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2009/08
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大吉
 拍手ありがとうございます♪ レスはこの後にあります。

 “in the soup” 4話目 4回目 *******************

 ノックもなく扉を開き、昇紘は足を止めた。

 郁也にあてがった部屋にはいるとき、ノックをすることはない。

 ノックをすれば、いつも郁也が強張りついて昇紘を凝視するからだ。

 怯えたまなざしを見るたびに、胸が煮える。

 昇紘が動くたびに、逃げ場を求めて瞳がさまよう。

 近づくごとに、まるでその奥へ解け消えたいと願っているかのように後じさり、背中を壁に貼りつける。

 血色の悪い顔に、冷や汗が跡を残す。

 扉を開くたびに、甘美な記憶が苦いものへと変貌を遂げる。

 それでも開かずにはおれない己を痛いほどに感じ、自嘲に口を歪めるのだ。

 寒々しいほどに部屋を広く感じるのは、夕べの日の傾きのせいだろうか。空気の中に人の気配を感じない室内は、朝彼が部屋を出たときのままのように見えた。

 郁也を囲い込んでからというもの、昇紘はほとんど自分の部屋で眠ったことがない。

 ぐるりと薄暗い部屋を見渡す。

 閉ざされたままのベッドの帳を開き、昇紘がその場に凝りついた。

「郁也?」

 ガウンが寝乱れた寝具の上に投げだされているだけで、ひとの気配もない。

 切れ長の瞳が、徐々に見開かれた。



 ――逃げたか。

 クツクツと、薄ら寒い笑い声が、昇紘の喉を震わせはじめた。



 郁也を最初に抱いてから、半月が経とうとしていた。

 起き上がることすらままならない郁也を抱く気にはなれなかった。

 高い熱に苦しみながらも自分の気配を感じるたび頑なにからだを竦めようとする少年に、苛立ちがつのりはしたが、己の所業を鑑みる余裕があった。

 だから、暫くの間、彼の部屋へは近づかなかったのだ。

 十日ほど経つと、少年はようやく熱も下がりよろめきながらも立ち上がることができるようになった。

 エンリケより報告を受けた昇紘が、少年の部屋へと足を向けた。

 わずかに十日ばかりでげっそりと頬はこけ、からだの肉付きが薄くなったように見えた。

 医者の診断におとなしくパジャマの前を開いていた少年が、彼を見て青ざめ強張りついた。

 がくがくと発条の切れかけたブリキ人形のようにパジャマのボタンを合わせてゆく。

 全身の震えは、まだ熱が引いていないのではないかと思わせるものだった。

「体調は好くなったか」

 ベッド脇の椅子に腰を下ろして、昇紘が医師に問いかけた。

「もう大丈夫です。後は栄養のあるものをしっかりと摂るようにすれば、すぐ元通りになりますよ」

 送ってさしあげろ。

 エンリケに命じた後は、昇紘の興味は医師からは消えていた。

 エンリケに先導されて、医師が部屋を出てゆく。その気配を遠く感じながら、昇紘は郁也を振り返った。

 少年はベッドヘッドに背中をつけ、いざるように動いている。

 褐色の瞳が、昇紘を凝視する。

 まるで少しでも視線を外せば昇紘に襲いかかられるのではないかと恐れているかのようだった。

 片手は帳を握り締め、もう片方はベッドヘッドの飾りを探っている。

 片足はベッドから落ちさまようような動きを見せ、もう片方はベッドの上で折り曲げられている。

 そうやってじりじりと、ベッドから降りようとしているのだ。

 昇紘は楽しむようにして、そんな郁也を眺めていた。

「足が震えている。手もだ。そんなようすでベッドから降りて、どうするつもりだね」

「帰る」

 かすれた声だった。

「帰さないと言ったらどうする」

「帰る。ここには、もういたくない」

 ベッドから降りた郁也が走り出す。

 しかし、覚束ない足どりの少年を捕らえることなど、容易いことだ。腕を掴み、引き倒すようにして胸の中に閉じ込める。

 瞬間、短い悲鳴が郁也の喉からほとばしった。

 腕の中でもがく郁也を逃すまいと、昇紘の拘束がしだいにきつくなる。

「もう嫌だっ」

 抱きかかえベッドに投げ出すと、郁也の息が詰まったらしい。

 数度咽た後、涙をたたえた瞳が呆然と昇紘を見上げていた。

 郁也の瞳が、これ以上はないほど見開かれてゆく。

 全身の震えが激しくなった。

 昇紘が、引き抜いたネクタイで郁也の両手を縛めたのだ。

「この間のような無理はしない」

 昇紘の黒い瞳が、ねつい光をたたえて郁也を見下ろした。

「いやだっ! いやだいやだっ、嫌いだっ!」

 刹那、昇紘は郁也の頬を張っていた。

 かなり強い一発は郁也の頬を赤く染め、郁也の顔からただ出さえ乏しい血の気を失わせている。

 怯えが、恐怖が、嫌悪が、次々と郁也の褐色のまなざしを彩ってゆく。

 ながれつづける涙に惹かれるようにして、昇紘は郁也にくちづけていた。



 ネクタイを締めていた昇紘は背後に気配を感じて振り返った。

 上半身を起こした郁也が肩で息をついている。

「目が覚めたか」

 怯えた表情で見上げてくる郁也に、昇紘のくちもとがふっと弛んだ。

 あちらこちらに赤い花が咲いている。

 昨夜の郁也を思い出し、その背中のなめらかさを思い返し、手を置かずにはおれなかった。

「まだきつかったようだな」

 触れただけで、郁也は全身を震わせた。

「触んなっ」

 自分を拒絶するきつい声音に、思わず手が出ていた。

 ガツン。

 硬い音がして、郁也の頭がベッドの支柱にぶつかった。

 脳震盪を起こしかけている郁也に、昇紘は、

「いいな。郁也。おぼえておけ。これからのおまえは、私の愛人だ」

 それだけを言うと、スーツを取り上げ、部屋を後にした。



***************** とまぁ、ここまでです。視点が視点なので、昇紘さんがちょっといつもより饒舌です。でも、話すことはやっぱりオヤジですねvv もちっとオブラートに包みなされ。とか思ったり。いや、でも、まぁ、このダイレクトさがきっと上に立つ者のデリカシーのなさなのよっとかいったりして。偏見ですかね。やっぱり。
 それはともかく第二回目の濡れ場になっちゃいましたね。第一回目の逃亡の予定だったのに。でもまぁ、あ~んな目にあっちゃった少年が、簡単に逃亡は無理だろうから、それまでにも色々あったのだということにしておいてください。病気とか怪我が治ったばかりの郁也クンになんつーことしますのよ! と思ったりしつつ。本人は可愛がってるつもりなのかなぁ。わからなくなってきた。絞殺じゃない、考察してみるに、おそらく昇紘さんに近づく女性は色と欲ってタイプが多かったのではないか。だから、自分はそういうの好んでないくせに、ついついそれまでの習いでそういう行動になっちゃうとか? もしくは、逃がすつもりがはなからないので、からだに覚えさせようとしてるだけとか。う~ん。どちらにしても、思考はオヤジです。50男だからなぁ。そんなもんかもしれん。お道具とかはまだ使ってないので、マシかな。2回目からそれでは、もう、嫌悪症どころか恐怖症一直線と思われます。でも、手は縛られてるxx
 1回目の郁也クン視点とは微妙に齟齬がありますが、郁也クンがへよへよしてるから時間とか起きた日とかが滅茶苦茶になってるんだということでご容赦ください。ありえますよねやっぱり。

 この間買った、「風雲児 織田信長」 見ようと思いながらも踏ん切りがつかない。中村錦之介さんと月形龍之介さんが出てるのよ~。このコンビ結構好きです。お二方とも既に故人ですが。平手さんの死から桶狭間までの話だそうですが。織田信長の話としたら、有名なところですよね。うんうん。だから見る踏ん切りがつかないというかなんと言うか。ま、おいおい気力ができたら見よう。



 というあたりで、レスです。

 trapさま、こんばんは~♪
 色々楽しい話題をありがとうございます。嬉しいですvv

 当りです/// 自分の感情を押し付けるタイプですね。男の人は弱くて怖いところがありますからね。あっちこっちと針が振れまくってるタイプだと思われます。
 逃げられないなら慣れるしかないと思うんですが。あとは、昇紘さんの精神の振れに引っ張りまわされてストックホルム症候群にかかるしか助かる道がないようなxx どちらにしても、PTSDとか患いそうで、郁也クンには可哀想過ぎますが。

 冬のパリ~ロマンチックそうなんだけど、寒さは半端じゃないらしいですね。あいにく、夏しか知らないのでしたxx 「悪夢」の郁也クンが車椅子じゃなくて、パリにいて~なら、昇紘さん郁也クンの肩を抱いて散策なんかやらかしてくれそうです。でもって、レストランに着いたら、郁也クンのコートを脱がすくらいはするのではないかと。郁也クンは恥ずかしがりそうですが。車椅子でも別にいいんですが、肩は抱けないなぁ。でもって、あの昇紘さんなら、看病はするかもしれません。かなり、溺れてますから。それに、あの郁也クンはほとんど絆されてますから。

 広重でしたっけね。東海道とか言うとどうも広重のイメージですが。頭の中ではごちゃ混ぜ状態です。誰かの絵からの焼き直しとかって説をこの間読みましたvv
 ちなみに、魚里の場合、美術などの薀蓄の情報源はヤングジャンプの薀蓄ミステリものです。“ZERO”って言うコミックスがありますが、あれ読んでると古今東西の美術やら歴史やら色々出てきてて、広重とかも出てきてて面白いです。絵は男くさいですけどね。

 それでは、この辺で。
 そちらに台風が近づいていたみたいですが、大丈夫でしたでしょうか。
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 拍手ありがとうございます♪ いつも楽しませていただいております。

 ということで、突然ですが、レスです。

 trapさま、こんばんは~♪

 反応をいただけると、かかなきゃーと言う気になれて嬉しいです。最近のスランプは相当酷いなと自覚があるだけに。
 などと言いながら、今日も書けずじまいという魚里です。
 サディストの思考にぐるぐるしておりました。
 ド・Sの思考。しかも、相互理解のないド・Sですから………。
 危な絵(字が違ったかも)を見てて思うんですよね。基本、魚里はMが勝ってるらしく、ほんっとうに嫌がってる感じが伝わる絵とか話とかに惹かれるのですが。まぁ、そこにハッピーエンドの要素がそこはかとなくないと駄目ではありますが。ただの売買とか調教とか逆にただの和姦とかでも惹かれない。前者二つは気持ちが悪くなるし、後者はよかったねぇと醒めてる自分に気づくし。
 こんな魚里なので、一方的な執着を持つ昇紘オジサンの思考がネックになっております。
 どこまで手心を加えるS加減にできるか――が課題でしょうか。
 放置はともかく、衆人環視は駄目ですし。
 お約束的に、媚薬とかお道具とかなんでしょうか。使うかなぁ? ぐるぐる。
 あくまで一対一に拘りたい話ですし。エンリケは~~と、自分で自分に突っ込みますが。
 そんなこんなで、PCを開くもならず。
 ぼけ~と頭の中で転がしていたというていたらく。

 薄ら笑いを浮かべて待ってる図――ドキドキしますvv いいですね~。ぜひともここはいただきたいです。表現できるかどうかが謎ではあるのですけど。
 クラブで下っ端のお姉ちゃんは近づけないですよね。トップクラスを目指す野望に満ちた美女! ならありえるかな。でも、きっと、近づけないと思われます。ポーカーフェイスなんかとらないんですよ。眉間に皺を刻んで不機嫌丸出しで無言でグラス傾けてそうです。失礼ですよね。でも、まぁ、お金払ってるんだから、嫌いなタイプの接客は近寄せないというのもアリかもしれません。野望ぎらぎらなタイプは多分、嫌いだろうなぁ。何のかんのと癒しを求めてるのが昇紘おじさんなんですよね。あ! うん。そうです。方法手順は間違いまくりですが、おじさんの求めてるのは、癒しです! ああなんか、納得かもしれない。ママは、その点、上手く取り繕ってくれそうです。

 悲鳴あげて逃げ惑う郁也クンの図しか、頭の中にないあたり、魚里にもSな部分があるのだなぁとvv
 男の子だから、本当はあまり泣いてほしくないんですが。が、あそこまでされて泣かない子というのは、いないと思われます。いないと思うなぁ。ベタですが、悲劇のヒロインが似合う少年というのはそうそういないですからね。ヒロインぶってるわけじゃなく、羽をもがれて飛べない鳥って感じかな。
 SxMじゃなく、SxNですからね~あくまでも。
 郁也クン――冬のパリですか。毛皮の内張りをしたフード付マント。なんかなんかなんか/// いいですね~~~♪ ハードな毎日にほよほよしてる郁也クンが上着はおらずに外に出たりして、それを捕まえてマントでくるむ図なんか、結構萌えますが。ああ、なんかいいですね~。どうも郁也クンの場合はハードな毎日というオプションが出来上がってて、ごめんなさいなのでした。

 黄土色がいきなりマリンブルーに変わるわけですね。素敵ですね~。
 はじめちゃんのばあい、なんだか汗水たらして必死になって上りきった後で「うわ~」とか言いながら満面の笑みってイメージですね。
 そ、そうか。清濁併せ呑むイメージなのですね、きっと。懐が広いイメージはあるかな。

 本陣博物館―――というのがあるのですか。本陣と聞くと、本陣殺人事件が浮かぶ魚里は所詮vv
 金比羅参りというと、あのお話で重要なあの金比羅参りですねっ♪ タイムリーです。ぜひともご覧になられてくださいませ。


 聖書のモチーフは、欧米じゃお約束ですよね。後は、ギリシャとかローマの神話とかシェイクスピアとか。わからないとなんなんだ~となるミステリィとか多過ぎです。『セブン』楽しめましたけどね。まぁ、モチーフが結構手ずれてるから日本人でも何とかついてゆけたというか。


 SEXをするからきれいに―――なにごとも過ぎたるは~ですよね。荒淫は肌荒れの元ですし。肌がくすむらしいですし。
 リラックスして気持ちがいいことをするというのが、ホルモンの分泌を促すのではないかと。で、ついでにリンパの流れもよくなるわけで。どっちが主かは謎ですが。
 女性誌に限らず、マスメディアに踊らされすぎですよね、日本人。

 それでは、長くなってしまいました。
 今日はちょっと寒いくらいです。寝冷えにお気をつけください。
 拍手ありがとうございます♪ レスは後ほど。

 今日は“in the soup”おやすみです。
 ミニパソ開いてえっちらおっちら書き込んでいたのですが、10行くらいしか書けなくて……。
 初体験につづいて、初逃亡を書こうと思ってたのですが、ある意味傍観者ですからねぇ、昇紘さん。
 自分で探しに出るタイプじゃありません。
 一人で探すより、部下を使ったほうがはやいというのをよく知ってるというか。ボスは慌てちゃ駄目って骨身に染みてるのだろうか?
 指示を飛ばした後は、ぐらぐらと怒りをたぎらせてるような気がします。
 不惑も過ぎまくってるくせに惑いすぎ。
 ここを可愛いと取るか、怖いと取るか。
 可愛いオジサマ♪ なんて、ギャルが寄って来るタイプじゃないのは確実ですが。
 連れ戻した後、郁也クンにどんな罰を与えようか悶々と考えてそうだなぁ。
 となると、昇紘さん視点じゃ書きにくいのも当たり前ですよね。
 昇紘さんの暗黒面というか、ダークすぎる思考形態だけを弄るのはしんどいということで。
 郁也クンに視点交換してもいいだろうか?
 もうこうなると、“in the soup”の四回目というより、書き直しになっちゃいますが。
 開き直っちゃおうかなぁ………。
 となると、結構書いてるから、突然郁也クン視点というのも違和感ありありだから、途中に郁也クン視点の表記をいくらか差し込んで…………。とかやってると、郁也クンが主役にスライドだよなぁ。う~ん。悩む。
 

 というところで、レスです。

 trapさま、こんばんは~♪
 いつもレスありがとうございます。楽しみにしております。

 初々しくて可愛いですか? 嬉しいです♪
 わははは………どの郁也クンも、耳の付け根でしたか。あまり意識してませんでした。結構あの部位で感じる子というのは好きだったりします。
 唇にキスというのもいいのですが、首から上の部位でほかにどこにキスするのがエロいかなぁと考えると、耳の付け根かなぁと。耳の穴に舌を差し込むなんていうのも時々よそさまでは拝見しますが、表面なのにエロい――そういう場所として、耳の付け根を選んでしまうようです。あと耳たぶを噛むとかも挑戦してみたいんですけどね。きっと、郁也クンの耳たぶは薄いと思います。福耳じゃないだろうなぁ。
 額、頬、瞼、は、子供を慰めるとか宥めるとかのイメージがあるのかな? いや、瞼は、ちょ~っと、エロかもしれないなぁ。でもやっぱり、慰めるイメージだね。涙をくちびるで舐めるみたいなシーンは、慰めてるんだけど、されるほうは恥ずかしいって感じだし。
 魚里は、あまりアクロバティックな濡れ場を書けないんですよね。いや、まぁ、色々あるのは知ってますが、本音としてはその体勢に至るまでを考えるのはめちゃくちゃ、疲れるもので。ことに昇x浅は、ほぼ一方的な行為ですから、考えてるともう泥沼vv
 でも、最近、ぼかしながらではありますが、以前は示唆さえしなかった行為を書き込んでたりします。『艶体詩』あたりからかなぁ。
 ダイレクトな名称を使うのは、やっぱり苦手なのでした。

 17歳は、可愛いですか。身近にいない年代なのでちょっと不安だったんですよね。最近の性交渉の低年齢化の話題とか聞いてると、どうなんだろう――って言う疑問がいつも頭の片隅にありまして。
 そうか。まだ、興味先行なのですね。
 レイプはトラウマですか。うちの郁也クンは、どちらかというと、レイプされた後は性にたいして嫌悪感を持つタイプとして魚里の頭の中にはあるのですが、相手が悪すぎて、どうにもならない不幸体質クンなんですよね。ドツボです。

 本人の意識がないときに告白するというのが、どうもこうも。いいとしこいてなにやってるんだ~! と、喚きたくなりますが。あれは、魚里も思いも寄らない行動でした。ここで告げておく――みたいな感じで、するんと出てきたんですよね。でも、まぁ、それを盾にはとらないでしょう。とれんわ! ということで。微妙なオジサン心なのかもしれません。

 『ジェイコブス・ラダー』ググって見ました♪ ベトナム戦争がらみのサスペンスなんですね。今一なのかな。
 ヤコブの梯子―――というと………。聖書も絡むのかなぁ。
 イントロで謎の見当がつくというと、ちょっと微妙っぽいですね。

 『ドリームキャッチャー』低評価ですvv 宇宙人物なんですよね~~~vv あれは、ないわみたいな落ちでしたし。3時間近くあるのにあれでは……見た後頭痛くなりましたよ。

 それでは、今日はこの辺で。
 明日、書けるといいなぁ。
 残暑がしんどいですが、お気をつけくださいね。
小吉
 拍手ありがとうございます♪ レスは後ほど。

3回目****************


「確認?」

 何をです?

