでは見たんだけどね〜。原作で充分だった気がする。

 気に入ってるんだけど、この犯人に少々もやっとするのは、基本殺害する対象が「少女」って点ですかね。ひとり? 少年がいたっぽいけど。うん悟少年の活躍で亡くなった犯罪だけどね。これ。
 ともあれ、純粋に殺すだけではあるんだけど、過去の懺悔がゆがんで歪んで殺害に至っちゃってるのだけど、下手するとロリータに思えてしまいそうな点がどうにも、ちょっとね。まぁ、犯人にロリータ趣味はないのですが、見ようによっては見えなくもない点が、ちょっと、もやっとしてしまうxx
 いつもご来訪&拍手コメントありがとうございます。レスは後ほど〜。

 何気に無料だった「マリアージュ〜神の雫最終章」1巻を読んでみた。えと、オキモトシュウさん作画のワインうんちくコミックスの続編ね。
 「神の雫」もどこまでだったか追いかけたんだけど、ライバルが結構ゲスというか、手段選ばんっぽくて、ついてくのしんどくなって挫折したんですが。
 こちらも、さて、そのライバル健在なのでどうなりますかvv
 面白いのは面白いんだけどねぇ。
 ワインというか、「バーテンダー」は全巻読んだんだけどね。続編には手をつけてない。
 ともあれ、オキモトシュウさんは、昔サスペリア誌でミステリをコミカライズされた時から結構好きだった漫画家さんなんですが。あとは精神科のお医者さんの話を読んだくらいではあるんですけどね。
 この方と、赤名脩さん? は、結構絵が好きです。
 絵が好きというと、岩崎陽子さんも結構好きなんですけどね。男性が色っぽいvv

 妙に男性が色っぽい漫画家さんをハーレクィンコミカライズで見かけることがありますが。残念〜と思ってしまうのは、どうしてもうお里が腐属性だからなんでしょうねぇ。
 この絵面だったら、BLの方が面白いのに〜なんて思う方が結構いらっしゃるvv
 まぁ、逆もあるんで、如何にもこうにも仕方のないことなんでしょうけどね。
 あまり絵面ばかり追っかけてても、内容が合わない場合が多々あるので、一概にはいい難いのが現実だけど。やっぱり、この絵だったらBLを見てみたいって方が確かにいるんですよね〜。まぁ、カプリングがそういう場合好みじゃなかったりするのですけどxx

 ええと、”ACCA”のアニメ1話見てみました。
 おお! 結構いい感じで動いてますね〜。
 声優さんも世代交代って感じかな。緑川さんとかおじさま声になられてるのか。ふむ。さすがにみやもっちゃんはいらっしゃらないみたいですが。このアニメは結構静かな印象があるので、リミッター外れて狂的になるタイプにうってつけなみやもっちゃんはいないみたいだね。個人的には浪川さんとか出て欲しかったかもvv いなかったと思うけど………。


 さてさて、この辺でレスです。

trap様
 こんにちは〜♪
 「パッションパレード」は読みました〜♪ あれから結構はまった漫画家さんです。雫ちゃんだったかつぼみちゃんとどうやらヤンデレになりそうな、従兄弟? が結構良かったです。多分LALAだと、LALAは買ったことないんですよね〜。基本、コミックス読者だったのです。あの頃の白泉社さんは、豪華でしたね〜。結構ジュネが多かったりvv
 そ、そりは〜怖いです。はい。ただ、ハウリングというか、微妙な残響があったということもありえそうですが。パーティールーム一人は寂しかったですよvv まぁ、お店の人が部屋が空いてるより使ってくれる方がいいというので遠慮なく使ったんですけどね〜。たまに、PVが怖い時もありますよ。うん。なんか画面の女性に睨まれてる感じで、その人がちょっと〜なんか怖かった。うん。電気消えたりしましたしね。まぁ、そういう設定の部屋だったんだろうということでvv
 声はガラガラにはなりませんでしたが、高いのが出なくなりましたvv まぁ、基本アラン………じゃないや、アルトなので、高いのは出ないんですけどね。
 「こんな奴〜」面白かったですか? 嬉しいです。楠君の不憫さ具合とか、東国丸くんの30なのにピュアとかvv 微妙に東国丸くん好き? っぽい、安原さんとかvv 普通に萌えがあるのがいいですよね♪
 「ギフト+−」は、うん。怖いです。怖いんですが、面白いと思って読んでます。はい。
 「人外さん〜」見てみようかと思いつつ、なかなか踏ん切りがvv 結構人気が高いみたいなので、好みが外れてたら怖いなとvv 「鴻池剛〜」は初めて知りました。今度ググってみますね〜。
 コメントありがとうございました♪
 今日は結構穏やかな1日でした。
 おやすみなさい。
し、四半世紀?
 いつもご来訪&拍手ありがとうございます。

