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2010/10
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ころころ
 いつもご来訪ありがとうございます♪

 朝方は愚痴をアップしちゃいましたねxx

 気を取り直してvv

 なにげにお気に入りにランクインしてしまったベティ・デイビスさん。
 色々ググってみましたら、なにげに見た映画あれこれに登場なさっていた模様。
 その中でも、あっ! ときたのが、『家』に登場していた大叔母さん。
 あのみごとなまでの演技!
 あれは、確かに、今思い返せば、ベティさん。そうだ~そうそう、顔に記憶がありました。
 なんというかやっぱりホラーとかサスペンスが似合うなぁと思う。刷り込みかもしれませんが。
 でも、最後の作品だろう、『八月の鯨』は、見てみたいな。これ、興味はあったんだけどなんとなく見ずじまいなんだよねぇ。今度探してみようかな。

 ころころと『呼ぶ声』を頭の中で転がしております。
 いや、そう言えば、ブログにもまだアップしてませんでしたねぇ。この後にでもアップしておこう。
 なんか描けば描くほど微妙なテイストになる、アンドロギュヌス。まぁ、メインテーマじゃないんでいいんですが。
 なんだろうね。魚里が描くと、あっけらかんとしてしまう。
 さして拘りがないからかな? 不思議です。もう少し、あこがれとかゆめとかがあれば、色々と~ってなものなのかもしれませんが。だからなに? ってスタンスだからなぁ。べつにいいじゃん! って言うのが、まぁ、魚里のスタンスなので、後ろめたさが感じられないのかも。やっぱり、BLというかジュネの醍醐味のひとつは、後ろめたさと罪悪感だと信じて疑っておりませんので。ふむ。
********

『呼ぶ声』






 国は災厄に覆われていた。

 長い長い災厄だった。

 つむった目からは涙が流れ、食いしばろうとする口からは悲鳴が迫りあがる。塞いだ耳には、ひとびとの苦鳴が絶え間なく届いた。

 空を閉ざす黒煙は、ひとの焼かれる独特の臭気をふりまく。

 大地を濡らすのは、ひとの血潮や涙に他ならない。

 災厄の源は、大理石と翡翠と黄金とで造られた王宮である。

 民もが踏み込むことのできる外殻では、無惨な光景が繰り広げられている。

 掘られた深い穴の底には焼けこげた人間の成れの果てが積み重なっている。鋭い杭にはひとが貫かれ、後ろ手に縛められたものの腹からは腸がとぐろを巻いている。

 振り下ろされる鞭、刃。

 馬の蹄鉄は横たえられたものたちのからだを害してゆく。

 鋭いガラス片の上を引きずられるもの。

 四肢を引き裂かれるもの。

 首をはねられるもの。

 泣き叫ぶ被害者たち。

 黙々と行為を繰り返す灰色の衣をまとった男たち。

 山と積まれた死人の山。

 拷問。

 処刑。

 酸鼻極める光景に、王宮を見る者はいない。

 芯から凝りつくかの心地で、目を逸らせるのだ。

 民の祈りも嘆きも、王宮の主には届かない。

 狂える神に誰が逆らうことができようか。

 ひとは怯え嘆き、身を縮こめる。

 恨みや呪詛は黒雲に混じり、大地から立ちのぼる臭気と合わさって、あまたの魔物が生まれ落ちた。

 王は、無情に眺めるばかりだ。

 楽しんでいるわけではない。

 血に酔っているわけでもない。

 酔っているのも楽しんでいるのも、王の隣にいる腹の大きな美姫だった。

 手を叩き、火に投げ込まれる子供の絶叫を楽しんでいる。

 魂消るような断末魔の痙攣を、恍惚と味わう。

 そんな女を、王以外の者たちは嫌悪に引きつった表情でそっと見る。

 誰ひとりとして、処刑を止めるものはいない。

 そんなことをしようものなら、次は自分たちに火の粉が降り掛かる。

 先ほど火にくべられた少年は、美姫をたしなめようとした重臣の長男だった。

 灰色の処刑人の服装をまとった男たちに新たに引きずり出されたまだ少年の面影を残す若者に、つややかな黒髪に金の飾りをつけた赤いくちびるの美姫が、舌なめずりせんばかりにその彩られた瞼を見開く。

 紅をさして血塗れたようなくちびるが、細い三日月めいた嗤いをかたどった。金の瞳に残酷な喜悦がともる。

 火にくべるか、槍で貫くか。

 それとも、ノコギリで挽くか、馬に引かせるか。

 幾通りもの残虐な殺害方法が、女の脳裏をいっぱいにしていた。

 ぞろりと赤い舌がくちびるを湿した。

 ちろりと隣をみやれば、何を考えているのか、王は眉間に皺を刻みつけたいつもの無表情のままである。

 くつくつと笑いをこぼす。

 膨らんだ腹を撫でさする。

 眼下に引き据えられた若者こそが、王の後嗣を産むはずであったのだ。

 見た目からはわからないが、若者は、双つの性を持つ者であり、誰よりも王の恋着を受けた者であった。



 王の恋着を厭い、宿った子を堕ろすまでは。







 若者は身内に宿った生命に恐慌した。

 彼は元々この世界の人間ではなく、両方の性を持っていたわけでもなかったのだ。

 元の世界で、彼はごく普通の高校生だった。

 ある日、何かに呼ばれたような気がして振り返らなければ。

 立ち止まらなければ、彼は今頃平凡な大学生になっていたことだろう。

 立ち止まった時、彼は白金の何かを見たような気がした。

 抱きしめられたような気がした。

 そうして、

『すまない』

 そう男とも女ともつかない声で、謝られたような気がしたのだ。

 そのまま、何かがからだの中にはいってきた。

 そんな錯覚を覚えて気を失った。

 からだが内側から作り替えられてゆくかの苦痛に、どれだけの間さらされつづけたのか。

 気がついた時、そこは異世界だった。


 20:28 2010/10/10 (2010/09/29)

 こんな感じの話なんですけどね。
 転がすと転がすだけ、だんだん、ディープに。いや、すでにディープで救いのない世界となっておりますが。
 ふむ。
 どうしたものやら。
 ハッピーエンドはこれも、無理。です。困ったなぁ。ラストは既に頭にある。うううむ。
 最近自棄起こしてるのか、ハッピーエンドとはほど遠い魚里ですが。
 許してくださいね~。
 うううう。
 自分も辛いのよ。
 基本ハッピーエンド至上主義だと自分を信じて疑っておりませんでしたが。
 が。
 自分の好みを突き詰めてゆくと、ダークネス。
 限りなく。
 ネガティブ。
 どうしろっていうのよ……。
 いいわ!
 もう開き直っちゃうから!
 ということで、読む人をめちゃくちゃ選ぶ話だとは思いますが、楽しんで頂けると嬉しいなぁ。
 泣き笑いxx
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ショック
 いつもご来訪ありがとうございます♪


 相棒9 1回目~~~~~~録画できてなかったxx

 あれだけディスクのチェックしたのにっ!
 アクオスの馬鹿~~~~~!!!!!

 はぁ。

 昨日の朝、ちゃんとディスクの空きのチェックしたんですよ。
 なのに! 撮れませんも出なかったし。
 アクオスって、馬鹿なの?

 罵詈雑言の魚里でしたxx

 失礼。
プロフィール

魚里

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