 眉間を狭めるような表情で、昇紘を見返す。
 
 褐色の瞳が、探るように自分を見てくる。

 ただそれだけだった。

 不思議そうに、不審そうに、自分がなにを考えているのかを探り出そうとしている。

 その必死なようすに、自然、笑いがこみあげた。
 
 ククッ――――

 喉が震える。

 途端。

 少年の全身がかすかに震え、いぶかしむように眇められていた瞳が大きく見開かれた。

「え、と……青露の世話をしないと」

 喉に絡むようにしわがれたことばを紡ぐくちびるまでもが震えている。

 怖気たように少年が中腰になった時、ノックの音がし、しばらくして扉が開けられた。

「エンリケ、ドアを閉めて出ていろ」

 その場に立ち尽くしたエンリケが、静かに部屋を出てドアを閉める。

 コーヒーの香ばしいかおりがただよってくる。

 昇紘が立ち上がる。

 コーヒーをワゴンからとると、テーブルに戻り昇紘は少年の隣に腰を下ろした。

 ビクンと、今度はあからさまなほどに少年の全身が震える。

 自分を見る郁也のまなざしに、昇紘は不安を見出した。

 なにが起きようとしているのかわからないでいる少年のようすに、芽生えたばかりの感情が煽られる。

「そう」

 ソファの背に右手を回す。

 距離を置こうとするように、少年がソファの手摺まで後退する。

「ただ思い出させるだけなのかどうか、それを確かめたかったのだ」

 何を言っているかわかるまい。

 しかし、それでいい。

 下手に憐れまれるなど、ごめんだった。

「おまえは違う。しかし―――」

 そう。

 同じほどに。

 いや。

 思い出など比べ物になりはしない。

 もとより。

 はるかに強かな存在感は、まるでこれまでの無為をあざけるかのように目の前にある。

 もしかしてこれは、あの女の言葉に煽られただけかもしれない。

 陳腐な捨て台詞でしかなかった。

 そうとわかっていながら、あれは、紛うことなく自分の心の奥底を引き裂いたのだ。

 思いもよらぬほどに鋭い棘だった。

 自分からすべてを奪った元凶が、自身の所業を忘れ果てて、今また返す刀で心を引き裂いたのだ。

 自分を苦しめる者に、相応の痛みを―――――。

 しかし。

 あの女では駄目なのだ。

 もはや、あの女に対して覚える感情は、憎悪ですらない。

 無関心だった。

 あの女がどうなろうとかまいはしない。

 籍の不利益になるようなことをしない限りは、生かしておいてやる。

 あの女が苦しもうと泣き喚こうと、この心が動くことはない。

 髪の毛一筋ほどの痛痒すら覚えないのだ。

 だからこれは、血を流すこの痛みを癒すために必要なことなのだ。

「私は、おまえが欲しい」

 低く声が掠れる。

 塞き止められていた感情が、ようやく見出した出口へとほとばしる。

 止めることはできない。

 止める気もない。

 思いも寄らなかったろう台詞に、少年の顔からすべての表情が消えていた。

 思考も止まっているに違いない。

 この隙を逃すなど、愚かなことだろう。

 昇紘の口角がアルカイックな笑みを形作った。





 情交と呼べただろうか。

 ソファの上に固まった少年のくちびるを思うさま味わい、前戯もなく貫いた。

 少年を自分のものにしたいと急く心のままに、腰を揺らした。

 これほどまでに自分の劣情を煽りたてる少年に、我を忘れていたのだ。

 気がつけば少年は血と精液にまみれて無残なありさまで床の上で意識を失っていた。

 少年の拒絶の表情も、嫌悪に歪むまなざしも、痛みにひきつれるくちびるや頑なにこわばる全身の震えさえ、少年はその生々しいまでの存在感で、彼を魅せたのだ。

 涙も血も汗も、甘露と思えた。

 悲鳴も呻きも、許しを請う声の掠れや彼を罵る血を吐く叫びさえ、天使の歌声と聞こえた。

 それでも。

 情交と呼べるものではない。

 あれは、間違いなく、思いやりの欠片とてない陵辱だった。

 わかっていても、あれは、彼にとって甘美な記憶だった。

 少年の青ざめた顔に愛おしさが募ってやまない。

 頑なに拒みながら、それでも、最後には悲鳴をあげて自分を受け入れたのだ。

 その他者を知らない瑞々しい窄まりのきつさを思い出す。

 途端、からだの奥深いところに、癒えたばかりの滾りを覚えた。

「愛している」

 耳元にささやく。

 ぴくとも動かない、意識の欠片すら取り戻していない少年の耳の付け根にくちびるを落とし、きつく吸いあげた。

 それだけで、先には一度も遂精には至らなかった少年のものが、熱を孕む。

 昇紘がうっそりと笑う。

「いい子だ」

 聞く者とていない甘いささやきが、室内に拡散していった。





************** と、まぁ、昇紘さんの精神はぐるぐる回っております。言ってみればあまりにもショックなことがあったために無感動になってたのに、一目惚れした途端いきなり色んな感情を感じるようになってパニクった挙句の暴行です。されたほうはたまったものじゃありません。しかも、いきなりですよ。底なしの胃袋の怪物に飲み込まれるようなものではないかと。
 愛情表現が、サディストの一言で片付きそうな人だなぁ。郁也クン、可哀想過ぎ。
 魚里にしたら、濡れ場をいつもよりがんばったつもりですが。“in the soup”では、最初の行為をまるっきりはしょってたので、最初の目論見どおり入れてみました。こういう感じで抱かれると、どう考えても、嫌悪したり怖がったりするでしょう。17歳の少年って、まだ性に対して潔癖なタイプもいそうですし。――夢見すぎかなぁ。でも、フィクションだしいいんだいvv
 これが濡れ場? とかって、笑われそうな表現です。う~ん。これ、限界かも。
 物の本によれば、前立腺の反応はひとそれぞれらしくて、快感を感じる人もいれば、なにが起きたかわからないままに衝撃を受けて反応をする人もいるらしいです。ちなみに、痛いだけというひとがいたかどうか、忘れてますが。なにが言いたいかと言うと、まぁ、郁也クンは、そこで快感よりは衝撃を受けてしまうタイプなのではないかというだけの話なんですが。そういうタイプがそういうことをされると、かなりなトラウマなのは決定かなぁ。やっぱり。
 少しでも楽しんでくださると嬉しいです。


 というあたりで、レスです。

 trapさま、こんばんは~。

 『シャドウ』は、今月文庫で発売されたので、単行本なら古本屋で出てるかも――です。単行本を古本屋で買うよりは、新刊を買ったほうがよさそうな気がしますが。どうでしょう?
 『向日葵~』文庫は飛ぶように売れてましたよ。本屋さんが、これ人気なんだよね~と言ってましたし。実際平積みするたびに減ってましたから。道尾さんの新刊ということで売れたのかもしれませんね。で、読んでみて嵌れなかった人が処分したのかもしれません。一般向けじゃないですもんね、あの内容は。

 楽しんでいただけたみたいで嬉しいです。
 はい。不幸のどん底に落とし込まれてしまいました。こういうことされたら、何回だって逃げたくなると思います。
 一目惚れなんですよ。これでもvv 色んな要素が絡みまくっての一目惚れではありますが。昇紘さんは、一応、告白しております。ただ、当の本人が、郁也クンに聞かせる気がまるっきりないみたいです。恥ずかしがりやなのか? プライドが邪魔をしているのか? もろ、気遣い無しですxx 駄目な男だ。50男のくせに!
 蔦に絡め取られてる郁也クン。なんかいいですよね♪ 郁也クンはそういうパターンが似合う。それってどう考えても可哀想過ぎですが。
 精神的余裕は~~~~~この話じゃ無理な気がします。少しでもいい関係性に補正する努力はできるかもしれませんが。これはもう、タイトルどおり“ドツボ”な内容になりそうなんですよね。下手したら『艶体詩』より悲惨かも――です。昇紘さんがマフィアのボスな時点で、アウトかもしれない。
 どろどろになってしまったら、すみません。

 わはは。
 へたくそ! ですか。過激ですね~。でも、わかりますよ!
 変な話、CMで見ただけなのでファンの方たちには申し訳ないと思いつつも、台詞回しにゾッと鳥肌だった魚里でしたから。
 脚本は大切だなぁ。
 役者選びも大切だなぁ。
 小道具ひとつとっても、おろそかにはできないもんだなぁ。
 しみじみしました。
 現代物で学生物にするなら、そこまで気取った台詞回しは必要ないと思うんですよ。似合ってるならともかく。似合ってないんだから。
 脚本家の自己満足と、やっつけ仕事が丸わかりなドラマですよね。

 それでは、感想ありがとうございました♪
 今回も楽しんでいただけると嬉しいです。
 残暑が厳しい上に、湿気も上がってきましたが、お体大切になさってくださいね。
中吉
 拍手ありがとうございます♪ レスは後ほど。

4話 2回目**************


 女と入れ違いに入ってきた秘書に、窓の外を指し示した。

「あれは、誰だ」

 旧大陸の血が混ざっているノーブルな顔立ちのエンリケ・チャンは、昇紘の視線の先を確かめると、

「新しく雇った、青露の世話係です」

 淡々と答える。

「あれが、か。幼すぎはしないか」

 少年の髪が、午前中の陽射しに透けて、コニャックのような琥珀色に光る。

 後ろ足で伸び上がった白い虎が、少年の肩に手を置いて、顔を大きな舌で舐めた。

 普通なら怖気てしまいそうな虎の行為にも、少年は痛そうにしながらも、目を眇めて笑っている。

「歳は十七ですし、一応大学生ですよ」

 留学生だという話です。

 エンリケの説明にも、昇紘は顔を少年に向けたままだった。

 しばしの沈黙の後に、

「呼んでくれ」

 昇紘は、そう命じていた。

 自身の指示に反応を返さないエンリケに、ようやく昇紘が視線を窓の下から部屋へと戻す。

「どうした。彼を、ここに連れて来いと言っている」

 エンリケの瞳を上から凝視するようにして、完で含めるように言った。

 一礼をして部屋を出てゆくエンリケの背中を見送り、昇紘は自身思いもよらない言葉を反芻していた。

 なぜ、あんなことを言ったのか。

 たしかに、あの髪の色は、まだ歳若かったころの切ない思いを蘇らせてくれた。

 己の力なさも。

 慟哭までも。

 生きた屍のようでさえあった己に、こんなにもさまざまな感情があったのかと驚くほどに。

「………だからか」

 昇紘の口角が皮肉な笑いをかたちづくる。

「そうか」

「―――――思い出させてくれた礼はしないとな」

 低い声音が、書斎に静かに広がり消えた。





 名前と年齢それに大学の名前と学部を告げる少年は、最初こそ快活だった。

「コーヒーは苦手かな? すっかり冷めたようだが」

 取り替えさせようか。

 最初にミルクと砂糖とを入れたきり手を出す気配のないコーヒーは冷めている。

 少年の背後、ドアの近くに控えるエンリケに合図を送ろうとすると、

「あ、いえ。猫舌なんです」

 冷めたほうが飲みやすいので。

 やっとカップに手を伸ばす。

 浅野郁也と名乗り十七だと答えた少年は、文学部に所属していると告げた。

 カップを取り上げ一気に傾ける。

 象牙色のなめらかな喉首が、コーヒーを飲み下すために何度も上下する。

 カチンとささやかな音をたてて、カップがソーサーに戻された。

 エンリケを呼び、コーヒーの代わりを持ってくるように命じる。

「え、あ、オレはもう」

「将来は何になりたいのかね」

「通訳になれるといいなとは思ってるんですが」

「英語のか」

「できれば、他にもヨーロッパ圏の言語をいろいろ」

 照れくさそうな表情が、よりいっそう少年を幼く見せていた。

「あの、それで、オレをわざわざここに呼んだ理由はなんなんでしょう」

 こんな雑談がしたくて呼んだのか? といぶかしむ表情は年齢相応だ。

「そうだな。私は確認したかったのだよ」

「確認?」

 何をです?

 眉間を狭めるような表情で、郁也が昇紘を見返した。
 

************** とまぁ、ここまで書いたのですが、これは、まるっと書き直す可能性が大な箇所ですね。全体を削るかもしれません。どうせ押し倒されてるのわかってるしなぁ。でも、最初を書きたいという感覚もあるので、会話を全部なくして悲鳴からいくという王道的な進め方も捨てがたいのですよね。うん。
 さて、ラストまで突っ走れるのだろうか。いつものごとく自分で自分が不安な魚里です。


というあたりで、レスです。

 trapさま、こんばんは~♪

 4話目嬉しいとおっしゃってくださって、こちらこそ大変に嬉しいです♪
 trapさまが仰られているようになるには、郁也君の精神的な成長というか精神的な余裕が必須な気がする魚里です。
 昇紘さんは、育てるというよりもぎ取るタイプだろうしなぁ。
 このままラストまで突っ走れるといいなと、一応の野望を抱えてます。

 『あかね空』ですか。のんびり探しますvv

 『少女に~』でしたか。見た記憶はありませんが、ヘビーな内容ですよね。こういうのをお茶の間時間に流せていた時代って、すごいvv そういえば、『花嫁衣裳は誰が着る』が細川千栄子が原作だっていうので、結構友達が色々取りざたしてたのを思い出しました。

 吸血鬼………普通ですよね。うん。綺麗になるよりも味が出てほしいものですが。どうかなぁ。喋り方だけでもちょっと考えてほしいものです。

 『新型インフル』とか『麻薬』ばかりですね。選挙もありますけど。もう少し明るい話題はないのでしょうか。ニュースを見るたびに、落ち込みそうですvv

 trapさまも体調管理お気をつけください。
 それでは、今日は短めで失礼します。
中吉
 拍手ありがとうございます。レスはいつもどおり、後ほど。

 今日の夢は、金田一君と明智さんと高遠くんがトリオで登場してくれました♪
 多分相続問題がらみの事件でとある日本建築のお屋敷にあつまったキャラたち。
 はじめちゃんと明智さんの会話。
 「なんかこれ、オレが解決しないほうがいいような気がする」
 「犯人はわかったのですか」
 「うん。まぁ………でもなぁ。ちょっと確かめたいことがあるから出てくる」
 「しかたありませんね」(いいながらはじめちゃんの鼻をつまんでる)
 こんな感じで話してるはじめちゃんと明智さん。さすがに微妙に言い回しとか違ってましたが、忘れてます。
 そうこうしていると、黒紋付に白地か灰地に黒い縦じまの袴という姿で高遠くんが登場。なぜか、お屋敷の塀の瓦屋根に、木の枝から移ろうとしている。
 それを見つけたはじめちゃんと高遠くんとでバトルが始まる。
 こんな感じの夢でした。
 明x金ですよね、どう考えてもこの展開じゃ。
 とりあえずカラーでした。
 ただひたすら、魚里は、和服の高遠くんに萌えておりました。うん。結構似合ってましたよ。


 とかなんとか書きながら、今日ちょっとだけ書けた“in the soup”の4話目をアップしておきます。
 あくまで書きかけです。
 でもって、昇紘さん視点なんだけど、書き出しが何故か一人称にならず、途中から突然一人称に変わったのを焦って三人称に合わせたので、微妙な文体となっております。ご容赦ください。

******

4話目***





 夜間、室内の明りは琥珀がかった薄暗いものだ。

 カーテンを閉めていない窓に自分の姿が映っているのに、ふと目を留める

 ガウンをまとう自分の姿がどこか幽鬼めいて見えることに、笑いがこぼれた。

 なるほど―――と、予期せぬひとりごとがかすかに空気を震わせる。

 額に落ちかかる前髪をかきあげ、視線を窓ガラスから逸らせた。

 見慣れた広い室内には古めかしいまでにデコラティブな家具がわずかに置かれているばかりで、寒々しい印象を受ける。

 部屋の中央に据え置かれている四隅から伸びる柱に天蓋を支えられたベッドの上にうずくまるようにして眠る少年の後ろ姿に、昇紘の冷たい容貌がほんの少し艶めくようにほころんだ。

 このところの引きも切らせぬ情交に精根尽き果てているのだろう。

 近づいて覗き込む気配にすら気づいていない。

 自分のからだが明りを遮り、少年の上に影を落とす。

 ふとこみあげてきた感情に、昇紘の神経質そうな眉間に深い皺が刻まれる。

 愛しい。

 滾りつづける肉欲のその奥にどうしようもないほどの愛しさがあることに、少年は気づいてはいない。

 気づこうとはしない。

 おそらく、気づくこともないのだろう。

 少年の望みなど、考えるまでもなく昇紘にはわかっていた。

 しかし、それは昇紘自身の望みとは相反するもので、どうしても叶えてやれるものではなかったのだ。

 どれほどこの少年が自分から逃げたいと願っていても、自分にはこの少年を手放す気など微塵もありはしない。

 昇紘がベッドに腰を下ろす。

 昇紘の重みにマットレスがたわむ。

 それにすら気づかない少年の髪に、からだを捻らせて手を置いた。

 しなやかな髪の手触りが、情交の最中の少年を思い起こさせた。

 突き上げてくる思いを、抑えるつもりなど端からありはしなかった。

 ベッドにあがり、背中を向けて眠る少年の首筋に顔を近づける。

 ソープの匂いに惹かれるように、ちろりと首筋を舐めていた。そのままきつくくちびるで触れる。

 それでも少年が目覚めないことに、苛立ちと悪戯心とが湧き上がった。

 泥のような眠りに落とし込んでいるのが他ならない自分だとわかってはいても、今この時に自分がいることにいささかも気づかない少年に自分に対する拒絶を感じて気分がささくれ立つ。