 姪っ子が「犬っ子倶楽部」を読みたいというので、本棚の奥の奥から掘り返して数点を発掘。今は亡きあおば出版さんの発行物ですが。犬も猫もコンプしてたんですけどね〜。結構あちこちに飛んでる飛んでる。
 で、まぁ、掘っくり返したついでに少々本棚を整理する羽目に。って、完璧にしようと思えば、何日かかるかわからないので適当にですけど………。
 うお里、終活は無理だよう。
 断捨離も難しいよなぁ。
 で、まぁ、探してた「ギルグリム」とか色々発掘してしまって、ううむ。薄い本も発掘してしまったわ。
 奥付見たら、1991年とな?! うわ。
 当時はすでに終息期に入ってた「魔界水滸伝」by栗本薫が好きだったものですが。
 やぁ、ご存知な方はご存知な(って、当たり前なんですが)多一郎×涼が好きでねぇ。いわゆる鬼畜ツンデレヤンデレ弩S美男×薄幸の少年(残念ながら美少年ではない。平凡でおとなしいタイプ。19歳だった記憶があるので青年か?)。結構うお里の書く話のベースに近いカップルな気がする。
 で、まぁ、薄い本の中に、某グループさんが発行した、本編から多×涼のシーンを抜粋して妄想膨らました一冊というのがあるんですよね。それ結構嵌って読んでたんですが。だって、原作者一押し公式カプではありましたが、商業誌でそこまであからさまに延々とそのふたりだけを書いてるわけじゃないので。まだまだJUNEが日陰の身な時代でしたし。その上あくまでこのふたり、脇役だったし。作者の愛を受けてはいましたが。特に、多一郎さんvv まぁ、原作者の本来の一押しは別の人ではあったようですが、多一郎さん妙に愛されてましたからねぇ。
 ともあれ、多×涼は公式カプではあったものの、第一部限定だったしなぁ。死んじゃうし、ふたりともorz 第二部は途中で消えたしね。まぁ、腐女子ごころをかきたてたふたりが消えたし。仕方ないのかもしれん。
 懐かしさにかられて読んでしまいそうですvv

 発掘といえば、「八雲立つ」の17巻目も本棚の奥に一冊だけちょんとあった。あれだけ探して見つからなかったのに〜。まさかこんな場所に残ってるとはorz 見つからんはずだ。が、「八雲立つ」熱は今は冷めてるので、読む気力はない。なんせ、全18巻だからなぁ。これも、ある意味腐女子向けといえばそうなんですがね。なんというか、主人公の片割れに女性っ気がないというか、報われないというか。しかも、もひとりの主人公がかなりこちらにご執心すぎるし。こりゃ彼は結婚できんなぁというのが、読者の大方の意見だったりしたものでした。

 ちょっとしたタイムトラベルした気分なひと時でした。
resonance pattern
 いつもご来訪&拍手ありがとうございます。

 タイトルにはいつも通り意味はないです。まぁ、微妙な感じですけどね〜。

 最近の懐古趣味から桜木健一さんはどうしてらっしゃるんだろう? と、ググってみましたら、「相棒 14」の来週放映に、右京さんの友人役として登場するらしい? 今月? 先月? あれ? と、思ってましたら、もしかして、昨日の「銭形警部」に登場なさってた? もう70歳ほどかなぁ、でも、未だに昔の面影のあるハンサムなおじさまだ♪ 一応今のらしい写真は拝見したんですけどね。この方は老けてはらっしゃいますがあまり変わらない印象が強いなぁ。

 というあたりで、懐古趣味の最たるモノ? 「特捜最前線」best selection.14を見てました。途中でカラオケ行ったけどねvv
 今回収録分は、148、152、200、201の4話。
 若い番号から。

*警視庁番外刑事!
 殉職した津上刑事の代わりに叶刑事が登場。結構バイオレンスデカですvv びっくり。なんだけど、妙にくちびるが赤い。口紅塗ってる? 気になった。
 生い立ちは、孤児院出身。で、そちらで一緒に育った幼馴染3人が登場。
 これで、鉄太郎(わんこ)絡みの時の「俺も雑種」って言葉の意味がわかりました。結構コンプレックスこじらしてた模様です。就職だったか警察学校受験の際に、本籍地を変えることまでしてる。でも、秀才なのね。幼馴染というか、義理の兄弟に当たる仲間達から尊敬されてて愛されてる。が、うち弟分が、叶さんに恋してる妹分を好きだって知って、身を引くためにも孤児院を出奔。それが原因で、仲がこじれる。バラバラになった、叶さん入れての4人。末っ子妹だけが喫茶店で普通に働いてる。が、弟分は元自衛官なのにこじれて、傷害事件とかで実刑くらったり。上の妹分は叶さんがいなくなったショックで家出して麻薬中毒の売春婦にまで身を持ち崩してる。いえ、そこまでどうやって? と、怖かった。うん。で、だ。妹分とガサ入れの際に偶然再会して、保護しようとするんだけど、逃げられて、弟分が切れてしまう。手製のライフルで叶さんを殺そうと、ライフル乱射事件が。結構みなさんアナーキーでらっしゃる。
 最終的に、弟分は、妹分の自殺に利用されるんだけどね。脳にまで麻薬の毒が回ってて大好きだった夕暮れのひとときだけしか正気に戻らないって………。麻薬、怖すぎるわ。
 叶さんが弟分に呼び出された先、わかってるのに、特捜の面々、到着に何故そんなに時間がかかる? ちょっとそれはないだろうと思ったんだけどvv どこかにタイムトンネルでもあったのか? と、突っ込んじゃダメなんね。
 ともあれ、叶さん、もとい、夏夕介さん、まだ少々演技が硬いvv
 背広の下のベストは格好いいけど、なめし皮の赤茶っぽい色のベストはいまいちダサいなと思ったvv シャツの大きめの襟を出してきてるからかなぁ? やっぱり、落ち着いた色の布製のベストがいいね。

