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2011/12
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いや、もう、なんかね。
 いつもご来訪&拍手ありがとうございます♪

 いや、もう、この間沸いたと言っていた異世界トリップもの。
 冒頭、どこがや~って感じですね。
 まぁ、だんだん、いつものパターンに陥っちゃいますけどvv 所詮魚里が書く話だし。

 『ルパンの告白』を引っ張り出し、jetさんバージョンの『八点鐘』を引っ張り出し、ぼへーと読みながら、思いついた話をテキストに書き書き。PCの片方では、青列車の秘密と物言えぬ証人を流してるし~なにやってるんでしょうね、魚里。
 で、だ。
 『アバンチュリエ』の2巻で途中までになってる『ハートの7』だったかを読もうと思ったら、『ルパンの告白』じゃないんだね。収録。あれ? 魚里一連の作品を『ルパンの告白』に収録されているとばかり思ってました。
 ら、『強盗紳士』だったんだ~vv ちなみに、『棺桶島』もルブラン作のよう。好きなんですよね、これ。
 『ルパンの告白』は、なぜか旺文社文庫もあったので、そっちが読みやすいかと、そっちの方を引っ張り出す。うん。一人称『儂』じゃないんだもんvv が、『強盗紳士』は、新潮版vv 一人称やっぱり『儂』だな~。どこのじーちゃんじゃという突っ込みは忘れようvv ルパンだもん。
 で、もひとつなんか混乱してたんだけど、『八点鐘』に収録とか『バーネット探偵社』収録とか思ってたら、『告白』だったのね~って話が多い。あれ? 魚里、はじめて買ったルパン新潮バージョン、『告白』だったのかなぁ? もはや覚えてないんですけどね。『麦わらのストロー』やら、なんか屋根裏かどこかの窓から見える絵画がトリックに一役買ってる話とか、好きだったりするんですがvv こりが、『告白』の方に収録されてたんですね~。
 それにしても、タイトル、『強盗紳士』ですからねvv せめて、『怪盗紳士』にしてほしいvv

 そんなこんなで、以下異世界トリップ妄想の冒頭部分。
 タイトルは~とりあえず、『異邦にて』。実も蓋もありゃせんなxx


*****







 さて。

 何をどう語るべきか。

 私の書く残虐描写がどうしようもなくリアルに過ぎて怖気が走る。もしやして、すべて実体験に基づくものではないか?

 愚かなほどにも使い古された理屈だ。

 が、あながち外れてもいない。

 意外かね?

 五十絡みの男がにやりと口角を持ち上げてみせた。





 仮に、君がなにひとつ事前の知識を持つことのない異世界に迷い込んだとしよう。

 ことばは愚か、なにひとつとして知ることのない世界だ。

 雨風をしのぐ屋根もない。

 頼れる知り合いもいない。

 仕事をするにも、言葉がわからないのだから、文字も読めはしない。そんな得体の知れないものを雇うなぞ、脳みそが一年中春のおめでたい人間だけだ。

 奇特な人間が見つからなければ、喋れるように、読めるように努力しなければならないだろう。しかし、なる頃には、飢え死にだ。

 自然の恵?

 野草?

 毒かもしれない。

 虫や爬虫類?

 同じく。

 野生の獣?

 ナイフ一本身につけていない。

 持ち物と言えば財布、ハンカチくらいだ。もちろん、財布の中味に意味はない。わかるだろう?

 身につけているものを売る?

 そうしてワラシベ長者か?

 夢物語だな。

 男が、鼻で笑った。

 だいたい、いきなり見知らぬ土地に迷い込んでスムースに生きてゆけると思うこと自体、馬鹿げている。

 違うか?

 辛酸を舐め尽くして、それで尚もとの世界にいた頃のように罪を犯すことなく暮らしてゆくことなど、不可能に近い。

 だろう?

 そう言って相手の目を覗き込んだ男の双眸は、少しも笑ってはいなかった。

 ―――まるで、経験したことがあるように仰られる。

 聞いていなかったのか。最初に、私はあながち外れてもいないと、そう言ったと覚えているが?

 ではっ?!

 驚愕に目を見開いた中年のくたびれた男に、対する男が面白そうに笑ってみせた。

 招かれざる客は、辛酸を舐めるのだよ。

 鋭く着れる黒い眼を空に遊ばせ、男はつぶやいた。


2011/12/04 11:24
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