 なめらかな肌に、くちびるを滑らせきつく吸いあげる。

 かすかに、少年が身じろぐ気配があった。

 あ――と、小さく空気が震えた。

 少年の顔が見たい。

 自分が与える愛撫に身悶える少年の表情を見たい。

 このていどの明りの下では物足りない。

 一旦少年から離れ、ベッドサイドの照明を灯した。

「郁也」

 もういちどベッドにあがり、添い寝をするように郁也の背中にからだを沿わせ抱きしめた。

 パジャマの中に手を滑り込ませ胸元を撫でさする。ささやかな尖りが存在を主張し、郁也の意識がかすかに眠りから浮上する気配を感じ取った昇紘の酷薄そうなくちびるの端がほんのわずかもたげられた。自分のくちびるを舐め湿すと、薄く鬱血した箇所にくちびるを這わせ、少しきつく歯を立てた。

「いっ」

 短い悲鳴があがり、郁也が目覚めたことを告げる。

 同時に密着した郁也の鼓動が激しく乱れたのを感じる。

 腕の中、郁也が寝返りを打った。

 大きく見開かれた褐色のまなざしが、違うことなく自分を映していることに昇紘のくちびるが満足気な笑みを刻む。

「……いやだ」

 自分の胸に手を突っ張るさますらが愛しく思えてならなかった。

 それと同時に、自分が拒まれていることを痛いくらいに感じる。

 昇紘は無言のまま郁也の両手をひとまとめにすると、自身ガウンの紐で縛り上げた。

 郁也のまぶたからそれまで堪えていた涙が流れ落ちるのを見下ろし、昇紘は貪るようにくちづけた。





 甘ったるい香水の匂いが鼻につく。

 落ち着いた色調でまとめた書斎の窓を押し上げるようにして開く。カーテンが揺れ、香水の匂いを薄めていった。

 ふと、窓の下に動くものを見たような気がして、昇紘は視線を向けた。彼の名ばかりの妻が癇癪を起こしたような甲高い声で何かを喋っているのを無視して、昇紘はそれを見下ろした。

 いつもは檻にいるはずの青露が芝生の上で腹を見せている。

 瞳の色に合わせた青い皮の首輪から伸びた太い鎖の先は少年が腕に巻きつけるようにして握り、白い虎の腹を撫でていた。

 褐色の髪が、風に揺れる。

 声変わりの終わったテノールが、耳に心地好い笑いを響かせる。

 緑のTシャツとゆったりしたジーンズ。足元はスニーカー。ジュニアハイの学生だろうか。

 風に揺れる明るい褐色の髪が、昇紘に遠い昔を思い出させる。

 あれは、まだ彼が大学に通っていた頃。

 忘れていた感情に、昇紘の胸が絞られるように痛んだ。

 追憶を破ったのは、女が振り下ろしたこぶしがデスクを強く打つ音だった。

 昇紘は夢幻から現実に目を向けざるをえなかった。

 いつまでも無視しつづければ、女はいつまでも居座りつづけるだろう。

 さっさと出て行ってほしかった。
 
 赤い口紅と揃いのマニキュアが、まるで獲物を屠ったばかり獣のように自分を見せていることに女は気づいていないのだろう。

 甲高い声で息子の養育費をもう少し上げろと言いつのる。

 養育費も何も湯水のような浪費癖のある女が今月どれほどの金をどぶに捨てたか、昇紘が知らないと思っているのだろうか。制限なしのカードを制限つきのカードに変えた途端、カードの限度額を超えた浪費に首が回らなくなるとは。

 あさはかな。

 昇紘が政略結婚の相手を愛しいと思ったことはいちどたりとてありはしなかった。

 それは、女も同様だろう。

 女にとって、彼は無尽蔵に金をしまいこんだ金庫のようなものでしかなかったのだ。

 昇紘の子を生んだことを唯一の手柄に、あらゆるものを奪いつくそうとする。

 鬱陶しい。

 なぜ、あの時この女を気に入っていた昇紘の両親が生きていたとはいえ、一人目の子を不注意から流してしまった時にこの女を離婚しなかったのか。

 悲劇のヒロインぶって周囲の同情を集めたこの女を、両親の言うままに好きにさせたのが間違いだった。

 昇紘がある事実にたどり着いたのは、この女が圭樹を産んだ後だった。

 あの時どれほど、我が身を呪ったか。

 あれ以来、昇紘は抜け殻のように息をしているだけだ。

 女のことも、息子のことさえも、どうでもよかった。

 女を残して本宅を出たのも、ただ、わずらわしい声を聞きたくなかったからでしかない。

「冷血漢」

 うるさい。

「人非人」

 しつこい。

「こんなにわたしが困っているのに助けてくれないなんて。あなたは誰も、愛したりなんかしないのね」

 可哀想ね―――――

 あざけるように言われて、

「私が、何も知らないとでも思っているのか」

 低い声だった。

「なにを」

「おまえのしたことを、私が何も知らないとでも」

 抑えた声は、ほんの少ししわがれていた。

 昇紘の鋭いまなざしが、妻を名乗る女の瞳を凝視する。

 その鋭さに、女の顔から血の気が引いた。

 思い当たることがあるのだろう。

「離婚したいというなら弁護士を通じるといい。びた一文、上乗せする気はない」

 目の前の女をこれ以上見ているのは目の穢れだとばかりに、昇紘が窓の外へと視線を向けた。

 どれほどの時がながれたのか、女が遠ざかる気配に、

「養育費はこれまでどおりだ」

と、昇紘の声がかぶさるように流れた。


********* とまぁ、こんな感じでしょうか。書上げられることを自分で自分に願いつつ。


というところで、レスです。

 trapさま、こんばんは。

 ご心配をおかけしました。腰、大丈夫なようです。ほっと一息。しかし、ベッドから~~~漫画ですよね。我ながら本当に起きるとは思いもしませんでした。

 多重人格――怖いです。そこに至るまで追い詰められる人間が可哀想で、追い詰める人間の無慈悲さに腹が立ちます。
 東映ドラマでググってみましたが、『アリエスの乙女たち』でしょうか? 双子じゃなく姉妹みたいですが。『生徒諸君』も一応双子設定でしたし。『少女に何が起こったか』とかかなぁ。だいたい1980年代のドラマのようです。生徒諸君は、1970年代? そんなことはないと思いますが。80年代ですよね。違うかな?何年か前にも続がドラマ化されてはいましたけどね。あのころのドラマって、産院の取り違えとか、血の繋がっていない姉妹とか、片一方がお金持ちに貰われて片一方は両親を亡くしてとか、色々ドラマチックな設定が転がってましたよね。その半分は漫画が原作だったような気がしないでもないですが。
 ―――魚里にとって、『生徒諸君』は、沖田君が山岳部に入部した時点で終わってますxx いや、彼が一番のお気に入りだったので。当時の少女マンガは、ヒロインは初恋の人と結ばれるんだ~がお約束だったので、その展開で沖田君を殺す気だなとピンときちゃったんですよね。う~ん。で、実際人を助けて死んでしまった沖田君。今なら、沖田君殺されずに済んだだろうにxx 岩崎君じゃ対抗馬としては役不足だったもんなぁ…………。ファンだったらすみません。

 ジャニーズ多すぎですよね。別にジャニーズじゃなくってもいい男性俳優さんいるのに。あそこは、そんなにハンサムじゃなくてもオレはいけてるんだって感じで勘違いしてるタレントとか、先輩後輩の序列の厳しさまでメディアに垂れ流しなのが嫌いです。バラエティに先輩が出たくらいでぐでぐでになる後輩が、情けない。(←この後輩結構好きだったのにな。幻滅しましたよあの時。仕事なんだから切り替えろよなとか。)あれは先輩が偉いのじゃなく、意地悪なんじゃなかろうかとつい勘ぐってしまうのは、ファンじゃないからかなぁ。やっぱり。
 ドラマは見てないから偉そうなことは言えないんですけどね。それでも、CMがながれてるので見かける吸血鬼が出てくるらしいドラマの主役をハンサムだと思えない魚里は、審美眼が歪んでいるんだろうか? 首を傾げるんですよね。色っぽくない、喋り方が気持ち悪いとか。ま、これは、若い女の子のモデルさんとか一般人にもいるんですけどね。鼻にかかったような喋り方で語尾を延ばすって言うの。しゃきしゃき喋れ! と、つい喚きたくなります。魚里が年取ってる証拠かもしれない。

 脚本。ちゃんと原作者が面白いものを作ってるのに、ドラマになるたびになんでああ見たくない配役や台詞回しや美術になるんでしょうね。学芸会のほうがマシかもしれませんよ。素人が一生懸命なだけ。ちゃんとした脚本ができないドラマな上に、俳優がぐだぐだなら、わざわざお金かけて作る必要ないと思う。公共の電波で発信する必要もない。わざわざチャンネル数を増やす必然性もないと思う。うん。最近、魚里の食指が動くようなプログラムがないからテレビに関してはもうコメントも酷くなる一方です。
 「見なけりゃいいじゃん」とか言われそうですが、「見なくてもわかるわい!」と、吠えたくなったりします。CMだけで充分わかりますよね。酷さって。
 『有閑倶楽部』内容が酷くて、原作の売れ行きが軒並みダウンしたらしいですし。これ聞いたときは、ショックでしたよ。普通、ドラマ化したら、原作の購買数って増えるもんでしょうに。

 面白いドラマ、ないですよね。
 一時期は、それでも刑事ドラマとか結構見てたのですが。何とか軍団が出ないドラマばかり見てました。魚里は、あのプロダクション(?)避けてましたからvv なんかね、いい年こいた男の集団が固まって一致団結してっていうのが気持ち悪くて。
 悪口ばかりになりそうです。
 え~と、魚里が最後に見た面白いドラマ。
 なんかあったかな………。
 ああ! 再放送か総集編で見た『白い月』(だったかなぁ? キムタクが出てた、近親相姦みたいな話)と、DVDで見た織田くん主演の、医療サスペンスだと思ってみてたらホームドラマだったもの。『真夜中の雨』だったかもしれません。安部寛が織田くんの母親違いの兄だか弟役だったもの。一番最近見たのは、これですね。去年か一昨年にレンタルしたんですが、面白かったですよ。単に魚里が織田くんファンだからかもしれませんが。松雪泰子がヒロインめいた役で出てました。

 『茜空』ですか。まだあるかな? 焦らずに探してみます。

 昇紘さんは、多分、アニメの影響が大だからだと思われます。結局、この人は、究極がつくくらいのエゴイストなわけですから。神意(だったかな?)が本当にあるかどうか知りたい――それだけの理由で悪政のかぎりを尽くすというのは、きっかけがなんであれエゴイストに違いないです。そこに俗世的な欲がないとしても、大悪人です。それだけのためにどんなにたくさんにひとが犠牲になったか。
 粘着気質と沈思黙考型、でもって、一旦口に出したことは遣り遂げる、はた迷惑な有言実行タイプの方だと魚里は見てるらしいです。
 こう書くと、めちゃくちゃ酷い男だvv こんな男に目をつけられた郁也クンの未来は、ばら色とは程遠いのだろうなぁ。不憫すぎます。

 それでは、なんだか、ドラマに対する悪口が多いレスになって申し訳ありません。
 明日からは、残暑が厳しくなるようですし、雨模様っぽいです。お気をつけくださいね。
大吉
 拍手コメントありがとうございます。レスは後ほど♪

 生まれて初めての経験をしました。

 そんな大層なものではありませんが。
 夜中、寝返りを打って、ベッドから落ちましたxx どんだけ端っこで寝てたんだ? なぞです。
 びっくりしました~。
 寝返りを打ったとき、うっすらと意識はあったのですが、それでも、びっくりです。ほとんど痛みは感じませんでした。驚愕のほうが強かったなぁ。頭が半分以上寝てるからだろうなぁ。きっと。
 腰の痛みがほとんどなくなってる今日この頃でよかったわ~♪
 朝起きるときは、痛みがないかなぁとおっかなびっくりでしたが、どうにか大丈夫でした。
 明日痛いってことないよね? ないといいなぁ。

 この間本屋で『ヤヌスの鏡』の外伝を見つけて読んだせいで本編が読みたくなってしまって、引っ張り出してみました。
 確かこれ、ドラマになったんだよなぁ。見てないけどvv ドラマになる前から読んでたというか、この漫画家さん結構追いかけてたひとなんですよね。今でも、結構手元に残ってるのがあります。ドラマになったせいで打ち切りにでもなったのか、中途半端で全六巻か七巻になってる『名探偵、保健室のおばさん』は、続いてほしかったなぁ。この人の話は続いてほしいのに限って続きが出ない。悲しいぞ。うん。『愚か者の宴』だって、1巻だけって、寂しい。この本編、主人公が高校時代の話が好きだっただけにね。まぁ、苦手な話も何冊かありますが。『ダイエットは殺しの暗号』とか、『人魚伝説』とか、『今夜おまえの喉笛を』とか、『金と銀のカノン』とか。『金と銀の~』は、決して嫌いじゃないんだけど、ラストが辛すぎて、苦手。多分手元にはないな。
 ラストが不穏な空気で終わった『運命の恋人』。拉致監禁の話としては名作にはいるのじゃないかなぁ? 人気者の美術の先生に拉致監禁された高校生の女の子の話なのですが。自分を愛してくれるまではと、決して手を出さない美術の先生。ほとんど狂ってますけどね。彼。で、まぁ、色々あって助けられた時、先生は死んじゃって、遺言で遺産を主人公に残してた。あ、資産家のぼんぼんなんですよね、彼。成長して、アラウンドサーティーほどの年齢になった主人公は、まるでかつての先生の弟子であるかのように、高校生の少年を拉致監禁しようとするところで話は終わってるのですが。ちゃんと完結してますが。これ、結構好きなんですよね。後味は、微妙なんですけど。
 ともあれ、『ヤヌスの鏡』の外伝も、短編集みたいにして1巻だけっていうのは、なんか今一。しかも、主人公を叙述レトリックみたいにして使ってる話もあるし。どうせなら、彼女のその後をどんと、一冊にしてほしかったなぁ。まぁ、作者の頭の中で完結してるものを、書いてみないかと言う編集も編集ではありますが。


この辺でレスです。

 trapさま、こんばんは。

 コメント、消えちゃってたのですね。それは、軽くパニックになりますよね。今回はしっかりありましたので、レスができますvv 書き込んでくださって、ありがとうございます。

 体調大丈夫なのですね。よかったです。
 香港の空港、変わっていたのですね。知りませんでした。そうですか、あの狭さはパイロットにも不評でしたか。たしかに怖いですよね。事故起こしたら大惨事ですし。広くなってよかったです。

 りぼんやなかよしも、一昔のイメージとはちょっと違うようです。さすがに、今更手には取れませんが。そう、小○館の少女コミックスは特に凄いらしいです。一応伏字で。まぁ、この情報も2,3年前のではありますが。それより前に刑部○○とかっていうひとのコミックスを何気に買ったとき、凄い内容に絶句した記憶ありますから、あんな話がゴロゴロしてるということなら、相当やばそうです。一部のおっきいおにいさんたちの間で、話題になってるようです。いろんな意味で。『BANANAFISH』とかが連載されていた頃とは天地の差があるみたいですね。悲しいことに。

 女性の尊厳――育たないと怖いです。
 時々男性向けのイラストを見ることがあるのですが、怖いですね。ダイレクトに背筋が震えます。そんな酷いイラストばかりではないんですが、酷いのは、めちゃくちゃ酷いですから。それだけ見てると、女性を道具としてしか見てないような酷いイラストがあるわけです。まぁ、前後のシチュエイションとかがわからないからかもしれませんが、でも、酷すぎる。なぜそんなイラストを見てるかというと、きれいな絵を描く人がいまして、惹かれて見てたのですね。そうすると、色んなイラストレーターさんのイラストが乗っていたものですからざーっと流し見ていたのですが、まぁ、その、凄いことになってるわけです。
 男性側のある種の本音だったら怖いです。って、まぁ、萌え絵とでもいうものでしょうから、ことさらデフォルメしてるのはわかるのですが、この辺の感覚の違いは男女間では深い断崖絶壁なんでしょうか。
 なんかずれてきてますが。
 女性作家が書くし少女マンガですから少女が主人公ではありますが、ベッドシーンがメインな話で恋愛物だそうですから、それだけ読んで、女性はそういうことしか考えてないのか~と、勘違いした男性が出てきたら怖いです。女性向けの表現の規制が男性向けのそれよりも緩いのは、ひとえに女性がそういった性犯罪を犯す割合が低いかららしいですが。勘違いした性犯罪者が増えると怖いです。
 少なくとも、フィクションはフィクションだと割り切れる程度には、読者には想像力が最低限必要なのではないかなぁと、つらつらと考えるわけですね。

 損料屋って、レンタル屋さんなのですね。教えてくださって、ありがとうございます。しかも情報屋。設定がいいですね。で、知恵比べ。山本一力さんですね。ぼちぼち探してみようかなvv

 昇紘さんのストレスは、郁也クンですvv 一応は自分の無理無体ぶりを理解してるひとなので、逃げたりされるとストレスが昇紘さん自身に返ってくるんです。で、それを発散するのに郁也クンが一役買うわけで、そこにストレスの無限ループが広がるという罠があったりします。―――これは、多分、“in the soup” の、昇紘さん限定かもしれません。頭の中にある昇紘さんが、どうも、あの話の中の昇紘さんらしいので。『夏翳』や“You asked did it.”の昇紘さんとは、少し違うみたいです。こっちの昇紘さんは、表社会の方だけにあまりその辺の憂いはないようなのです。自信満々のようです。ストレスよりも、なびかない郁也クンにたいする腹立ちのほうが勝ってますね。本当に、微妙な差みたいですけど。

 それでは、この辺で。
 昨日今日と夜が涼しくて嬉しい魚里でした。
大吉
 拍手、ありがとうございました。なぜか、こちらに反映されないときがあって、魚里には理由がわかってないという体たらくですが。拍手をもらえるのはとっても嬉しいです♪

 『獣の奏者』下 完読

 全体の印象として、動物好きにはいろんな意味でたまらない話なのではないかと。
 あと、読みやすい印象の文章なのですが、今回は、不思議と翻訳小説が頭に浮かびました。翻訳文っぽいなぁと。不思議です。
 ネーミングがなんとなく韓国風だなぁと思ってたのですが、内容はヨーロッパ調なのかなぁ。まぁその辺はどうでもいいことなんでしょうけど。
 ヒロインは救われたものの、ヒーローは? まぁ、ハッピーエンドなのでしょうが。
 人間よりも、王獣のほうが主役だよなぁ………と思ったりしたのは、所詮動物好きのたわごとかな?