*手配107・凧をあげる女!
 加藤登紀子さんか中島みゆきさんの「この空を飛べたら」が耳について離れなくなったvv 後からカラオケで歌ってみたvv いい歌だよね〜。昔人は鳥だったかもしれない〜って感じの歌詞です。
 女であることから離れられなかった女性とその息子の悲劇? ですかねぇ。
 足の不自由な息子のために一生懸命なお母さん。彼女が貯金を奪われて危篤に。凶器についてた指紋から、情報不足な指名手配犯107号が浮かんで、捜査を始めると、実はお母さんはコールガールしてて〜って。息子が足不自由になったのは、おかーさんが原因というか計画で、後悔した母親は10年頑張って母親をやってたんだけど、好きだった男と再会して運命狂ってしまって〜息子を施設に入れて自分は男のところへ〜と。ところが、その男が107だったと。ううむ。いわゆるシンママを狙った強盗犯だったかな。
 櫻井さんが、息子に母親を憎んで生きる気力をと策謀しちゃうんですけどね。紆余曲折の末結局おかーさんは息子のところに行くつもりだったんだよと、電車のチケットを母親の形見に紛れ込ませて〜なんてしちゃう。非情になりきれない男、櫻井警部vv

*ローマ→パリ縦断捜査! 1と2
 五輪真弓さんの「恋人よ」が全編通して流れます。ううむ。歌ってきたばかりだよ。
 ヒロインは金沢碧さん。恋人役が速水亮さん。一瞬速水奨さんと混同したわ。
 誰が被害者か。
 ヒロインの恋人と思われた被害者は実は! ってな内容。
 頭手足が切り取られた屍体ってあたりで、ああ! ってなるかもしれない。
 1981年のローマパリを特捜班が動きます。が、高杉婦警も船村刑事も、日本でお留守番。
 他の面々は、最後に第三の男? 的なシーンで締めます。
 「Gメン」シリーズ的な構図といったほうがわかりやすいか?


 カラオケ………。
 ヒトカラだったんですけどね〜。ストレス溜まりまくってましたので、辛抱たまらず一人で。
 部屋が、パーティールームしか空いてなかったけど、メゲズにそこで歌いました。
 ぶっ続けで歌ったので、19曲目で声が枯れたorz
 それでも頑張って三時間近く歌いました。
 27曲だったかなぁ?
 「舟唄」「越冬つばめ」「終着駅は始発駅」「望郷祭歌」「恋人よ」「この空を飛びたい」とかね〜。初めて歌いましたわ。難しいわ。あとは〜jupiterとか月光とか防人の歌、麦の歌? は、歌えなかったorz 特にjupiterは、高すぎて声が出なかったxx
 あとは、いつものレパートリーだけど、最初のほうに歌ったことのないのを回したり高いのを回したので、声が出なくてさんざんだったりしたvv
 パーティールームで一人歌うのも寂しかったけどねvv
はぐれびと 4回目
 いつもご来訪&拍手コメントありがとうございます。レスは後ほど。

 4回目です。
 なんというかどこがジュネ? BLって話になりつつありますが。あと主人公が、どうもツンツンっぽい? 穏やかなフニャ〜っとしたタイプにしたかったのですが、背景が結構シビアだからか妙にツンで警戒心強いタイプななったような気がしないでもない。軌道修正かけれるならかけたいなぁ。

 以下。

*****






*** 大 蛇 ***







「なま………なのか?」

 黒く錆びた皿らしきものの上に乗せられた、てらりとした肌色の肉塊を行儀悪く指先でつつく。

「なまだよ」

 間延びした言葉と同時にそれがどうしたとばかりに小首を傾げる薄汚れ痩せた男に、苛立ちがこみ上げる。

 助けてくれた相手でさえなければ、似合わぬ態度はやめろ! と、怒鳴りつけていただろう。

「せめて、香辛料なり」

「それは贅沢というものだよ」

「ならば、水を………」

 後口を濯げれば、少しは堪えれるだろうか。

「注文の多い御仁だねぇ」

 言われるまでもなく、自覚はしていた。

 しかし、齧歯類か、爬虫類か、哺乳類かもわからない生(なま)の肉を口にしたことなど、彼のこれまでの人生でただの一度もありはしなかった。かろうじて、魚介類ならば、他国に招かれた時に晩餐の席に供されたことはあったが、それを口にするのだとて、彼にとって戦働き以上の勇気が必要であったのだ。