 最近、2chの少女マンガ用語とかそっち方面に耽溺してたのですが、原因は、少女コミックの現状が凄いことになってるということから。
 いや、今更ではありますが、びっくりしました。
 そんなことになってたのか。
 ある意味秋田書店の少女コミックス部門には拍手だな。オーソドックスだろうがアナクロだろうが、いい物はいいと思うので。
 あくまで魚里の主観ですけどね。←安全策だなこの文vv

 いいのかな、この単語使って。
 少女コミックスの現状では、強姦とかから始まる恋愛というのが王道ってxx
 なんか、つらつらとあらすじとか読ませてもらってたのですが、主人公が少女というだけで、JUNEというか、BLぽいのりなんですよね。
 う~ん。
 『君に届け』って、王道じゃないのね、今の少女マンガの世界じゃ。びっくりです。

 ちょっと頭がぐらぐらしてたこのところでした。
 いえ、魚里の書く話って、やっぱり、強姦から始まるってパターン多いから。
 まぁ、男同士で、両方ともノン気で、執着が強まって、でも、どんなに思いを伝えてもおそらくは同性だからって理由で報われることはないだろうと思ってるから~思い余っての手段―――と、魚里の頭の中ではリンクしてるのですが。
 これはある意味、駄目?
 いや、商業誌じゃないし、男同士の話だし……と自分を慰めたりしつつ。
 ちょっと悩んでるらしい魚里なのでした。
 拍手コメントありがとうございます♪ レスはこの後に。

 読書は、『シャドウ』と『獣の奏者』です。

 とはいいつつ、覚書。

 ヒーリングの研修があったのですが、自分でも精神的にぼろぼろなのは自覚ありありだったのですが、まさか、ヒーリング受けてる最中に涙と鼻水で顔がぼろぼろになるとは思いませんでした。色々考えるからだとは思うけど、どっぱーときましたね。しんどかった。
 で、ヒーリング受けたのに精神的疲労が結構きつくて、家に帰って気がつくと、参加費を払い忘れて帰ってたというていたらく。
 我ながら、びっくりです。
 ま、まぁ、ヒマラヤ水晶を一個買ってたので、その支払いから研修費を引いてもらって、次回に持ち越しということにしてもらったというxx
 ヒマラヤ水晶は、内部に大きなレインボウの出るのに一目惚れ。
 一ヶ月前に切れてしまったブレスをつなげてもらうついでにくっつけてもらったのでした。

 その上、DVD5本、みごとに延滞xx ううう痛い。


 という結構痛い話の後に、読書。

 道尾秀介さんの『シャドウ』
 救いの在り処が内在的(?)すぎたというか、表に現われにくい救いだった『向日葵~』に比べると、たしかに、こっちの話はすぱっと終わってるし、読後はそんなに悪くないです。
 でも、魚里は、『向日葵~』のが好みですね。
 一般受けは『シャドウ』だと思う。

 変な話、両方とも高橋葉介さんの『道』(だったと思うんだけど)という短編漫画を思い出します。家族の話だからかなぁ。
 漫画の筋立てはというと、オチからで失礼しますが、末っ子一人を残して両親と姉が死んだというバックグラウンドで、家にいるのは、末っ子とあとは祖母だけという寂しい環境。祖母は一日中ほぼ仏壇に向かってるんですね。で、家族を奪ったらしい海から少年が取ってきた三匹のカニが、家族を求めてる末っ子のために、家から学校に着く途中の分かれ道までの間を家族の姿になって一緒に歩いて、帰りも分かれ道から家までの間を一緒に歩く。それだけといえば、それだけの話なんですが。――――――――――――――なぜだか、思い出してしまうのでした。
 
 シャドウの正体は、結構察しがつくのではないかと。ただ、たしかに、叙述トリックは今回はかなりひねりが聞いてるのではないかなと。
 「うわ」と思う箇所や不安を促進する箇所が結構あります。
 多分に視点の切り替えと三人称という表現方法で、『向日葵~』よりも引っかかりやすいのかもしれません。
 あと、ちょっと女の人にはきつめの話かなぁ。
 大丈夫? と、心配してしまう。やっぱり、後々まで残りそうな気がするんだけど。どうなんだろう。
 主要登場人物がへたれで終わらないあたりに、やった! と、明るくなれるのだと思う。
 これは、復讐の話ですね。
 誰が誰に対する復讐を――じゃ、犯人がわかっちゃうので、書けない。
 感想になってないなぁxx 

 上橋菜穂子さんの『獣の奏者』上
 今、下巻なんですが。
 かなり、引き込まれてさーっと、流し読みしました。
 アニメを見ようとは思いませんが、面白いです。
 王獣が~~~vv
 いや、もう、感想じゃないですが。

 ということで、以下レスです。

 trapさま

 こんばんは~。
 お帰りなさい。
 時差ぼけは~ないのかな? 最悪の体調だったとありましたが、今は落ち着かれましたか? おつかれさまでした。
 それでも、海外旅行ですか~いいですねぇ。うらやましいな。
 魚里は、いつか、台湾に行きたいです。ヨーロッパも行きたいですけどね。イギリスドイツあたりが一番行きたい国ですね。あとは、マニアックにトランシルバニア――じゃない、えと、ルーマニアとか。スラブ系の国にも興味があります。いつか、行けるといいなぁ。野望。
 しかし、台湾以外、みごとに北ばかりですね。暑いのは苦手です。でも、長期休みは夏とか冬しかないですもんね。痛し痒しですか。
 香港は、行ったことないです。香港のイメージは、『亜州黄龍~』とかっていうノベルズの印象があるくらいかもしれません。あとは、『人間倶楽部』(うわvv)っていうコミックスでしょうか。とにかくごみごみと猥雑な下町と、上流のギャップとか、広くないので土地が高いとか、飛行機がビル擦れ擦れくらいを飛ぶとか、風水がさかんだとか。いつの昔のイメージでしょう。魚里は、人混みにやられますね。ほぼ間違いなく。

 『シャドウ』も、どこかの話に出てるらしい刑事さんが出てるらしいです。魚里にはちょっとわからなかったですが。感想になってない表層的な感想もどきしか書けないですが、楽しく読みましたよ♪

 『鬼平』さん。友人が昔勧めてくれた文庫がまだ読めてないという体たらくですxx 山本一力さんは、はじめて知りました。江戸時代の頭脳戦なんですか。損料がぴんときませんxx やくざの資金回収みたいなのかなぁ? さくさく読める話なのですね。機会があれば、読めるかな?

 もう/// 捕まるのに決まってるじゃありませんかvv
 ヘリの送迎はいいですねぇ。空港から直行だと楽そうです。が、騒音はどうなんだろう? ヘリはうるさいというイメージがvv
 リムジン、きっと郁也クンは嫌がりますね。贅沢と可愛がられるのが一緒くたなのが、郁也クンの不幸のひとつ? 昇紘さんの可愛がるですからねぇ。けっこう常識人な魚里ん家の郁也クンなので、逃げ出すのはありえそうです。でも、すぐに迷子になって、とんでもないことになるのが、郁也クンのお約束。おちおち目も放せない昇紘さんのストレスもかなりなものになりそうです。

 それでは、この辺で。
 ごゆっくりお休みくださいね。
 久々に外出。
 祖母を眼科に連れてゆく。その後ショッピングモールに足を伸ばす。
 韓国風冷麺が食べたかったので、チャレンジ。ちょっと甘かったけど、美味しく完食。揚げ餃子があったので頼んでみると、これまた美味しく完食。
 豆乳青汁。
 母がコーヒーが飲みたいというので、喫茶店に寄り道。

 覚書のような日記になってしまった。

 『ピアノの森』16巻がやっと出たので、わくわくしながら読みました。やっぱり面白い。ただ、な~んか、行間にこのずっと後くらいに悲劇が待ってるんじゃなかろうかと不安が過ぎる書き方なんですよね。穿ちすぎ? 先生とのお別れは、最初から書かれてるみたいなんだけど、それだけで済むのだろうか? この人の漫画は、これだけしか読んでないようなものなので、作風が今一つかめないんだよね。

 『炎の月』6巻。あいかわらず誰からも愛されてる主人公。ついに王子様ときましたか。しかもxx いいかげん誰かとくっついてハッピーエンドで終わってほしいぞ。

 『昆虫の家』 ひさーしぶりに読みました。高階良子さんの1970年代の漫画です。昔コミックスで持ってたのですが、内容が内容だったためか、処分したらしい。で、文庫化を機会にもいちど購入。ちょっと物足りないものの、面白く読みましたね。少女同士の執着というのが魚里の好みからしたら今一引っかからないこともないですが。主人公の感覚が、今のほうが迫ってきますね。ヒステリックなんだけど常識人らしき施設の先生がはなもちならないように見えるのは、主人公に感情移入するためだな。生まれながらの性格か、それとも、施設で暮らすうちに愛情を求めるあまりに歪んでしまったのか。せめて後者であってくれることを祈りつつ。
 しかし、原稿散逸の原因があまりといえばあまりだよな。借りた原稿を紛失してしまう学生も学生だと思う。部員で分けるとか、最初から返す気なかったのか。普通、借りたものなら、返すだろう。作者が何も言わなくても。どれくらい前の事件か知らないけど、あまりといえばあまりなことだよね。
 どの作品の原稿が散逸したのかわからないけど、悲しいことです。

 道尾秀介さんの『シャドウ』を買いました♪ これから読もう。どうやら、『向日葵の咲かない夏』のラストに救いをあまり感じてもらえなかったらしいことが、この話のきっかけになってるらしいので、楽しみです。よかった。『向日葵』ちゃんと救いがあったのね。そうだよね。最初の主人公の独白あたりの悩み方こそ、ある種の救いな気がしないでもなかったんですが。違うかもしれないけど、ほんと、よかった。

 あと、『獣の奏者』文庫版1、2。NHKでは見てないんですけど。ずっと読みたいなと思ってたので。
 この作者は、『狐笛のゆくえ』(?)タイトルあいかわらずあやふやですが。それしか読んでないのですが、それがかなり魚里的には好きな話なので、チャレンジ。ちゃんと読めるといいなぁ。
 ちょっと落ち込み気味の気分を沸き立たせようとゲームをしたり。
 落ち込むときは結構しつこいので、できるだけ軽く終わりたい。
 こういう感覚があるときは、まだマシなので、いいんだけどね。
 で、まぁ、コルダの最初のバージョンをやってたわけですが。
 どうも、柚木先輩に惹かれる自分を否めません。
 男の人の長髪は嫌いなんですが。
 あの人の二面性が、好きらしいですね。
 つくづく。
 おかげで、他の人で最後までどうにかいけたのがないんですよ。
 土浦くんも、最後までいけてない。
 土浦君が好きだーと言ってるのに柚木先輩をチョイスする自分が、どうも王子様コンプレックスから抜け出せてないような気がして仕方がない。
 実際抜け出せてないのかもしれないな。
 どうにも眠いです。

 色々と書こうと目論みつつ、断念。

 書けないのは、あいかわらずです。

 なんでなんだか…………。

 書き尽くしたとか? いや、一応まだ、ネタはあるし。

 頭がパーになってるのかも。可能性がないとはいえない。最近パッと頭に浮かんだ単語を捉え損ねることがあるからなぁ。

 どうにもこうにも。

 近衛兵という単語がどうしても思い出せなかったし。あれやこれや。困るなぁ。

 若年性痴呆症じゃないことを祈りつつ。戦々恐々としていたり。いや、そこまで深刻ではないのですが。でも、ちょっとは、恐れますよね。


 ネットをし始めた頃に読んだBLを思い出しては探すのですが。取っ掛かりがないため、探せない。
 キーがあるとしたら、ファンタジーというのだけなんですね。後ひとつは、中華風なのかなぁ。そこもあやふやなんですが。
 タイトルも、サイト名も謎という。
 なぜかというと、主人公が好みじゃなかったから。一応最後まで読み終えて、ハッピーエンドでよかったなぁと思ったものですが。それ以降、そのサイトにはお邪魔しなかったという。
 それが最近気になるんですから、人間ってわからないもんです。

 西洋ファンタジー風は、貧民街から奪われるように買われた(と思うんだ)少年(ちょっと頭が幼い気がするんです)が、王さまの寵愛を受けるんだけど、一回、なぜか、逃げるんです。多分拘束がきつくて自由がないとかなんかそんな理由だったような? ちがったかなぁ? 王さまは、自分の孤独を、少年で癒しているみたいで、べったりなんですが、それが逆に、少年に恐怖を与えてるみたいな感じで。でも、まぁ、王様にされる行為に対してはそれほど嫌悪はなく、受け入れてるんですが。ともあれ、少年が逃げてもといた町に帰ると、幼馴染(多分)が匿ってくれて。少年に溺れてた王さまは、激怒して、貧民街に火をかけるんですね。再開発計画があったかどうかは記憶にありません。その後か最中にすったもんだがありまして、王様と寵愛の少年は、ハッピーエンド。焼け出された貧民街の住人たちには新しい土地が与えられたのでした。―――なんか、そんな話があったのですが。

 中華風というか、無国籍ファンタジィ風味な話は、暗殺か何かを請け負っている裕福な一族の下働きの少年が、その少年当主に見初められて愛人か何かに取り立てられるのですが、少年はどうやら藩陰陽らしく当主の種を宿すんです。ところが、当主には、自分の子に殺されるだろうという託宣があらかじめ下っていて、それを知って―――どうなったんだか記憶がない。で、ラストは、腹に宿った子供に、当主の命は救われるんですが、それでも、その子がこの世界に生れ落ちたら自分は殺されるかもしれないという危惧を抱きつつ、自分の伴侶となった半陰陽の少年と暮らしてゆく決意をする――みたいな話があったんです。

 両方とも、ヒロイン少年たちが自分を無理やり抱いた男たちにすぐに懐くというか、あまり行為を嫌がらないというか。すぐに喘ぎ声を上げるというか。その辺が苦手だったりしたのですが。今となったら、読み返してみたいなぁなんて思う魚里がいるのでした。

 かなり年月経ってますから、そのサイトさまが健在なのかどうかも謎なんですけどね。第一どうやっても、たどり着けないxx

 最近見失ったサイトといえば、マフィア系のお話のサイトさま。
 マフィアに囲われるはかない風情の青年の話がたくさんあったのですが。上と同じ理由でちょっと足が遠ざかってたら、アドレスがわからなくなったのでした。
 今になって読みたくなるんですよね。

 所詮、魚里も、甘々が好きなのでしょうか。
 なぞだ。
 拍手コメントありがとうございます。レスはこの後に。


 たまにあるのですが、ブログの管理者ページになかなかは入れなくて焦ってしまいました。
 ちゃんと記憶してあるIDやパスなのに、入れなかったりして、首を傾げることしきり。なんでやねん? わからんxx でも、どうにか入れたので、ほっと一息だったりします。やっぱデジタルはわからんなぁ………。ひたすらアナログ派だから。うん。

 アシナガバチの成虫が咥えた幼虫の重さに耐えかねたのか、落下するさまを見てしまいました。
 本当にそういうシチュエイションかどうかは謎ですが。かなりころころと育った幼虫を口で咥えた成虫が、何度かホバリングしたんだけど、二度目にあっけなく地面に落下。………成虫が寿命だったのだろうか? それとも幼虫に何かがあったのか? なぞです。

 今日はちょっと朝から頭が渋る感じがして、やばいなぁと危惧しつつ、今まで過ごした魚里でした。
 最近DVDとか見過ぎかも。

 前から書きかけては挫折してる話に挑戦して、ちょっと筆がのる♪ と、調子に乗って書いてたのですが、読み返すと、説明文ばっかり……xx SFとかFTの宿命というかなんと言うか。これではいかん!
 物語背景の説明文はなるたけ控えめに、口語文で書こう! が、実を言うと魚里が最近目指している書き方だったりするんです。ちょっと気取った感じの“~き~”とか、そういうような文章は書かないと、決めてるのですね。最近一人称が多いというのもありますけど、絶対、はじめちゃんも郁也クンもそういう文章は使わないだろうしね。
 まぁ、高遠くんは使いそうですが。昇紘さんはどうだろうか……この人の場合実は謎だったりします。けど、とりあえず、使わない! ちょっとしたこだわりですよね。要するに。


 異形コレクション『怪物團』を完読
 今回、結構長めな話が多くて、作者さんも少なかったような気がしましたが。気のせいかな?

 平山夢明さんの話はあいかわらず、グロイ。血まみれだし、内臓は出るし。拷問のような虐殺シーンもいかにも痛い。そんなことされるくらいなら舌噛んだほうがましと思えそうな。よくあれだけ次から次へと考えつくよね。
 そのほかにも、かなり痛くてグロい話がありましたが。どれもこれも、この人たち、イッてるなぁと思ってしまう。
 きっと、実生活では普通に常識的な人なんでしょうけど。話だけ読んでると、会いたくないと思うような内容でした。
 まぁ、異形とつくし、怪物とあるし、グロイのはいたしかたないんですけどね。
 まだ、べりべりと生きたまま皮を剥がれるシーンがないだけましでした。あれを最初に読んだときには、吐きそうになりましたから。悪夢見ますよあれは。

 井上雅彦さんの『青い花屋敷』は、ノスタルジックでした。血は出ますが、人も死にますが、グロくはない。巨大な寒天のようなものの中でゆっくりと消化されてゆく一組の恋人(?)の話ですが。この人の文章は、どこかロマンチックなので、大丈夫。悪夢でも、ファンタジックな悪夢です。

 岩井志麻子さんの話は、この人らしい話というか。書かれてはないけど、暴力と狂気なんでしょうね。愚かといえば愚かだけど。ないとも言い切れない話というか。

 皆川博子さんは、ちょこっとだけ諸星大二郎さんっぽい感じで。でもなんとなく琥珀色の空気の中に、オパールが混ざってるような、そんな雰囲気の話ではありました。って、どんなんだ。

 他にもたくさん作品がありましたが、とりあえず、印象に残ったのだけ触れてみました。


 

 以下、レスです。

 trapさま。
 こんばんは~。コメントありがとうございます。

 ホットミルク、季節的にずれてるかもと、ちょっと内心焦ったのですが、いつもよりは眠れたのですね。よかったです。
 メディカル(?)というか、ケミカル(?)というか、化学薬品は、多用すると怖いですよね。依存してしまいそうな不安があります。お気をつけて使ってくださいね。

 ジョーカーは、ニコルソン氏のほうがコミカルでしたしね。でも、『ダークナイト』で、あの雰囲気は浮くと思いますから、あれはあれでよかったです。うん。ケースバイケースですよね~。何事も。しかし、監督が変わると雰囲気が一変するのが凄いです。
 クリスチャン・ベールの外見はハンサムでよかったですvv 彼を先に見たので、キートンのバットマンが………vv 実を言うと、新聞記者の彼と区別つかなかった魚里です。悩みながら見てましたもん。

 昇紘さんは、悪役でしょうvv できるだけ悪役風味で書こうとしながら、挫折してます。敗因は~マフィアとか暴力団をそれらしく書けないってことですね。リアルに書くつもりは端からありませんが、あやふやにぼかして書くから、駄目ですね。

 孤高の異端児―――いい響きです。高遠くんのイメージですね。ぴったりです。

 DEVIL と EVIL じゃ、違いますからね。たしか、DEVIL > EVIL でしたっけ。
 個人的に、クリスティのお薦めは、『青列車の謎』です。タイトルあいかわらずあやふやですが。ロマンスがらみで、好きです。あとは、『五匹の子豚』だったかな。

 それでは、この辺で。
 お疲れさまです。

末吉
 拍手コメントありがとうございます♪ レスは後ほど。

 なんといいますか、赤っ恥な読み間違いをしてしまいました。といいつつ、別に人に聞かれたりと言うのではないのですが。
 自分で自分が情けない。そんな読み間違いだったのでした。
 おおもじやき――――ってやっちゃったんですよね。
 しばらくなんのことかなぁって考えて、ああ! と。
 だいもんじやき――――でした。
 情けないxx

 『黄金の羅針盤』見ました。
 楽しかったです。
 魂が体の外にあって、色んな動物の姿をしてる。
 魂と守護霊とが一体化してるんだろうか? そんな印象を受けてしまった話でありました。
 白熊が可愛いし、ライラの魂が猫の姿してるのが可愛いし。ライラのお父さんの豹が~~~以下同文。
 魂と切り離された彼のその後が気になりますが。どうなるんだろう。
 続編は決まってないのね。
 しかし、あの分量の児童書を読む気力はないぞ。

 『バットマン』
 前に見たのと、バットマンの役者が別人なんですね~。ごめん、前の役者のほうがハンサムだった。それが気になってしまったxx とりあえずハッピーエンドで、よかったねといいたい。
 ジョーカーが、お茶目だ。
 でもって、スタイリスト………。ある意味。
 頭のねじがずれまくってて、危険人物だよなぁ。
 2000万ドルばら撒くとき、札に自分の顔を印刷してるんじゃないかと思ったら、本物の札だったのね。
 究極のエゴイストというか、ナルシストというか。自分が一番! なんだなこのひと。
 しかし、このジョーカーと前に見た話のジョーカーじゃ、まるっきり別人だな。もう別人でいいかも。
 どっちも怖いけど、こっちのほうがお茶目度は高い。
 こっちが歪みまくった剣先だとしたら、あっちは尖りきった剣先なイメージだよね。ハリセンボンとエチゼンクラゲ? いや、あまり相応しくないたとえだな。鬼ヒトデとウニ? いや、海洋生物に例えなくてもいいんですけどね。なんか、イメージが。


 思い出した。
 今日庭に、野良猫が来てました。
 白地に黒い縞模様の、洋猫がかかった野良くんで、男の子。
 アイラインぱっちりの小顔のハンサム君(人間にとってはね。猫仲間じゃ、顔が利かないんだよね小顔は)。ともあれ、魚里の好み。でも、茶々丸には不評でした。二匹で竦んでましたので。残念。


 この辺でレスです。

 trapさま
 こんばんは。コメントありがとうございます。

 『たたり』原作のほうが面白そうなんですが。多分、『丘の屋敷』じゃないかなと愚考。違うかも。
 魚里が読んだシャーリー・ジャクソンは、『ずっとお城で暮らしてる』でした。これもいいですよ。うん。
 おそらく、屋敷に取り付いた幽霊の話だとは思うのですが、どちらかというと、そこに招かれたヒロインが屋敷のそういうものと波長が合ってしまう話だと。
 ダークなゴシックものと捉えることができなくもないかな。ゴシックものは、何も持っていないヒロインが最終的に館を手に入れる話――といってたひとがいるくらいですし。
 リメイク版の『ホーンティング』はかなり不評だったみたいですね~。まぁ、精神にじんわりしみてくる恐怖と、最近の驚かせ満載では、違って当然だとは思いますし。スピード感が今と昔じゃめちゃくちゃ違うんじゃないかな。ある意味当然といえば当然ですけどね。

 『ジュマンジ』絵本が原作だったんですか。一応、『ザスーラ』も見てしまいました。こっちも今一vv

 『レッドクリフ』ですか。『三国志』は、ちょっと苦手なものですから、見てないです。昔の小説JUNEで連載してたので少々齧ったくらいですが。ちょうど赤壁の戦いあたりも取り上げられてましたね。あれ。
 そんなに、違和感あるのですか? 原作つきは、どうしても、読者の思い入れが強いですから、監督さんも役者さんも、ある意味では賭けですよね。

 『ドリームキャッチャー』って、もしかして、スティーブン・キングですか? あれ、見ましたが。あれは、まじめに見たら泣きを見ますよ。ラストで、魚里これはギャグだろうか? 金返せ~と思ってしまいましたもん。映画やDVDで金返せと思ったのは、あとは、『FORGOTTEN』くらいな気がしますが。
 話の中でのドリームキャッチャーは、友情の小物みたいな扱いだったような。違ったかな? 魚里の部屋には長年ぶら下がってましたが、古くなったので、この間処分しちゃいました。

 どれかひとつでもtrapさまに合うのがあるといいのですが。

 それでは、ホットミルクが効いていればいいなぁと思いつつ。
 この辺で失礼します。
 おやすみなさい。
中吉
 拍手コメントありがとうございます♪ レスは後ほど。

 『白髪鬼』気になって探したのですが、『吸血鬼』はあったのに………。別の本棚かなぁ。
 で、ついでなので、本屋さんも探してみましたら、調度抜けてました。残念。

 急に『ジュマンジ』が見たくなったので、見てましたが。今みると、あまり面白くないですね。正直なところ。残念だ~。苦手な役者が出てるってこともあるのかなぁ? というか、欧米の子供向け(とも限らないかな?)は、何気にクリスマスが絡むよね。う~む。

 『たたり』のリメイク版を探してみたのですが、『ホーンティング』は、見つからなかった。う~む。マイナーじゃなかったはずだが。

 最近、何気にファンタジーづいてます。『黄金の羅針盤』まで借りてきてますからね。これは、続編があったかなぁ? 続き物だったような気がしますが。とりあえず。
 あとは、『バットマン フォーエバー』と『バットマン』。なんとなく気になって借りて見ました。『バットマンビギンズ』はなんか借りる気になれませんでした。話が重そうなのでvv

 というあたりで、レスです。

 trapさま
 こんばんは。いつもありがとうございます。楽しいです♪

 悪夢の朝はしんどいですからね。ご自愛ください。
 クリスタル、案外効く気がしますよ~。枕元に置くようになって、それほど悲惨な悪夢は見なくなりましたから。奇妙なものは見ますけどね。夢は元々奇妙だったりするので、その辺は許容内です。あ、クリスタルを置かれる場合には、買ったものを水道水で洗うか、朝の陽光に三十分ほど晒しておくといいそうですよ。

 やっぱり、獏のほうが………vv 獏のぬいぐるみ、探せばありそうですけどね。アリクイも可愛いですけど。やっぱり、あの長く細い舌がラブリーです♪

 遠くから結婚相手を選ぶのも大切ですが、里帰りとかお盆とかも考えないと悲惨だなぁなんて思ったりvv 要らない心配ではありますが。ともあれ、血が濃くなりやすいというのは、フィクション上じゃ重要な伏線だったりする場合もありますよね。

 『百年小説』――こんな本もあったのですねっ。かなり掘り出し物の話もあるようですが。活字離れが叫ばれて久しい昨今、出版社も色々と考えてるのですねぇ。短編ばかりなので読みやすそうですが、あまり本自体を読まない人にはこの厚さに退かれそうですね。大丈夫かな?

 ラノベで感受性ですか。う~ん。どうなんだろう。育たないとも言い切れないような気もしますが、微妙かなぁ。なんでもそうですが、いい話であればライトだろうとなんだろうと感想は涌いてくるものだとは思いますけど、そうでないと読み捨てですからね。せめて、よい本に当ってくれることを祈るしかないかな。子供のときは、濫読のほうがいいですよね。色んな作家さんに手を出したほうがいいでしょう。楽しいと思いますし。好きな作家さんが決まればおのずと読む本も偏ってきちゃいますから。

 『白髪鬼』そんなラストでしたか。ありがとうございますわざわざ教えてくださって♪ まだ思い出せないままの魚里です。で、探したのですが、まだ見つかりません。こういう時って、探してる本がなかなか見つからないというのが魚里のパターンだったりします。あちらから出てくるまで、気長に待ちますvv ひょんなところにあったりしますから。

 安眠の猫は、いいですよ~。足元で寝てくれるだけでも違う気がします。同じ部屋にいてくれるだけでもずいぶんリラックス~な魚里だったりします。
 茶々丸は拘束すると、「しゃーっ」と、威嚇してくれます。つれないにゃん子ですxx

 それでは、この辺で。
 trapさまが少しでも安眠に近づけますように。
大吉
 拍手ありがとうございます♪ レスは後ほど。

 びっくりした話など。
 14日くらいでしたか。まだお盆真っ最中の夜、ドアの入り口においてある爪とぎの上には茶々丸が寝てました。で、ベッドの上では魚里が。
 人間、これという理由もなくいきなり全身が震えるときがありますが。
 横寝をしていた魚里がそういった感じで震えたあと、耳元で噛み殺し損ねたような少女のような女の人の笑い声がしたような気がしたのでした。
 それが、結構明るい感じの響きだったので、その後も何事なく過ごせたのですが、やっぱり、ちょっとした、怪といった出来事ではありました。まぁ、空耳の可能性もありますが、結構リアルだったので。


 DVD ――ロバート・ワイズ版『たたり』を。1963年作らしい白黒映画で、まえに創元推理で読んだ『~はお城で暮らしてる』(あやふや)の作者さんが原作だったらしいと借りてみました。
 リメイク版も見てはいるんですが。どの話だったか思い出せない。
 派手な驚かせシーンはなく、サイコ系かなぁと思って見終えたのではありますが。うん。『シャイニング』の女性バージョンなイメージを受けたので。けど、後で解説も見てみたら、これはサイコじゃなくホラーなんだそうで。そうか。しっかりとりつかれちゃったのねと。
 もしかしたら、教授から手紙を貰った時点で既に――だと、穿ちすぎな気もしますが、波長があっちゃったんだろうなぁ。つくづく主人公が不憫な話です。可哀想過ぎるぞ。とりつかれて行っちゃった後は、彼女は自分の居場所を見つけることができたのかなぁ。そうだといいんだけど。でないと、哀れすぎるxx
 でも、結局、怪異の正体は何なんだか。館なんでしょうかね?
 こんどリメイク版をもう一度借りてみよう。


 というあたりで、レスです。

 trapさま、こんばんは。
 レスありがとうございます。
 あんな答え方で失礼しました。もっとスパッと答えられるといいんですけどxx 反省。

 岡山に少しの間いたみたいですよね。それがベースになって色んな話を作り上げたのだから、さすが! 山間部とか、孤島とか、閉ざされた地域で起こる、因習深いミステリィは、おどろおどろしくて軽いホラーなんか目じゃないくらい怖いです。若い頃は、あの土俗的な雰囲気が苦手だったのですが、最近は、平気で楽しめますvv いや、むしろ好きです♪ 楽しいですよね。いろんな意味で。

 復讐譚が好きなので、かなり好きな話です。虐げられたひとが、復習だけを糧にして何とか生き延び、そうしてやり遂げる。こういうの好きなんです。で、乱歩の場合はモラルをねじ伏せて鬼になってしまう。その壮絶なところが大好きな話です。あと、かつては愛した女性までも、復讐の対象としてやり遂げるあたりの凄まじさ。甘いこといってるんじゃない! それだけのことをしただろうって感じが潔い。きれいごとで済まさないあたりがいいです。ただ、主人公がラストどうなったかちょっとあやふやなんですけどね。死んじゃいましたっけ? あれ? かなりお気に入りなんですけどね、彼。探し出して読み直してみよう。あれは、表紙イラストが怖すぎて、夜にはちょっと読む気になれない話なんですよね。

 活字は、色っぽいですよね~。行間がある分読者の想像力をかきたてるので、読者の妄想力が試されるというか。あまり微にいり細に穿った表現で書かれてるのよりも、ある程度ぼかしたほうが色っぽいと思います。――違うかな? 違った意味でおっしゃってらしたら、すみませんxx オバちゃんコメじゃないと思います。穏当な意見じゃないかな。私もそう思いますよ。学生さん(とは限りませんが)には、ラノベとか携帯小説ばかりじゃなく、色んな小説を読んでほしいですよね。ラノベが楽しいのはわかりますがvv

 高村薫さんですか~。『マークスの山』は、未読ですxx 『レディ・ジョーカー』が文庫になったら纏め買いして読もうと楽しみにしてるんですが。なかなかなってくれませんxx 分厚すぎなんでしょうか。そんなわけで(?)魚里が読んだのは、『李欧』と、『地を這う虫』と、原発の話だったと。

 寝不足なのですね。その上悪夢ばかりとは。辛いですねそれは…………。
 昔読んだ、悪夢避けの呪いで、「あわしま、あわしま、あわしま」と三回唱えて枕を三回叩くというのがあります。たまに魚里実行してますよ。一度お試しください。気休めにくらいはなるのではないでしょうか? どうかな。不安。あとは~、ありがちですが、ドリームキャッチャーとか、クリスタルを枕元に置くとかかな。魚里は、動物園で撮ってきた獏の写真を枕元に飾ってます。
 安眠は、蜂蜜ミルクでしょうか。ホットミルクでどうぞ。ラベンダーとかカモミールも効き目は人によってまちまちですが、からだに優しいですよ。あとは、愛猫と一緒に寝ると結構安眠につながりますが。いかがでしょう?

 それでは、この辺で失礼します。
 少しでもtrapさまが安眠できますように。
小吉
 拍手コメントありがとうございます♪ レスは後ほどvv

 『カスピアン王子の角笛』と『シルク』(ホラーね)を。

 ○ 気がつけば140分見てました。結構夢中で見てましたよ~。うん。上の兄弟の成長して卒業が悲しいですが。うん。この伝で行くと、したふたりが卒業して全作終わりですよね~と、想像がつくのが悲しいのです。まぁ、3部が映画化されるという話はまだ聞いたことないので、映像でしか見たことのない魚里はその悲しさは味わわずに済みそうですが。原作今更この歳で読むのはきつそうですしね。
 1部から1300年後? それは~~~見捨てたと言われても仕方がないと思われます。
 アスランは格好いいのですが。
 他にもたくさん格好いいナルニアンズですが。次々と戦塵に倒れるのが辛いです。ほとんど虐殺じゃないですか、あれ。ミノタウロスとか、弁慶の立ち往生ですし。
 あ、エドムンド結構ハンサムさんになってましたね。末っ子も可愛くなってましたし。
 兄ちゃん姉ちゃんはちょっと反抗期? 第二だろうか?
 数十年だか数百年だかをナルニアで過ごしても、子供の部分は残ってるのね~とか。まぁ、あの外見で老成されても周囲が退きますか。
 エドムンドがいい味出してましたが、随所に子供っぽい感じで。肝心なときのお笑いキャラなんね、かわいそうに。
 末っ子は、もう、もうけキャラって感じで、大事にされてるなぁvv この子だけでもこっちに残らんかなぁと思わないでもないですが、きっと、四人が四人ともナルニアから卒業するんだろうなぁ。ある時までの異次元スリップものって、元の次代に戻ってハッピーエンドがお約束だったですしね。きっと、異次元に残ってハッピーエンドは現実逃避につながるとか何とかあったんだろうなと愚考したり。魚里は、今の、異次元に残ってハッピーエンド症候群ですけどねvv
 楽しめました。


○ おそらく、台湾映画。江口洋介が出てます。
 幽霊は、どこかあっけらかんとしてて、怖くないです。怖がらせ映像も、怖がりの魚里が目をつぶることなく全部見れたし。
 幽霊がらみじゃなくオイ! と突っ込みたいこと満載な話ですvv
 SFなの? と思いそうな出だしにちょっと退いたりしつつ。
 いつの間にか江口洋介と台湾の映画スターとが、主役スライドしてしまってました。あれ?
 うん。
 江口さん演じる橋本さんが主役かな~と見てると、だんだん、ツーチン?(忘れてますxx)の存在感が大きくなって、最終的に、ツーチンが主役かいという終わり。
 橋本さんが、酷く偏った精神の持ち主です。それでいいのか、君は! と、突っ込みたくなること請け合い。744回のカウントって…………ねちっこいし。う~ん。
 タイトルのシルクが、どこに絡むのか。多分あれだろうなぁと思うものはありますが、ちょっと穿ちすぎな気もするのでした。

*****追記******
 思い出しちゃったもので、追記。
 夢。
 なぜか、『キャプテン翼』のアダルトバージョン(なんか大人になってって話があったような?)でした。
 読んでもないんですが。
 しかも、ほとんど知らない外国勢が主要登場人物って、いくらなんでもマニアックだろう?
 うん。
 むか~し、アニメで再放送を流してたときに、小学生編なのをちょこっと見たくらいなんですけど。
 それにしても、何で今更? なぞだ。
 で、内容はというと、外国らしいんですが。日本かもしれないんですが。
 どこかのホテルのガラス張りのホールで、魚里ってば誰かにプレゼントを貰ってたりしたんですが。
 突然アナウンスで、魚里名指し。シュナイダーが探してます。って。どんなアナウンス? しかも、シュナイダーって、だれ? どのキャラ? わからんがな。
 それでも夢の中の魚里は、探してるらしいシュナイダーが待つところに行くんですね。
 まぁそれが、外人外人したハンサムさんで。
 短めの銀髪を立てたの髪型で、目が緑色。こんなキャラおったっけ??? でも、魚里ってば、この人と旧知の仲らしく、語らいはじめるんですね。
 シュナイダーが手にしてる首飾りについて色々コメントしたりしてたら、ホテルの中のざわめきが大きくなって、なんだか知らないですが、他の選手たちが入ってくるのでした。
 こんな夢。
 いくら夢だからって。
 これは、凄いなぁ。
 それにしても、何で突然シュナイダーなんだろう? しかもそのキャラであってるかどうかすらわからないという。
 頓狂な夢でありました。