 苦笑を口角に刻み再び立ち上がった男の背中を見送りながら、

「干し肉なら、慣れているんだがな」

 問わず語りに独り語散ずにいられない。

 戦場にあれば、干し肉を齧ることは厭わない。なんとも思わない。しかし、生肉となると、話は別である。戦場で腹を壊すわけにはいかないのだ。

「そんな醜態など晒したくはないな」

 天井を見上げた。

 あいつたちは心配しているだろう。従者をはじめ部下たちの心配そうな顔を思い出す。

 まさか、この自分が裏切りに遭い、死線を彷徨う羽目になるなど。

 首謀者はわかっている。

 あの男たちには見覚えがある。

「好機とばかりに逸り、語るに落ちたか」

 ともあれ、あの男のおかげで生命を捨てずに済んだのだ。

 あとは、どうにかして砂漠を脱出することだ。

 ここが、死の砂漠、果ての砂漠と呼ばれる不毛の地であることは察しがついていた。

 が。

 水を欲して応えるということは、ひとまずこの場で渇く心配はないのだろう。

 それは僥倖に違いなかった。

「これでいいかなぁ」

 突然の声にはじかれるように震えた。

 気配を感じなかったのだ。

 骨が見えかねないほどに痩せたこの男を、盲目ゆえに侮ってはならないのかもしれない。まるで見えているかのように平然と歩いているではないか。

 気を引き締めなければ。

 そう思った彼は、その場で硬直した。

 水に満たされた器のせいだった。

 いっそそのまま崩れ落ちてしまうかのようななめらかさの黄金の周囲に丸く磨き上げられた貴石が埋め込まれた、杯の見事なまでの輝きが、彼の目を奪ったのだ。

 掌の中のずっしりとした重みは、間違いのない黄金作りだと、教えてくれる。

「これは………」

 上ずる声に、

「水だよ」

 こともなげな声が返る。

「この、杯は………」

「ああ、それ? あっちにいくつもあるよ」

 盲目であるゆえにわかっていないのだろうがこともなげに返されてきたことばに、俗な欲が煽られるのを止めることができなかった。

 空腹を、忘れていた。

 立ち上がった彼に気づいたのだろう。

「あっちはあぶないよ」

 気まずい思いに、

「奪るつもりはない」

 言わずとも良いものを。

 そびらを返して、彼は、洞窟の奥に向かったのだった。

 そんな彼を、男は、肩をすくめて見送った。

「せっかく助けたのに死なせるのも寝覚めが悪い………か」





 暗い隘路を進むと、ほどなく広い空間に出た。

 乾燥とは無縁な緑と水気とに全身が息を吹き返す心地だった。

 両手を広げて深呼吸を繰り返し、高い天井を見上げる。

 羊歯が垂れ下がり、苔が生す。そのどこかに穴が空いているのだろう。月の清しい光が差し込んでくる。

「ああ。泉があるのか」

 かすかな光を反射して揺れる水面が、美しい。

 男は、丈の短い草を踏みしだき数歩を進んだ。

 そうして、目を見張った。

 泉の向こうに、山となった黄金を見つけたためだった。

 王国の宝物庫など比ではなかった。

 いつから、どうやって。

 どうして、こんなところに。

 山と積まれた、金銀財宝が、けざやかな月の光にきらめく。

 彼の場所からでも、金銀はもとより、瑠璃、玻璃、蝦蛄、珊瑚、月の雫、金剛石、緑柱石、紅玉、黄玉、青玉などが見て取れた。考えるまでもなく、どれもが見たことなどないほどの大きさなのだった。しかも、見受けられるかぎりどれもがひとの手により磨き抜かれ、ものによっては、宝飾品となり、うず高い山をいくつも築き上げている。その中には、なぜなのか劣化したようには見えない綺羅の錦までもが幾反も転がっている。そうして、その上に、今最も彼が求めているものがあった。裏切り者に奪われた、愛剣の代わりとなるだろう、一振りの剣。遠目にも見事だと見えるその美しい鋼の色が、彼を手招くかの錯覚があった。

 これを目にして、魅せられないものがいるだろうか。

 ふらふらと、彼が再び歩を進めた。その刹那、彼は妙な皮膚感覚を覚え、もう一度足を止めた。ゆっくりと周囲を、注意深く見やる。

 あの男は、あぶないと言ったのだ。

 無視をしたことばが、今更ながらに思い出される。

 絹を裂くような。

 乾いた何かが地面をこするような。

 かすかな。

 小さな。

 音が、呼気が。

 呼気!