***********

 以下レスです。

 trapさま
 今晩は~。
 ハピバ短編、タイトル思いつかなかったので、〆に使った行動を持ってきました。可愛いといってくださって、ありがとうございます♪
 お酒は、一応酔えますvv 体調がいいとね。悪いと、関節に来ます。腕の付け根が痛くてだるくなるのでした。
 え~と、ちなみに、ビールは駄目ですvv 新歓コンパで一気飲みをしたのが最後ですね~。以後、一滴も飲んでませんvv ビールを美味しいと思ったことがないので、trapさま憧れの「ぷはぁ」は、魚里も無理ですvv 海外旅行でお酒を飲んだことは、そういえば、昔、イギリスでミード(世界最古のお酒といわれてる、蜂蜜酒ですね♪)を飲んだだけですねぇ。甘ったるいわりにアルコールのきついお酒でした。
 個人的に、飲むときは(とはいえ、年に数回あればいいほうなんですけどvv)度数が高めなお酒のほうを少しだけ飲みます。焼酎とかウィスキーとかブランデー、ラムあたりです。それを、本当に、少しだけ、できればストレート。実を言うと、自分の酒量を知らないので、これでコントロールしてるつもりだったりします。ストレートをちびちび舐ってると、無理やり飲まされることが少ないのですよねvv

 『ナルニア』小学生のときに読まれたのですね~。それは、理想的な読書だったのではないかと、うらやましくなります。なぜか、魚里は、読んでないんですよ、『ナルニア』。図書館になかったわけないと思うんですけどね。
 乱歩のエログロは~濃厚ですからね。小学生には向かないでしょう。って、大人向けはそれほどたくさん読んでないんですよね、実は。時々乱歩と横溝がごっちゃになってますし。乱歩は、『孤島の鬼』と『白髪鬼』が好きでしたね~。はっきりわかるのがこの二作というあたりに、魚里の好みが如実に現われていると思います。
 『少年探偵団』のほうもかなり読んだ記憶があります。いろいろとごっちゃになってますけど。『幼虫』でしたっけ? あれは、どうも全部を覚えてないんですよね。『悪魔の指紋』とかいうのなかったでしたっけ? ルパンっぽい犯罪者が出るお話。
 魚里は、小中高と、『ルパン』シリーズや『モンテ・クリスト伯』等のバタ臭いほうに耽溺してたので、あまりグロテスクな表現を読んだ記憶はないんですけど。
 グロイというかエロいというと、赤江瀑でしょうか。思わせぶり~な表現が随所にありました。よく読みましたよ。こちらも色んな話がもう、ごちゃ混ぜになってますけどね。

 『背の目』読み返されたのですね~。楽しかったようでよかったです。
 少年の訴えかけ=背中に現われた目だと、魚里も思いました。作中で亡くなった無職の中年の男の人。あの人との関係とかを考えたらどうなるんだろうと思いつつ、なんだかその辺はあまり関係なかったような記憶があるので、ただ無作為に出てただけなのかなぁと。確か、死んだお母さんに罪を擦り付けるかどうかしようとしてとありましたが、だったら、なぜ、そこに少年の目が現われたのかが、釈然としなかったような?
 え~と、きわめてあやふやで申し訳ありませんが。
 遺体を捜してほしかったのだと思います。ただ、埋められた事実よりも、『ゴビラサ』で殺された(殺されて連れて行かれたのでしたっけ?)という印象のほうが強かったのではないかなぁと。強く印象に残ることが焼きつくとかいいますし。死んだ後に埋められた場所よりも、死ぬ瞬間とかそれまでの恐怖のほうが強いのではないかと。だったら、そこにいればいいといわれると困りますが、そこにいたのでは誰にも見つけられることがないからこそ、“背の目”になったのでしょう。そうして、自分の望みを伝えようとするのではないでしょうか。****姪に邪魔されてちょっと混乱気味ですが****で、その望みが、見つけてほしいことなんですが、そこを明らかにしちゃうと作者が困ってしまう(これを言ったらおしまいなんですが)というのもあったりしますが。で、やっぱり、この辺は霊の力の強さとかに関係が出てくるのではないかなと勝手に思ってます。見つけてほしいんだけど、それを訴えなければということばかりに力を取られて、人前に目の姿で出るのがやっとなのではないでしょうか? たいていの霊は、すっぱりものを言いませんしね。きっと、その辺をあやふやにするほうが、醍醐味とか考えたのでは? と、こう思ってしまうと、お話の中だけのコメントじゃなくなりますが。多分、あるんじゃないかな? ぐりぐり回ってしまってすみません。

 それでは、これで答えになってるといいのですが。
 コメントありがとうございました。
 おやすみなさい。
 拍手ありがとうございます♪ 遅くなりました。いつもの通り、この後で。

***追記です***
 一年近く経ってますが、高x金に『キス』をアップしました。
 10日にこちらにアップしてたのをそのままアップしただけですが。
 高x金は、去年の10月に更新したきりでしたので。
 少しでも楽しんでいただけると嬉しいです。
******


 昨日は久しぶりにお酒を飲んだら妙に効きました。今も飲んでたり。
 お酒といっても、梅酒なんですけどね~。
 お屠蘇飲んで以降一滴も飲んでなかったので、そりゃあきくだろうと自分で突っ込みつつ。
 ふらふらですvv
 コップに2cmくらいしか飲んでないのになぁ。
 あまり好きじゃないというのもありますが、最近弱すぎです。
 すかないながらも結構飲めてたんですよね、以前は。
 最近は駄目だ~~~な。

 アシナガバチとはほど好いスタンスで。
 かなり巣も大きくなって、成虫も増えましたが、狩りに出かける成虫とニアミスしても別段襲われないという良好なスタンスを保っております。カメラを向けてる時に帰ってきた成虫にも別に威嚇されませんので、あまり意識されてないかな。

 そういえば、今更ですが、『ライオンと~』ナルニアを見ました。
 原作は読んでませんが。
 いろいろとまぁ突っ込めば突っ込めるような気もしますが、児童文学ですからね。そりゃあ、子供がヒーローになるようになってるわということで。
 これと同時に、というか時間差で、『ザスーラ』という『ジュマンジ』系のDVDも見たのですが。
 両方見てて思ったのは、長男は大変だ~~~ってことですね。
 両方とも次男のきついことというか。
 魚里長女なので、少々身につまされます。
 両方とも長男が原作考えたんだろうかとついつい考えたり。いや、キャロルが長男だかどうかしりませんが。
 でもまぁ、ナルニアのエドマンド(だったか?)の感覚はわかるなぁvv 特別な子供には特別な待遇。考えない子供は少数派だと思うし。一度も考えなかった子はいなかったと思われますが。どうだろう。
 で、まぁ、その辺は、アニメの『十二国記』に出てくる浅野君に似てるよね。ま、まぁ、似てる気がするんですが。お馬鹿なとことか。エドマンドは報われてよかったけど、浅野くんは~~~ああだったし。
 とか、ついつい、いろんなことが錯綜しつつ見てたりしたのでした。
 これから、『カスピアン王子~』を見るつもりです。

 レスです。

 trapさま

 こんばんは。コメントありがとうございます♪
 酔っ払ってたので、レスがちょっとできませんでした。

 お寺さんは、やっぱりそういうことあるんですね。
 もう少し、色々考えてほしいですよね。
 普通の会社だったら、アウトですよ。とか。

 その方、法事でよかったですよね。葬式でそれだと顰蹙かいますが、法事だと葬式ほど厳しくはないので笑い話ですみますよね~vv
 足の痺れは辛いです。
 家のほうは最初にお坊さんが、足崩してください――と言ってから読経をはじめます。そんなに大きな法事は滅多にないですが。

 それでは、簡単なレスですが、この辺で。
 明日からまた湿気が帰ってくるみたいですが、ゲリラ豪雨にはお気をつけください。
小吉
 コメントありがとうございます♪ いつもどおり、レスは後ほど。

 今日は叔母を迎えにサービスエリアまで行っていたのですが、渋滞に巻き込まれたらしく二時間以上待たされました。
 帰省の方たちでサービスエリアはいっぱいで、その時間ほとんど車の中で待っていたというxx 祖母が一緒だったので、エコには程遠いアイドリングでクーラーつけっぱなしxx エコどころかエゴ満開です。が、91の祖母が熱中症になっても困りますしね。痛し痒しか。

 さてさて、この辺でレスを。

 trapさま。
 こんばんは。ありがとうございます。
 静岡ばかりテレビで特集されてましたが、そちらもかなり大きく揺れたのですね。でも、ご無事で何よりでした。4でも充分怖いのに、6なんて、もう、パニックですよね。多分、魚里はそうなると本棚に圧死の憂き目を見そうです。
 こちらも南海地震が来たら、逃げ場がないような。海が近いので津波があったら、アウトですし。

 オーソドックスな歌が好きですvv 歌詞が聞き取れると安心感があります。最近はけっこうkinkikidsに嵌って聞いてましたけど、咄嗟には出てこないですvv やっぱり、長く受け継がれてきた歌というのは、ある種の趣とか色々あって覚えやすいというのもあるのでしょう。

 夏休みの宿題の思い出ですか~歌に出来ないというか、もしあったとしてもあまり歌いたくないですね。みんなの歌であったりして?

 おそらくtrapさまとは同年代くらいだと思います。そういえば流れてましたね。

 洗濯物乾いたのですか。よかったですねっvv 生乾きの洗濯物が部屋にぶら下がってるのはどうも邪魔ですしね~。これから暫くは洗濯に困らないといいですね♪

 それでは、今日はこの辺で。
 一日暑かったです。おつかれさま。
 あ、二重投稿は気になさらないでくださいね。よくあることですしvv 

末吉
 拍手ありがとうございます。レスはこの後に。


 え~と、このところのテレビといえば、たいてい某歌手の麻薬汚染話ばかりだったのですが。
 その旦那さんの苗字が、「たかとう」に聞こえて、いや~な気分になる魚里です。


 今日はおじゅっさんが来て仏さまを拝んでくれる日だったのですが。
 お昼に来るというはがきが来ていたにもかかわらず、来たのは午後6時過ぎ。しかもこれは、あまりにこないので祖母がお寺さんに電話をしてからだったのですね~。
 普通、遅くなる場合は電話くれんかなぁ? 祖母はまぁむかしの人間ですので、お坊さんが遅れてもなんとも思わないらしいですが。電話くれなくてもなんとも思わないらしいですが。
 魚里なんかは常識ないなぁと思ってしまいます。
 理由も、我が家の前に拝みに行く予定の家が6時以降じゃないとだめという理由だったのですが、それって、普通、順番のやりくりしませんか? まぁ、昨日が大雨だったからということを考慮しても、やっぱり連絡のひとつもないということは、お坊さんの認識を疑ってしまうのでありました。
 1年に2回のかきいれどきの1回だろうに、檀家を甘く見てませんか? 違うんだろうか。
 まぁ、信仰心の欠片もない魚里なので、そう感じるのかなぁ。
 魚里は所詮大乗仏教の日本人。困ったときの神頼みさ。っつうことは、仏様を信じてるわけじゃなく、アミニズムなんかなぁ? “大乗仏教”といいながら、“神頼み”だもんなぁxx

 トラックバックのテーマ、「夏の歌といえば」ですが。
 たまには答えておこうかな。
 夏の歌~~~。
 『椰子の実』『夏の思い出』(だっけ? 水芭蕉の歌かな?)、『我は海の子』かなぁ。
 どれも童謡ですが。
 メジャーどころのポップスはよく知らないんだなぁ。サザンとか時代的にはその時代の人間らしいんだけど、ちょうどテレビのない生活をしてたこともあって聞いてないしなぁ。なければないでどうにでもなるということがわかったので、今もさして依存はしてないし。こういうところが中二病?
 でも、やっぱりこういうトラックバックのテーマって言うのは、思わず口ずさんでしまうような歌じゃないとね。
 その点でゆくと、やっぱり、童謡だ。
 しかも、それすら、あの三つくらいしか思い出せないていたらく。
 秋の歌なら、まだもう少し思い出せるかも。
 夏が苦手なので、夏! と言われても弾まないしね。

 カラオケここ何年も行ってないので、レパートリーもないしねぇ。
 詰まらん人間でごめんなさいxx
 溜息vv


 魚里のつまらなさを暴露したところで、以下レスです。


 trapさま

 こんばんは~。拍手ありがとうございます。
 昨日の拙作、少しでも気に入ってくださったみたいで、ほっと一息ついています。
 ここのところ昇x浅ばっかリ書いてたので、ひさしぶりの高x金の勘が取り戻せなくて、はじめちゃんが、はっちゃけてないんですね。はっちゃけてる男の子のテンポを忘れてます。
 明るい向日葵みたいなはじめちゃんが、どこかこう物怖じするところが、高x金の醍醐味な気がするんですけどね。そこを書きたかったのにどうも、ちょっと退き気味のはじめちゃんになってしまったのが、心残りです。
 可愛いといってもらえて、嬉しいです♪
 一応、マジシャンシリーズなんですが、時系列的にどこに入るのか謎ですので、パラレルのパラレルと言うことでご容赦くださいxx 無責任ですねぇ。あっちの高遠くんは有無を言わさずですから、余裕のありかたがこれとはずれてる気もしますし。
 たまには余裕な高遠くんということで。
 振り返らないというのが、ミソな気がします。どうかなぁvv

 えと、地震ですが、trapさまのところは大丈夫でしたか? 静岡方面ということで違うかなと思いつつ、地理に疎いもので。

 それでは、早速の反応ありがとうございました。
 嬉しくて仕方ないまま、この辺で。
 おやすみなさい///
大吉
 コメントありがとうございます♪ レスはこの後に。

 最近更新してないので、ちょっとだけ書いてみたのですが、今一です。自分でも釈然としない話になりました。文体も、内容も、首を傾げるできでたるい感じですが、遅くなったはじめちゃん誕生日話ですので、こちらにアップ。タイトルは決めてません。
 少しでも楽しいと思ってくださると嬉しいです。

***


 暑い。

 滴り落ちる汗に、不快指数が上がる一方だった。

 待ち合わせの駅前広場は夏休みだからか、いつもより人混みが大きい。

 空の青さがヤになっちまうぜ―――

 キャップを目深にかぶりなおして、オレは腹を括る。と同時に諦めた。

 いや、ほら、あそこ。

 このくそ暑いのにサマージャケットをしっかり着こなした男が、オレに気づいて手を振った。

 派手な動きじゃないってーのに、人目を自然に集めてしまう。

 それまでの気配の断ちかたとは、正反対だ。

 え? ってはじめてあいつのことに気づいた感じで、同じく待ち合わせをしているんだろう女の子やおねーさんたちが、頬を染めて凝視してる。

 中には、自分から進んでナンパしようとするツワモノもいたりして。

 ああ、派手だなぁ。

 で、すっぱりと断られた女の子たちの視線が、あいつの待ち人であるオレに集中するわけだ。

 痛いって。

 怖いんですけど。

 鈍いって言われるオレでも、こんだけ集中砲火を浴びれば、わかります。

 すみませんね。

 あいつの待ち人が、オレみたいなガキンチョで。

 肩を落として、視線を地面に向けて、オレは、

「ごめん、高遠。待たせたな」

 それだけを言うのが精一杯だった。

「いいんですよ。突然呼び出したのは僕ですから」

 やわらかな口調には苦笑じみた響きが混じっている。

 実際笑ったに違いない。

 周囲のざわめきが止んだからな。

 いつもこうなんだ。

 舞台上での口の端を引き上げるだけの冷ややかな笑いもぞくりとくるけどな。

 こういうやわらかな口調のときの笑顔は、周囲の言葉を奪うくらい花がある。

 鼻先をかすめるグリーン系のコロンのかおりまでもがよりいっそう爽やかに感じられて、それまでの不快指数までもがどこかに行っちまうような錯覚に捕らわれる。

 でもって、オレはますます顔を上げられなくなるんだ。

「じゃあ行きましょうか」

 パンッ!

 軽い破裂音は、オレが、高遠の手を払ったからだ。

 思わずというか、条件反射というか、なんというか。ごく自然な流れでオレの肩に手を回してきたんだよ。

 人前でやるなよなっ!

 いつもだったら睨むんだけど。

 ギャラリーが多すぎる。

 悪びれもせずに、軽やかに笑う高遠が、

「あいかわらず照れ屋ですね」

 なんて、耳元でささやいて、オレは一気に体温が上がるのを感じた。

「じゃあ、とりあえず、迷子にならないようについてきてくださいね」

 譲歩してくれたのを感じて、

「わかった。悪かったな」

と、我ながらぶっきらぼうに返したのだった。





 『地獄の傀儡子』高遠遙一といえば、今や知らないものもいないだろう、世界的なイリュージョニストだ。

 そんな男が、なんでオレみたいなふつーのガキと待ち合わせしてるかって言うとだな……その、まぁ、一応お付き合いなんていうのをやってる間柄だったりするわけだ。

 もちろん、まだ、お友達だ。

 あくまでもおともだち!

 まだ――っていうのは、ちょっと複雑というかなんと言うか。ひとことでいってしまうなら、「お友達からはじめましょう」という状況だったりするからだ。

 うん。

 オレとしては、ぜひともそこでストップしていただきたいんだけどな。

 けど。

 あいつは、その、それ以上に進む気満々でさ。

 経験値がゼロのオレなんか太刀打ちできねーぜって、スリルとサスペンスな毎日だったりするんだなこれが。

 この振り回される状況が癖になったらどうしようという危機感もあるんだけどな。

 溜息。

 と、

「どうしました?」

 半歩先を歩いてた高遠が突然振り返った。

「え? いや、なんでもない」

 いつの間にやらプレイランドに入ってたらしい。にぎやかなメロディと客たちの声や、アトラクションのたてる音が、突然耳に入ってきた。

 入場まで一時間くらい余裕で待つ覚悟してたんだけどな。

 首をかしげて思い至る。

 そういや、こいつ、特別招待券かなんか持ってたような?

 だから早く入れたのか?

「さぁ、どこから楽しみますか?」

 ゲートで貰ったらしいマップを広げて、高遠がオレを見下ろした。





「楽しかった」

 絶叫系を全制覇して、オレはベンチにふんぞり返ってる。

 そんなオレを見て苦笑しながら、高遠は、

「それはよかった」

 言いながら、ジュースを手渡してくれた。

「サンキュ」
 
 気前はいいし、やさしいし、オレが女だったらイチコロ……なんだろうけどなぁ。

「これからどうします?」

 隣に座った高遠が聞いてくる。

 今日は結構オレの言うことを聞いてくれるよなぁ。いつもはどっちかっていうとわが道を行く感じで、オレは振り回されっぱなしなんだけど。

「そうだなぁ」

 空を見上げると、アトラクションが赤黒い中にきれいなシルエットを描いてる。イルミネーションもそろそろ瞬きだしている。

 昼飯食ってから来たわけだけど、かなり遊んだなぁ。どうするか。

 高遠と並んでパレードを見るって言うのはどうも、変な気がするしな。

 なんて考えてると、腹が鳴った。

「とりあえず、腹が減ったし、帰ろか」

 今日は楽しかった――と、言おうとしたオレの手をとって、

「じゃあ、どこかで晩御飯でも食べてから、送っていきましょう」

「いや、別に、送らなくても」

 最後まで言わせずに、高遠がベンチから立ち上がる。

「さあ」

 お薦めの店を予約してあるんですよ。

「へ?」

 ちょっと待て。それじゃ、オレにこれからどうするかなんて聞かなくてもよかったんじゃ?