 振り返った彼は、そこに、黒い死の影を見出した。





 大人が三人は手を繋がなければならないだろうほどの銅の太さと、それに見合う以上の長さの大蛇だった。





 平らな頭部は威嚇の合図だったろうか。

 突き出した鼻の下から出つ逸つする赤い先割れの細い舌が、全身を覆ううろこ状の皮膚が、そうして、何よりも、興奮状態を表すと言われる溶け崩れる黄金のような二つの目が、彼の恐怖を煽り立てた。

 黒い大蛇の、蛇腹部分がうねり蠢きながら、己をより大きく見せようと高い場所へと頭部をせり上げてゆく。同時に響く怖気を掻き立てる音は、蛇腹が地面をこする音なのだろう。

 裂音が激しく、蛇腹が地面をこする音がゆるやかになってゆく。

 彼の鼓動はせわしなく、今にも止まりそうだった。

 全身をしとどに濡らす脂汗が、眼球を濡らし痛みを脳へと伝える。しかし、目を閉じることはできなかった。

 この巨大な爬虫類からひとが逃れ売る術などうあろうか。

 あまつさえ、彼は、騎士の命とも言える剣を失ったままである。

 泉の奥のあの剣がこの手の中にあれば。

 そうであれば、せめてもの活路を開けるだろうに。

 無力な人間でしかない己に、絶望のうめきを挙げる。

 それに、大蛇が目を細めた。

 それは錯覚であったかもしれない。

 しかし、絶望に囚われた彼にはそう見えたのだ。

 ああ。

 己の最後の仕事は、大蛇の腹を満たすことなのか。

 諦観にも似た絶望が、彼の膝を大地へと押し付けようとする。

 抗う気力が途絶えかけた時、極上の絹のような旋律が静かにゆるやかに、その場の緊張を震わせた。

 壊れかけの木偶人形のような動きで、彼は、声の主を確認する。

 彼の知らない未知の国の言葉で紡がれた、不思議な優しさと穏やかさの奥底にいくばくかの威厳が込められた、根源的な懐かしさを醸すその歌は、彼だけではなく、今にも最大限に競り上げた高みから彼を一飲みにしようと身構えた大蛇にも通じたのだろう。

 黄金の攻撃色が、いつしか、穏やかな黒曜石の色へと変貌を遂げていた。

 裂音が、止まる。

 ただ、蛇腹の立てる鳥肌の立つような音だけがかすかに続き、平であった頭部が通常の形態を取り戻していた。

 まるで犬のように、その頭部が男に擦り寄る。

 大蛇の口吻上部を、痩せた男の手のひらがさする。

 それに、黒曜石の瞳が眇められ、ちらちらと先割れした赤い舌が揺らめく。

「彼は僕が助けたからね。君の餌にされるとほんの少し、寝覚めが悪い」

 男の頬を大蛇の舌が舐める。

「腹をこわすかもしれないしね? まだそれほど飢えていないなら、もう少しお待ち。もうじきもっといい餌が罠にかかるよ。そっちで腹を満たすといい。君の子供たちにも充分に行き渡るはずだから」

 やわらかなことばとは裏腹に背筋に泡が立つような内容に、彼は、男を食い入るように凝視する。

 男の口角は笑みを刻んでいる。本心からのことばのようだった。

 まるで、本心からならば異種間であれ通じると言わんばかりに、大蛇はあの独特の音を立てながら移動してゆく。その際に、ちろりと彼を見たような気配があった。しかし、襲うことも、威嚇することもなかった。そうして、大蛇は、黄金の山のひとつに顎を預けて目を閉じた。そうするだけで、大蛇は見事なまでに闇と同化する。見事なまでの気配の消し方に、彼の背中が戦慄に粟立った。

「たすかった」

 力なく、彼は、男に頭をさげる。

 肩を竦めて了承の意を告げ、

「食べられなくてよかったね」

 今更ながらの感想を投げるようによこした。



***** これ、昨日書いたんですけどね。一度間違って全部消しちゃったので、記憶頼りに書き直したものです。
 結構しんどかった。
 これまでほとんど上書きしなかったことなかったので、全部書き直しって初めてやりましたよ………orz
 少しでも楽しんでいただけると嬉しいなぁ。

 「僕だけがいない街」9巻を読みました。番外編です。もう少し欲しかったな。ちょっとあれ? もう終わりって思っちゃった。で、小説版のセンセの話ってでてたんですね〜。読んでみたいような。みたくないような。賛否両論あるからなぁ。賢也くんがメインらしいんだけどね〜。主人公のキャラがちょっと違うってツッコミが結構あるからなぁ。センセも困難違う! って方もいるし。うん。センセ結構好きだったからなぁ………。どうしよ。高いのがネックだね。