 いつもの強引な高遠に戻った気がして、オレは焦った。

 こうなると、オレの意見なんか無視するんだよなぁ、基本。

「付き合ってくれますよね?」

 高い位置から見下ろして、にっこりと笑う。

「わかった。ひとりで立てるから」

 差し出された手を断って、オレはしぶしぶ立ち上がった。

 高遠がおごってくれる店はどれも外れがないから、美味いものが喰えてラッキーと考えを変えたオレだった。







 実際、美味かった。

 イタ飯を腹いっぱい詰め込んだオレは、結局断りきれずに高遠に家まで送られたんだ。

 街灯が一個だけある薄暗い道ぶちで、オレは、

「今日はほんと楽しかったよ。ありがとうな」

と、言って家の門をくぐろうとしたんだ。

 そのとき。

 あ? も、お? も、なかった。

 あっという間に抱きすくめられたと思うと、オレは、生まれてはじめて他人のくちびるを自分のくちびるで受けていたんだ。

 軽く触れたくちびるはすぐに離れて、オレはただ呆然と離れてゆく高遠の白く整った顔を見上げてた。

「誕生日おめでとう、はじめくん」

 高遠はそうささやくと、

「君の生まれてきた日に感謝を」

 なんてつけくわえた。

 そうしてきびすを返すと、後ろを振り返りもせずに、高遠は帰って行ったんだ。

 オレはといえば、いつまでも残るキスの感触に、その夜は一睡もできなかった。


start 19:33 2009 08 10

up  20:59 2009 08 10

***

 以下レスです。

 trapさま
 こんばんは。いつもありがとうございます。
 今日も朝、雷が鳴るくらいに荒れてました。今は止んでますね。飛行機も飛んでますし。
 我が家のあたりは何の被害もありませんでした。DVDのケースが濡れただけです。
 ご心配おかけしました~。ありがとうございます。trapさまのほうもご無事で何よりです。
 洗濯物干せませんね。家干しです。
 湿気だけあるって言うのは、雨が降るよりも過ごしにくいですよね。じっとりとまつわりついてくる湿気にいらいらしたりして。この夏はからっとした暑さとは縁がないのかなぁ?

 本を読むことを禁じられた世界―――いやですねぇ。決められた本だけというのも嫌ですが、本がないのは最悪です。
 映画化は、できにばらつきがありますよね。エンデが「ネバーエンディング」で激怒(?)したのも有名な話ですが。原作つきの話はできれば原作に忠実に作ってほしいです。

 喜志さん…………「黒い家」の方ですね。短編集だそうですが、手に入るといいですね。
 「信長 戴冠せるアンドロギュヌス」も2002年作だそうで、なかなか発見できませんxx

 今日は簡単になっちゃいましたが、この辺で失礼しますね。
 それでは、おやすみなさいvv
中吉
 拍手コメントありがとうございます♪ レスはこの後に。

 今日の大雨は凄かったです。
 昨夜油断して窓開けてたら、吹き込んでました。しかも、DVDを並べてるほうxx ケースに入ってるから大丈夫だとは思うけど、BOX入りのほうが、大変。ケースが紙だから。まぁ、被害はないですが、この大雨の中DVDを返却に行かなければならないのは、苦行かもしれない。無事返却してきましたけどね。

 で、最近『コナン』シリーズを見てたので思い出してしまった感覚がありまして、なつかしいなぁとvv
 むかしむかしの少女マンガって、基本幼馴染とハッピーエンドな話がメインだったわけですが。
 あれを読んで、幼馴染に同い年の男の子がいないと結婚はできないんだなぁと思った幼い魚里がおりまして。かわいかったもんですね。
 現実は結構逆が多いかもしれませんが。小さなときからのあんなことやこんなこと知られてると思ったら、煙たいわvv それにしても、恋愛話が絡むとな~んか幼馴染の異性というのは美化されますな。遠慮なさというのは、ほとんど肉親の情に近いものとなりながら、それでもその奥底に相手を思う心があるんだ~と。
 ま、まぁ、いいんですけどね。これ言ったらおしまいですが、所詮は他人事vv
 そんなことを考えたりしておりました。
 そういえば、魚里は、基本、幼馴染の恋愛というのは書けないなぁ。恋愛自体書けとらんだろうと言う突っ込みはこの際おいておいて、そういう関係性は、魚里の頭の中ではさしたる重要性がないのかもしれない。
 幼馴染のふたりの男の子が、仔犬がじゃれあうように育てた恋愛感情とか………。
 うわ。
 想定外だ。
 キャパシティの中にないシチュエイションではありますな。
 そういうのなら、魚里だと、仔犬がじゃれあうような仲良しの幼馴染ふたり、片一方が片一方に一方的に執着してしまって無理無体を働く―――――ああ、これは初期JUNEでは王道のパターンですね。
 やっぱりこの関係性がテンプレ化するほど馴染んでるんだなぁ。
 男女恋愛から男同士にスライドしちゃいましたね。
 いいんです。
 どうせ、禁忌性の強い関係が好きだから。
 でも、不倫は実は嫌いです。―――――生臭い気がしてならない関係性な物で、退いちゃうんだな。だから、『ノルウェイの森』とか、~の橋がどうしたこうしたという話とか。その手の話は読めないのでした。どうやら、プラトニックでも駄目みたいだ。自分の伴侶が不倫してたらプラトニックでも気分が悪いだろうと思う。(プラトニックな不倫という言葉自体が矛盾しているのか?)どうも既婚男女系の不倫話はプラトニックでは収まらないような。ストッパーはないのか? 普通はこどもとかがストッパーになりそうなんだがな。わからん。


 さてさて、混乱してきたところで、そろそろ。

 以下、レスです。

 trapさま

 こんばんは。
 こちらは大雨でしたが、そちらはどうでしたか? 被害とかなければいいのですが。

 『ダーク・ナイト』のほうがヒース・レジャーさんでしたか。去年くらいに亡くなった方かなぁ? あのジョーカーは、怖かったです。思いっきり楽しんで演じてるなぁって感じもありましたが、それだけに、一線越えちゃってる感もありありでしたよね。主役食ってるような気がしないでも? それは、魚里の好みの問題なのかもvv しかし、死後受賞では切ないですね。
 もういっぽうが、ジャック・ニコルソンですか! おおっ! あの俳優さん。結構好きなんですよね。ありがちですが『シャイニング』は怖かったです。『恋愛小説家』は、いやなやつなんだけど可愛いおじさんでvv 演技の幅が広いのはいいことです♪

 『コナン』原作読んでないのでわからないのですが。黒幕が新一くんのお父さんだったら意外性ばっちりだなぁと、たま~に考えて一人で笑ってます。絶対にありえないだろうけど、そうだったら面白いなと。阿笠博士も、意外性ありますね~。ラスト、別に17歳に戻らなくてもいいよね~と、魚里は考えてたりします。蘭ちゃんなら10歳位の歳の差なんか待っててくれそうですし。でも、新一君のほうが待てないか~xx

 レイ・ブラッドベリは、実は、読んでません。萩尾望都さんの『ウは宇宙のウ』で読んだくらいなので、読んだとは言い切れなくて。『華氏451』はSFに分類される話でしたっけ? なんだか、ブラッドベリは、はっきり読んでもいないのに、魚里の頭の中では土埃とトウモロコシと夏の空のイメージがあります。Sキングとかにも共通するかもしれませんね。多分、たくさん影響を与えてるとは思うんです。ル・グインとかも。

 たくさんのブラッドベリ作品に浸ってくださいね。
 魚里は、信長の話で、信長が実は両性具有だったとか言う話を読もうかどうしようかでずっと迷っています。

 それでは、この辺で失礼しますね。
 ありがとうございました。
 おやすみなさい。

大吉
 拍手ありがとうございます♪ レスはこの跡に。


 『ベッドタイム・ストーリー』と『ホルテンさんの初めての冒険』の2本。

 左から………。
 好みの話じゃなかったです。
 『ジュマンジ』タイプの話でハートウォーミング系かなぁと漠然と考えてたら、『ないとミュージアム』タイプの話に近いかも。
 ファンタジーなら、ベタといわれようが、現実離れした話が好みです。
 これは~~~駄目でした。残念。

 スウェーデンの映画。
 演技してるようにも見えなかった、登場してるだけに見えた犬がカンヌかなんかで犬の賞を取ったとありましたが………。ギャグ?
 コメディにこちらのレンタルショップじゃ分類されてましたが。
 主人公が何をしたいのか、何を考えてるのか、最後までわからなかったです。ほとんど無表情なんだもんなぁ、主役が。ちょっと口の端をあげたりはするんだけど、それだけ。
 退職日に遅刻したせいで、それまでの順調な生活が狂ったことでパニクッたのだろうか? で、自分じゃいつもしないようなことをして、最後に母親を傷つけたとずっと悔やんでたことをやり遂げて、吹っ切れた? で、定年退職後の生活を彼女と過ごしましょうって話なんでしょうか。多分。
 『キッチン・ストーリー』と同じ監督さんの作品らしいですが、『キッチンストーリー』見るの止めようかな。



 レスです。

 trapさま

 こんばんは。いつもコメントありがとうございます♪
 ティム・バートンというと………『チャーリーとチョコレート工場』でしたっけ? 同じ人が監督さんですか?
 人間なんですね。
 ジョーカーも、タイプが違ってるわけですね。ヒース・レジャーと今の人と。そうかぁ。

 高木君は成長して、最近の作画じゃ少々老けましたよね~♪ 腐女子な見方をちょこっとしてたことがありますがvv 高木君は可愛いです。抜けてても真剣でも、可愛いのは、いいことですvv

 『山猫』映画館で観られたのですねっ。うらやましいです。舞踏会のシーンと、バート・ランカスターが道に這い蹲るようにして叫んだシーンとかが記憶にあるのですが。 ← ランカスター氏のシーンはあやふやです。舞踏会のシーンのゴージャスなことがとても印象的でした。3時間ですから、お知りも痛くなりますよvv
 『風と共に~』も、見られたのですか。凄い! 魚里は、あれは、小学校だったか中学校だったかの時に、漫画の総集編を読んだ記憶があるだけです。後ろから頭を両手で挟まれて、レッド・バトラーに何かきついことを言われてる主人公のシーンが記憶にあります。なんとかムツミさんという漫画家さんの絵じゃなかったかなぁ。
 『リンリー警部』名前だけ記憶にあります。あれこれ貸してくれる友達がいたので、あの中にあったのかもしれません。
 イギリス好きのアメリカ人の書くイギリスの話のほうが、私のイメージするイギリスに近かったりします。とはいえ、Mグライムズという女流ミステリー作家の『警部(後に警視に昇進)リチャード・ジュリー』シリーズくらいしか読んでませんが。
 絶対的な階級区別は、私にはぴんと来なくて、釈然としないだろうなぁと、思ったりします。

 そういえば、『黒の組織と~』って、お正月スペシャルだったんですねぇ。見てました。記憶がありました。最近の劇場版もあれくらいの話だといいのになんて思ったり。今年の劇場版は、まぁまぁ及第点でしたvv ← 偉そうですねxx

 それでは、今日はこの辺で。
 いつもありがとうございます♪
大吉

 コメントありがとうございます♪ レスはいつもの通り、後ほど。

 コナン劇場版とかをレンタルしてきました。とりあえず、『時計仕掛けの摩天楼』と『世紀末の魔術師』と、2,5時間のスペシャル。黒の組織と何とかっていうの。見たような気もするんだけど、途中からあまり気を入れてみなくなってしまったので、あやふや。 『1200万人の~』はレンタル中でした。残念。trapさま、タイトルありがとうございました~おかげで探すことができました。が、なんか、コナンのDVDって、探すの難しいね。全部でナンバリングじゃなくなんか、分けてる。あれはどういうわけ方なんだろう。ちょっと謎。

 で、何気に、アニメだけというのも、しかも全部一度見てるのをレンタルというのも寂しいので、新作を2本追加。
 『ベッドタイムストーリー』と『ホルテンさんのはじめての冒険』。両方とも見てみたかったものです。


 ちょっと愚痴。
 『赤い河』by門井はがち というコミックスを、表紙に惹かれて買ったのですが、失敗。
 表紙イラストが淡々とした感じだったのでこれいいかもと思ったのですが。兄弟物だし。
 中身は、結構粗い。というか、表題作が特に粗いように思えたんです。
 で、斜め読みをしてたのですが。これもだめだ~とか。
 8作中1作だけ面白いと思ったのがあったのが、余計にショック。処分できないじゃないか~~~xx
 『春めく人びと』がよかった。
 40歳の男の人と17歳の少年の淡々とした恋愛の始まりの話。



 というところで、レスです。

 trapさま、こんばんは。
 いつも拍手コメントありがとうございます。
 新作アップもとろくて、申し訳ないです。
 最近はどうも、スランプなのか、なんなのか、筆が進まないし、頭が動きません。私生活のせいかなvv

 『揺れる警視庁1200万人の人質』ですね。ありがとうございました♪ おかげさまで、探し当てることができました~。惜しむらくはレンタル中だったことです。くすんxx
 高木君が好きなものですから、ピンでたってかっこいい話がないかとvv
 じつは、どうも、コナンに出てくる女性陣でヒロインになるタイプが苦手らしくて………xx 高木君も、佐藤さんにいつまでも~と、つい愚痴る魚里なのでした。お好きなタイプだったら、ごめんなさい。少年漫画だから~と、自分の中で折り合いをつけつつ、正しい人とか正義がメインなので、ちょっと、どうも。

 『ダークナイト』映画館で観られたんですか~~~。あれは、劇場で見る話だというのをどこかでちらりと読んだことがあるのですが。迫力がやっぱり違うのでしょうねぇ。
 あの話の中のジョーカーが、キレてるんですか。いつもはあそこまで凄くはないのですか? なんか、口八丁手八丁って感じで、凄い悪役ですよね。あれは、正義の味方も振り回されて当然ですよね。たしかに、怖かったです。たまに、妙に可愛いところもありましたが、それがあるだけに、怖さが際立ってました。わざとだなその可愛らしさはとかvv しかし、彼、異端ではあれ、人間なんですよね? DNAとかなんとか、身元の確認ができなかったようですが。超人的とはいえ、人間同士の対決なだけに、怖いというのもあるのかもしれませんね。しかし、ほんと、あの口はどうしたんだろう。気になります。が、理由を知った途端、消されそうです。その辺容赦ないですよね~~~。おそらく、彼には同情心的なものは欠片も残ってないのではないかと推察します。どうなんだろ。

 『向日葵』trapさまも気に入ってらっしゃるんですね。よかった~嬉しいです♪ あのラスト、すくなくとも、救いがあったと思いたいです。プロローグあたりの主人公の独白から、きっと! と。しかし、あのあたりから、レトリック満載でしたよね。あれを考えながら読んでいくところに醍醐味があるんだろうなぁと思うのですが。少年の残酷さと痛みが、きつかったです。が、そこがよかったと思う一作でした。 
 けれど、これを最初に読んだだけに、後の話が、少々なるく感じられて、物足りないというのも事実なのでした。

 たくさん溜めてらっしゃるのですね。DVD‐HDですか、うらやましいです。家はまだアナログです。しかも、衛星が入りません。停電で設定が飛んでしまって。いじる気力がない魚里が駄目なんでしょうが。おかげで、一昨日の『山猫』ビデオに録画できませんでした。 ← これ、完全版のDVD 売り切れなんですよね。もっとも、高いので今の魚里では手が出せませんxx バート・ランカスターの渋い演技が~vv 豪華な貴族のお屋敷のセットの映像がvv 録画もできないんですよねxx ビデオ画面の設定まで飛んじゃってるので。
 ホームズさんいいですよね。グラナダ・テレビ版は秀逸です! J・ブレッドさんの吸血鬼が似合う外見も大好きです。
 ポアロも、好きです♪ 相棒のへタレ具合とかvv D・スーシェさんのお茶目な演技とか。
 マープルさんも好きです♪ なんだか、基本、イギリスとかスコットランド系のテレビドラマが好きな魚里なんですね。スコットランド系のミステリだと、『タガート』シリーズと『マクベス巡査』シリーズが好きです。友人の影響なんですけどねvv

 『くだんのはは』一部で有名ですね。あいにく魚里は読んでないのですが、怪談として秀逸だとか聞いた記憶があります。あれは、確か岡山かどこだったか、六甲山かどこだったかに、くだんの伝説が残ってるのでしたっけ。あやふやですが。
 くだん――と聞くと、高橋葉介さんの夢幻紳士の中の、頭に角があるために座敷牢だったか蔵座敷だったかに閉じ込められてる女の人の話を思い出します。

 それでは、この辺で失礼しますね。
 がんばってDVDを、見ます♪
 突然熱くなりましたが、脱水症状お気をつけください。
中吉
 いつも拍手ありがとうございます♪ 嬉しいです~。レスは後ほど。

 とりあえずDVDを見たので覚書。

 『ダークナイト』
 バットマンなのね。いえ、知ってて借りてますが。よく考えると、バットマンは他の話見たことないような。あれ?
 スパイダーマンもヒーローは孤独でシリアスなんだぁ~という苦悩満々でしたが、バットマンもシリアスですね。部下はいるものの、幼馴染の女の人は信者牛―――“死んじゃうし”を一括変換するとどうしてこうなるんだぁ~~~~xx 単語登録しないと駄目かxx
 それにしても、ジョーカーが心底楽しそうに演じてますね。吹っ切った演技というかなんと言うか。
 粘着気質でぶっ飛んでるし、決して死なないってあたりは、王道の悪役。いや、あれで外見が美形だったりしたら嵌ってそうで怖いxx という恐怖があるので、ジョーカーはあの顔で正解。
 女子供の別なく平気で殺せるタイプなのか。いやだなぁ。
 バットマンも犬には厳しかったが。自分に噛み付いたしなぁ。ドーベルマンだしなぁ。破壊力半端じゃない犬種だし仕方ないのか………xx つい、襲われてても犬に悲鳴をあげさすヒーローってってつい退いた魚里は、この話とヒーロー自体に魅力を感じていないんだなぁ。
 多分、こっちのほうが、完全上から目線だからなんだろうなぁ。孤独でリスクを背負って(あまつさえ科学の力を借りてるものの基本普通の人間なのにね。なんだよね?)、必死で町のため人のため正義のためと戦ってるのに、上から目線が気になってはまれなかったと思われます。う~ん。
 決死の覚悟で戦ってるのは一緒なんだけど、スパイダーマンのほうが目線の高さが一般人と一緒な気がして感情移入できるんだな。
 あとは、最近の魚里が、暴力描写が辛くなってきたせいかもしれないなぁ。
 ジョーカーの暴力描写は、一個一個がめちゃくちゃ怖い。心拍数上がるもん。多分、だから。
 バットマンは、魚里にとって爽快感のないアクション物みたいです。
 残念。