以下レスです。

trap様。
 こんにちは〜♪
 エヴァは〜ね。まぁ仕方ないですよ。14歳ですから。うん。中坊だからねぇ………。×7が実際の精神年齢ですってよく言うしね。だとすると、まだ10になってないので、セーフ? まぁ鬱陶しいのは仕方ないです。
 面白い漫画と言いますと、これにちょこっとだけテイストが似た漫画が昔ありまして。
 「犬神」って、外園昌也さんだったと思われます。結構うお里は好きですよ。ロボットは出ませんが。生物の新たな進化の話です。ジュブナイルテイストですけどね。24って名前をつけられるシェパードもどきの犬神がいいやつですvv 主人公は高校生なので、うお里的にはオッケーなんですよvv 犬好きなら結構はまれそうですが、痛いところもあるのですよね〜。ううむ。ともあれ、今は漫画文庫であるかな? 結構古いから、古本かも。
 あとは、「こんな奴ぁいねぇ!」って4コマ漫画が結構vv うお里は「大人の〜」を読んでから、高校時代編を読みましたので、1〜3巻あたりはキャラが見分けつかなかったのがきつかったですが。それ以降は、ちゃんとかき分けできてるので、高校時代も楽しんでます。前も書いたけど安原くんと東国丸くんが押しvv あとは、柏原くんが不憫でねぇ。京子ちゃんも好きだがvv
 「アクノヒガン」1は面白かったんですけどね〜。4で打ち切りらしいので、2を読む気がイマイチ。
 「GIFT+ー」が結構面白いです。人間を生きたまま腑分けしますが。なんとなく、キャラが「雪人」のヤクザ側っぽい。まぁ、漢モノって感じじゃないですが。青春モノ? ミステリですけどね。一応医療かなぁ?
 こんなところでしょうか。
 それでは、明日から寒波が居座るようですので体調お気をつけてくださいね。
 おやすみなさい。
おすそ分けなの?
 いつもご来訪&拍手コメントありがとうございます。レスは後ほど。

 昨日、早速、部屋にアリンコさんが4匹も出てきました。ううむ。フライングだ〜。

 それとは別に。
 昨日、恵方巻きを食べてた時、ナニを思ったのか、ダイゴが自分の餌入れからなにやら咥えてうお里の前に持ってきました。
 うお里の膝の上に、骨型のドギークッキー。少し湿ってるのは、ダイゴが食べない朝ごはんの上に乗っかってたせい。
 ???
 わからないまま、恵方巻きをかじるうお里。
 仕方ないので、クッキーを割って投げてみましたが、反応なし。
 ???
 残りを鼻先に持って行きましたが、食べるでなし。
 ???
 わからんちんのまま、恵方巻きを完食するうお里。
 ふと、先日読んだ、ワンコは親しい相手においしいもののおすそ分けをするという動物行動学? の話を思い出しました。
 うお里は、たしかに、親しいつもりだが。
 たしかに、ダイゴにとっては親しいつもりなのだが。
 君の食べ残したものが、おいしいのか?
 レトルトで湿気てるよね?
 朝からの食べ残しだよねぇ?
 おいしいもののおすそ分けなの?
 本当に?

 ちょこっと疑惑が残る、ダイゴの行動だったりしたのでした。

 ええ〜最近常日頃読まないジャンルのTL小説というらしいジャンルにチャレンジ中です。ええと、読書としてね。
 おそらく、ティーンズラブってジャンルだと思う。違うかなぁ? 大人の男女の恋愛だからなぁ。どちらかというとソフトな官能小説になるかもしらん。がっつりかも知れんけど。
 もう大概読みたい作家さんが書かないから、自棄なんですvv
 BLも近頃どうにもハズレが多いから、やっぱり自棄なんです!
 まぁ、TLもハズレばかりに当たってるけどなorz
 で、やっとこ、あたりかな〜微妙だけどな。ってのがありまして。
 「ひみつのメイドさま」だったかな? 
 もともと小説家になろうさまで連載されていた話だそうですが。
 女装趣味のあるエリートで美形なオトメン課長と、元パターンナー志望だった女性の恋愛もの。
 彼女が部下になってから、服を作れる部下にメイド服を依頼したいのを4年間ぐるぐる悩み続けた課長さんがvv
 メイド服を着たら、メイドっぽくなるのか? Sなスイッチの入った部下に押し倒される課長………。186センチの均整とれたスタイルの男性なんだがなぁ。それだけに〜みさくら語使用で喘ぐ課長さんに引きましたけどね。そこさえ乗り越えることができたら、楽しめました。
 はい。
 とにかく、喘ぎ声とみさくら語のコンボはきつかった。字数稼ぎか? とつい考えるほどに長い! しつこいわ!
 わざわざ必要ないと思ったね。うん。
 行為を書くにしても、しつこい喘ぎ声とみさくら語は、逆効果になる場合もあるよね〜。ぐれるぞ。

 まぁ、1巻は99円とサービス価格になってましたので、つい手を出したんですけどね。そろそろ700円に戻りそうな? 2巻が1日違いで割引価格(99円じゃなかったけど)から700円に戻っちゃったからな。 まぁ、700円出して買うのはお勧めしませんが。楽しいけど、量的に少ないんですわ。端的に言って高い! まだ3巻は読んでませんが、おそらく3冊目までまとめて1000円くらいが穏当な値段だと思われます。はい。ま、個人的な感覚だけどね。


 えと、森昌子さんの「越冬つばめ」出だしが難しいです〜。音程があるんだけどかすかな上下って感じは、素人には難しいと思うんだが。うん。うお里が音痴なだけだけどさvv
 
 「舟唄」は〜結構好きだが、もしかして、結構低いのかも。うん。

 で、うお里が演歌をあまり好きじゃなかった理由がわかりました。結構、不倫の歌が多い! これに尽きる。
 「越冬つばめ」も不倫だよねぇ。歌詞読む限り。
 八代亜紀さんの「雨の慕情」も不倫っぽいし。ケイウンスクさんの歌も案外不倫が多い気がするし。って、そんなに知らんけどさ。
 サブちゃんにとっつきやすかったっていうのは、もしかしたら、不倫の雰囲気が薄いから? 探したらあるかもしれんけど。あえて探す必要もないしね〜。
 で、まぁ、隙間時間にヨウツベさんで色々見てましたら、五輪真弓さんの「恋人よ」がヒットしまして。サビの部分しか記憶ないなぁと聞いてみました。ほんっと、ひところ音楽番組なんか見向きもしてなかった頃があって、ちょうどその頃にヒットしてたみたいな歌だった。タイトル知ったのは、槇村さとるさんの「恋人よ」って短編? あったよねぇ。エンディングの見開きページ? 男の人が浜辺かどこかを歩いてるのに、ヒロインが両手を広げて駆け出すシーン。その後ろくらいに「恋人よ!」 って書かれてたような? 記憶違いな可能性はあるけどね。牧村さんで好きな漫画は「鏡の中のアリス」と「愛のアランフェス」くらいだけどね〜vv
 そんなこんなしてて、なぜか「子連れ狼」を聞いていました。五木寛之さんと誰かがデュエットしてたのね。おお! フルではこんな歌詞なんだ〜と、懐かしさにかられておりました。懐かしの萬屋錦之介様♪ 結構好きだった。若かりし頃の美形の面影消えてたけどね〜。


 この辺でレスです。

trapさま
 こんばんは♪
 バカミス………一応読んだことあるのは「斜め屋敷の犯罪」のようです。あ、島田荘司さんね。御手洗シリーズはある意味、バカミスが多いかも知れませんね。ということで、読んでましたvv
 「エーリアン殺人事件」はパロディSFにジャンルされるんだ。知りませんでした。というかほぼ内容忘れてるしxx なんか変な駄洒落のオンパレードだったなぁという印象しかないvv あれはあれで知力使うよね。書くにしたら。
 同時にイヤミスもググってみまして。ううむ。「向日葵の咲かない〜」が入るのか。ああいうやるせない感じのミステリは結構好きかな。でも、「告白」は、ダメでしたね。DVDで見ただけですが。一縷の希望がなければ………。救いでもいいですが。
 コージーミステリ………が、好みとしては一番かなぁ。手軽に読めて結構短めなのがいい。だもので、若竹七海さんとか追っかけてましたしね。最近新作がなぁ。「御子柴くんの甘味と推理」だったかな? 最後に読んだの。

 ネズミを食べるPは、ロメロかもしれないです。ううむ。刑務所内でゾンビが発生する話だったと。なんかそういう研究してるおじさんが出てきてて、最後、彼だけが無事刑務所から出てたような? で、まぁ、おそらくうろ覚えですが、そのネズミを飼ってる受刑者が結構vv

 恩田さん………以前は結構読んだかなぁ。ただ、どうも、申し訳ないですが、合わない作家さんではあるんですよね。ごめんなさい。嫌いじゃないんですが、読みきれない作家さんです。「十六番目の小夜子」ですでにダメだった記憶が。ファンタジー? わからないっ………てなってしまって。まぁ、「ねじの回転」もうお里理解不能でしたから。そういうイメージがある作家さんかもしれません。あ、この作者はヘンリー・ジェイムズかな? 記憶があやふやで申し訳ないです。ひところは和田初子さんとごっちゃになってしまってました。「ハサミの記憶」とか色々。
 宮部さんは「鳩笛草」で読んでないかなぁ。「蒲生邸殺人事件」で挫折したような記憶があります。十年以上前だな。ハードカバーで買った記憶あるし。
 ひところは、もう鬼籍の方ですが、藤桂子さんにハマってましたが。ミステリというより刑事ものでしたね。

 「エヴァンゲリオン」は〜一応本放送の時にとりあえず見てましたが。間がずいぶん飛んでたりしてますけど。だからカヲルくん登場すら知らないvv 暗い話だな〜って印象が一番ですかね。中学生を追い詰めて何しとるんだ〜っていうのが強かったかなぁ。父親がね〜。ああいうタイプは苦手で。どうにも。萌えどころを探すのが大変なアニメだった記憶が。美里さんの彼氏が処刑? されたのがショックでしたねぇ。うん。

 それでは、今日はこの辺で。
 一日お疲れ様でした。
 おやすみなさい。
取られちった
 いつもご来訪&拍手ありがとうございます。

 節分の恵方巻きを食べて終わり、さて、残るはイワシだ〜と振り向かずに(北北西を向いてたのでvv)手を伸ばしましたら、ない!

 え?

 隣にダイゴがいる。

 が。

 犯人は〜祖母でしたorz

 目の前にあったので、自分にくれたと思って食べたそう………。おばーちゃん、自分の分食べたでしょうxx

 イワシを食べられなかったうお里でした。
バカミス
 いつもご来訪&拍手コメントありがとうございます。レス兼ねてるかもしれません。

 名古屋って見当たりしてるんですね〜。なんだろう、イメージ的にORBISのアナログバージョンに思えるんですが。ちょっと違うか。神戸くんvv あ、映画「相棒」に今回も登場みたいですね〜。

 バカミスって言葉初めて見たかも? いや、意識してなかっただけかな?

 高校生時代に「エイリアン殺人事件」って、栗本薫さんのを読んだけど、あれがバカミスかもしれない。うん。
 あとは〜、誰だっけ、御子神ナントカちゃんとか御子柴なんとかちゃんとかって女の子が探偵役かなんかの、微妙なの。タイトルも作者も忘れたなぁ。
 斎藤肇さんだったかなぁ? 三部作のミステリを読んだ記憶はありますが、あれは、バカミスじゃなかったかな? 誰だっけ、大きな筒の中に閉じ込められるミステリ。不条理かなんかよくわからない話でしたが。超自然的なミステリっぽい話が20年くらい前? もっと前? 流行ったような気がしないでもない。
 バカミスに近いかもしれないのが、誰だ? 「Jの神話」? いや、違う。乾くるみさん? ええと、犯人が、寄生するPーだったような。うん。放送禁止用語。えと、ダルジェントか誰かのゾンビもののエンディングのところで、ネズミを襲うPーです。うん。ネズミが食べられちゃう。どこからどうやって食べるんだ? タイトルが思い出せん。

 個人的には、ミステリはキャラありきっぽいんですよね〜うお里の好みって。もともとトリックを解くつもりがないので、人間関係とかを読むのが楽しいっぽいです。
 トリックはね〜解けないので、最初っからスルーして読んじゃってますからねぇ。
 子供の頃、ミステリってジャンルはいろいろ読んだ最後に読み始めたってくらいには、ちょっとにがていしきがあったものです。どちらかというと、SFとかファンタジーとかの方が好きでしたからね。
 それまでにも江戸川乱歩とかルパンとかは読んでましたが、まだホームズには至ってなかった。時代的にタイムリー? なのを読みだしたきっかけは、「ハーディー・ボーイズ」に「ナンシー・ドルー」です。昔NHKで放送してたのを見たのがきっかけで、シリーズ本買ってもらったんですよね〜。まぁ、タイミング的にナンシーは見れなかったんですけど。で、まぁショーン・キャシデーさんかなぁ結構かっこいい! ってなもんでvv
 でもやっぱり、タイトルに「〜の秘密」とかついてると、つい、うお里なんかはSFとかファンタジーの方向に思考が入っちゃって、なかなか馴染めなかった記憶がありますからね。「秘密」ってイメージ的に「ハムナプトラ」とかの方向を想像しちゃうタイプなんですよvv

 そんなこんなで。

 「クライング フリーマン」読み終えました。
 結局これはギャグなんだな、というのがうお里の結論でしたね。
 とりあえず、すぐに脱ぐ!
 なんでやねんと、突っ込みたいくらい男女ともに脱ぐ。脱ぎまくる………。
 も少し、慎みもとうよ!
 裸族の話か………と、最後の辺はなんの感慨もなくvv
 まぁ、お気に入りは3巻で死んじゃうしvv 次のお気に入りは、横も縦も大きな女の子だしvv いや、いいんですけどね。祖父母の会話とこの子の登場時のこじれた行動から少し知能に問題あり? と思ってたんですが、結構普通なんだよねこれが。どこに問題があるんだ? ある意味放置されてるからこじれてただけでは? まぁ、主人公夫婦と妹として仲良くなってよかったけどさ。ちょこっとだけ、昔宮廷にいたらしい、閨の愛玩物扱いっぽい気がしないこともないけど、気のせい気のせい。うん。
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