 『ダークネス』
 どうやらこれ、前に見てたみたいです。
 でも、ラストのあのシーンは忘れてたなぁ。
 世界は闇に飲み込まれておしまいって話なのか。
 それにしても、おじーちゃん酷い。
 おかーさんも、なーんかレジーナに酷い。難しい年頃だからとか、気を使わないととかそういうことを口では言ってるけど、口先だけみたいに見える。
 だからなのか、弟のポールは、いつもおかーさんよりレジーナのことを先に呼ぶ。レジーナのほうが頼りになるとか、自分のことを一番愛してくれてるのは実はレジーナなんだとか心の奥底ではそう感じてるんじゃなかろうか。
 おとーさんは、シャイニングのおとーさんっぽい感じで。でも、どちらかというと、可哀想なんですけどね。お父さんがターゲットで、追い詰められてるから。
 レジーナのBFも、可哀想。巻き込まれた挙句、おじーさんのいうところの地獄に取り込まれるんだから。
 あまり派手なホラーじゃないんだけど、色んな要素が絡んでる。
 レジーナとポールのあの後が、可哀想過ぎる気がしてたまらない。

 『幸せのレシピ』
 気分転換に借りておいたのですが。
 恋愛ものだったのか。ぬかった。
 恋愛物のお約束の展開で、先は読めますね。
 これといって特徴がないような気もするし。
 ハッピーエンドだからいいんですけど。
 未婚の母である姉が突然亡くなって、小学生の姪っ子を引き取ることになったシェフのケイトと、助手に入った男性シェフの恋愛。
 姪っ子に気を使いすぎな気がした。
 というか、姪っ子が、自分の働き先を手伝ってそれで居候代を払ってるんだと、学校の友達に言ったから呼び出し喰らったケイトは、詳細を話さずに、姪っ子を働き先につれてかなくなるんだけど、これ、すっぱりとこういうことを言ったから連れてけなくなったの――と説明したほうがよかったのではなかろうか? そうするほうが冷たいのか? と、ちょっと首を傾げてしまったんですけどね。ま、ラストはハッピーエンドだからいいか。

 なんか、突然『名探偵コナン』劇場版の初期三本~四本くらいを見たくなったなぁ。あと、2時間スペシャルかなんかでやった、100万人の人質とか何とかって話。高木刑事がコナン君に君はいったい誰なんだ――とかってダイレクトに疑問をぶつけるシーンがある話。タイトルが思い出せないので、検索ができないのね。コナンシリーズってかなりDVD出てるから、1本1本確認するのが、面倒なんだけどなぁ。さて。

 昨日見た『ムルと仔犬』のコーカサス・シェバードですが、超大型犬じゃなく、大型犬だったようです。ググってみたんだけど、どこにも“超”の文字はついていなかった。体高はオスで65cm越えじゃないと駄目らしいですけどね。体重はかなり重そうに見える。70kg前後らしいです。特に、毛が深いタイプはすごいもふもふ。セント・バーナードとかと交雑された過去があるからかなぁ。最近は純血種も数増えてきたようです。そういえば、飼いやすいけど躾はしっかりしないといけない犬種と書かれてましたvv 


 以下拍手レスです。

 trapさま

 こんばんは。いつもありがとうございます。

 はじめちゃんの誕生日~~~~忘れてました。ううう。ごめんなさいxx
 高遠くんならきっと忘れないんでしょうねぇ。
 オーソドックスに、紅薔薇の花束を小脇に抱えて、ケーキの箱も持ってそうです。ベタな感じでロマンティックに決めてくれそう。で、はじめちゃんが真っ赤になって照れてると可愛いですよね。あまりまだ馴れ合ってないような距離感を希望vv 場所は、だから、はじめちゃん家かなぁ。そうなると家族公認っぽいかな。じゃあ、高遠くんからケーキの箱をのけて、花束だけにして、どこかで待ち合わせが穏当かなぁ。はじめちゃんが嫌がりそうですが、それを楽しみそうな高遠くんだし。で、ふたりしてデート。ああ、花束が邪魔だなぁ。花束も重いですしね。手ぶらで待ち合わせてデート。どこかでディナーを食べて、お家に送り届けて、キスを掠め取っておしまい。かな? 真っ赤になったはじめちゃんに投げキッスして、颯爽と立ち去る―――ベタだなぁ我ながら。初心者相手に手心加えてる、余裕綽々の高遠くんをご想像くださいvv

 ピレネー犬いいですねぇ。あれは、100kg越えが普通の超大型犬でしたっけ。むかーしの散歩コースにいたんですよね。ブロック塀の上からぬっと顔を覗かせて、通ってる魚里とモミジさんを見てました。思わず近寄ってなでてる(かなり高いところでしたから、手がだるいvv)と、モミジさんがやきもち焼いて大変で、じっくり撫でることができなかったものです。あまりの大きさに怖がってたのかもしれませんがxx 懐っこくて可愛かったですよ~。ああ、もふもふしたいvv 超大型犬。憧れの犬種です。小型犬は、粗忽な魚里が蹴ったら取り返しがつかないことになりそうなので、中型犬以上がデフォ(?)です。決して嫌いじゃないんですけどね。

 刺身は――食べれるんですよ。ただ、種類によって好き嫌いがあるという感じでしょうか。でも、出されたら、基本、残しません。スイカと赤飯は出されても、食べませんがvv あと、メロンは、なぜか、食べると必ず一度は舌を噛むので、避けます。お弁当についてるのは平気なんですけどねぇ。丸ごとを切り分けると、必ず噛みます。痛いイメージがつきまとう果物なんですねxx だから、食べられない。我ながらxx

 白身魚の春巻きですか。美味しそうですね~♪ 春巻き好きです。生春巻きも美味しいですよね。考えただけでもよだれが。こちらの好き嫌いがヒントになったようで、よかったですvv

 脱水症状ですか? 発見されてよかったですね。誰もいなかったらとか、場所がお風呂だったりとか、想像すると、怖いです。おうちに人がいて本当によかったです。
 夏ですし、お水をたくさん飲んでくださいね。寝る前にコップ一杯の水を飲むのはいいそうですよね。でも、トイレが近くなりそうで、なかなか決心がつきません。
 trapさまもくれぐれもお気をつけてください。

 BL雑誌ですかvv 最近は魚里も雑誌では読んでませんが、甘さにはちょっと退きます。手に取った小説の解説でも、一読して退くようなべたべたが多いですよ~。なんか男女の恋愛をそのまま男同士に移し変えただけ(男同士の恋愛のドキドキ感がない)みたいなのはまだマシで、男の子なのにどう読んでも女の子な受けとかがもかなりいたりして。それなら別にBLじゃなくても少女小説でもいいじゃないか~と内心かなり暴れたい魚里がいます。サラリーマンなのにそれだとちょっと悲しい。ま、まぁ、魚里も好きな話の傾向がかなり偏ってますからあまりその手の話は読まないんですけどね。
 泣くのは………家の郁也クンも泣きますからあまり強くは出られませんがvv でも、サラリーマンがすぐ泣くのはちょっとvv
 適度な距離感、わかります。ほしいです。
 あまりに甘すぎると、ね。
 痛い恋愛――は、内容がハードですし。
 程々な話というか、節度のある話がほしい気がする魚里なのでした。BLで節度というのもなんか違うかもしれませんが、内容じゃなく、書く側の節度かな。絡みについてじゃなくて、どの程度男らしく書くかというスタンスといえばいいのかなぁ? BLなんだから、男同士なんだから、受けもある程度は男らしく書いてほしいと言えばいいのでしょうか。少なくとも、魚里は、そういうBLを読みたいですvv

 『片目の猿』は、そうなんです。
 叙述トリックはたしかに、あちこちにちりばめられてるのですが。ああ、そういうことねとかネタ晴らしをされると驚くところなんでしょうが、魚里は、やっぱり――という感じがメインでした。奥歯に物が挟まったような書き方が、ここになにかトリックが隠されてるというのが判りやすかった気がして、物足りなかったんですね。たくさんあるなかで驚いたのは2つかな。文章読みなれてる人は、あまり引っかからないような気がするんですが、どうなんでしょう。
 魚里は、道尾さんの小説は、やっぱり『向日葵咲かない夏』が一番好きです。手放しで褒めてる人少ないんですがxx 内容が内容だから仕方ないとは思いますが、アンファンテリブルが好きな人には楽しめる話です。

 ああ、なんか、いつにも増してとっちらかった長いレスになってしまいました。
 貧血の心配してくださってありがとうございます。造血剤を忘れないように心がけます。
 それでは、trapさまも、くれぐれもお気をつけてくださいね。
 おやすみなさい。
大吉
 『ムルと仔犬』
 北欧か東欧が舞台の話。
 どうやら子供向けらしいです。
 日本語に訳して嵐(ミュルスキだったかな?)という名前をつけられた、コーカサス・シェパードと、そのかわいそうな歴史を絡めたお話。
 泣かされました。
 別にこの話の犬が死ぬとか言うのではないのですが、ベルリンの壁崩壊に絡むコーカサス・シェパードの歴史とか、戦争に駆り出された色んな犬の悲惨な最期とか。
 犬好きにはいろんな意味でたまらない話です。
 この主人公たちの敗因は、基本、犬を躾けることをしなかったからですね。
 音楽家のお父さんの、犬も自由に育てなければ――って、それが間違ってます! 一見犬のことを考えているようですが、犬ははっきりいって人間よりも強い動物ですから、人間のルールに従うことを教えないと、あんな最後を迎える羽目になるんだよ~。
 犬に罪はありません。
 お母さんも、軍人さんなんだから少しは犬を躾けるというのをしっかりさせるべきだぞ!
 レオンベルガーよりも大きな犬。超大型犬に属する犬と、7歳の女の子ムルちゃんのお話ではあるんですけどね。
 牧用犬なのに、戦争に駆り出されて、ガードドッグとして使われたり、戦車の下で自爆する道具として使われたり、数が多くなれば子犬は殺されるし、ベルリンの壁が壊れると処分されるし………。色んな犬がそういう運命をたどったんだなぁと思うと、切なくなります。
 今現在飼われていた犬なのに、戦前みたく悲惨な運命をたどってる。
 そっちに腹が立つ。
 飼い主に従順で、こどもを守る犬らしいんですが。クマとも渡り合うらしいし。
 スターリンの犬なんて呼ばれてがことで、差別受けてるし。
 話としては、両親が躾を重要視しなかったせいで、7歳のこどもをボスと位置づけちゃったワンコが引き起こす騒動の数々と、最終的にコーカサスの人が引き取ってくれるまでのお話です。
 まぁ、犬が苦手な方には、クマ同様怖いと思うんだろうけどねぇ。
 一回、もふってみたい。
 首っ玉に抱きついて、ぐりぐりしたいよーと、思うような超大型犬でした。


 『片目の猿』by道尾秀介
 ミステリィですが、う~ん。
 あまり好きな話ではないかも。
 探偵してる割には、すぐに相手を信用しちゃった主人公が、ちょっとあれって感じで。
 これまでとりあえず4冊読んでますが、魚里的に一番面白くないと思ったかな。
 物足りなかったです。

 夕方、そういえばアシナガバチを見てなかったなぁと見に行ったら、幼虫が巣から姿をちょろんと出してるのに、成虫が餌を口移しで与えてるシーンに遭遇。
 カメラ~と、取ってきたときには遅すぎました。
 残念だ~~~~xx
中吉
 拍手ありがとうございます~♪ いつものように、レスはこの後で。


 夜パソコンを立ち上げて向かおうとすると、お腹が痛くなってWCに駆け込む羽目に。
 いきなり尾篭な話題ですみません。が、本屋さんに行ってトイレに駆け込むとかと似たような症状なんでしょうか? ほぼ毎晩こうなんです。他にお仲間はいませんか? つくづくなんなんでしょうねこれ。

 WCつながりというわけではありませんが、最近、寝冷えなのか、お腹の調子が悪いです。そんなに冷たいものを食べるほうじゃないんですけどね………。やっぱり、扇風機をかけてタオルケットを外してるのが原因かなぁ。
 例年ほどの暑さじゃなく、ひんやりした感じもあるんだけど、じっとりとした湿度もあって、どうも寝苦しいからかなぁ。
 このごろ寝つきが悪いので、思わず、睡眠導入剤を買おうかどうしようか真剣に考えました。結局癖になったら怖いので止めましたけどね。
 あまり薬は使わないというのが身上なんですが。頭痛薬とブルーベリー○イと鉄剤くらいかなぁ。ブルーベリー○イが薬かどうか謎ですけどねvv 頭痛薬はなるべく飲まないようにしてますし、鉄剤は気を抜くと忘れたりしてますが。いかんだろうそれは!

 今日の晩御飯は、カレーにしました。
 魚里が作ると、ジャガイモを入れないカレーを作りたがるので祖母には不評だったりしますが。強引にvv 今日は、にんじんもなかったので、入れませんでした。基本あるもので。さすがに、蒟蒻とか大根とかレンコンとかはいれたことないですが………。
 とりあえず、生姜とセロリとたまねぎとシメジと豚肉。で、コーヒーと牛乳とヨーグルトとトマトと桃が隠し味。後隠し味といえば、結構昔から転がってる、トムヤンクンの元。コンソメでもいいんだけど、これ、まじで、ゴロゴロしてるので。製造元は日本の有名企業ですが、タイのお土産に山ほど父が買って帰ったというものだけに、製造日とか賞味期限がいつか考えたくないvv もっとも、開封してないので、カビとかの心配はなかったものだったり。そこはチェックしておりますが。
 あとは、クローブやらカルダモンやらシナモンやら。
 サフランライスの元が転がっていたので、ご飯にまぜて、赤ピーマン……パプリカを素揚げして、ライスに乗せて。
 こんな感じ。
 最近の魚里のお気に入りのルーは、ジャ○カレーの中辛。なんですが。が。円形の容器に入ってるようになってから、妙に溶けにくいんですよね。何でだろう? 解けてないのをお玉の中により出して、一々菜ばしで溶かさないと駄目です。わからんなぁ。

 久しぶりにレンタルDVD。
 『ムルと仔犬』『ダークナイト』『ダークネス』『幸せのレシピ』の4本。
 『ムルと仔犬』だけが新作で、後は旧作。
 新作は、ベルリンの壁がらみらしい。実話ベースとかってなってましたが。泣かされるの嫌いなくせに借りるよなぁ。これから見ないと。


 ず~っと頭の中にあって形にできない話と格闘してました。
 まじで最近三人称がピシッと決まりません。冗漫で、ずれているんです。途中までめもってたのですが、そこに気づいて二進も三進も行かない現状です。
 SFっぽいファンタジィを目指してるのですが。
 一応高x金とCPは決まったのですが。
 視点が決まらない。
 俯瞰視点だと冗漫だし。
 三人称も微妙だし。
 でも、この話の一人称は………雰囲気がぶち壊しな気がするし。
 いっそのこと第三者をかましてみようか。
 う~ん。
 タイトルは今のところ『薔薇の荘園』か『オルゴール』のどちらかです。T・B・スワンかxx
 悩んでます。



 以下レスです。

 trapさま

 こんばんは。
 いえ。いつも、長くなってしまって。すみません。
 trapさまにいただける拍手コメントが楽しみなものでつい。ご迷惑じゃなければいいのですが。

 『デュカス』あの台詞にやられましたvv かっこいいです。ペットがあんなふうに思っていてくれるといいなぁというのもあるかも。
 犬に魚は、よほど漁港のほうじゃない限りないのではないかと。漁港でも出さないかな? というか、魚の切り身をいつでも犬に与えれるように常備すること自体が難しいのではないかと。デュカスが貰ってたのって、さばか何かの煮付けっぽいですしね。結構悪くなりやすい魚じゃなかったかなぁ。でも、犬って基本雑食ですから、魚も好きみたいですけどね~。そういえば、家のモミジさんは、海老は食べなかったですね。イカや貝類も。鮭とか秋刀魚はねだってましたが。

 『江戸を斬る』も、軽いですけどね。あれは、なんか、江崎俊平さんとかって時代劇作家さん風の軽さでとっつきやすかったんですよね。ある意味コミック風とでも言いますか。時代劇でハーレクイン風な話とかかかれてましたし。うん。大名の若様が魚屋さんか何かに転がり込んで生活して町娘とハッピーエンドみたいな話とか。(ああ、王道vv)原作者は多分違いますが。
 春川ますみさんとかも出てましたし。お約束満載ではありましたが、楽しかったです。あと、エンディングだったか、オープニングだったかの歌がお気に入りでした~♪
 TV時代劇はそうか、そういうくくりがあったのですね。きついのですか。オバケ話――スタジオ多そうですよね。ううう。寒いvv

 美味しそうですね~~~~。生のカツオは少々苦手なので(食べれないほどではなく)、魚里的には鰯とかがよさそうですね。ちなみに、秋刀魚の刺身もちょっと苦手です。焼くのは大好きなんですが。ご飯に乗せて、お水かお湯をかけても美味しそうです。ナメロウっに近い味? 味噌がはいってもおいしそうです。味噌入れたらオオバも加えたいですね、是非。

 それでは、今日はこの辺で。
中吉
 拍手ありがとうございます♪ レスはこの後で。

 夏が来ると思うんですが、細ねぎ、生姜、茗荷、好きだなぁ。
 この三つの野菜は大好きです。野菜か……薬味ってかんじだけどね。
 セロリとかパセリとか春菊とか………ミツバも。
 香草系が好きだったりします。
 オオバも好きだしね。あと、山椒の実とか、いや、山椒も好きですが。オオバの実も好きだな。そういえば。
 匂いのきつい野菜が好きです。
 パクチーを食べた記憶がないので、どっちかはわかりませんが。さて、どっちだろう。

 スパイスだと、シナモン大好きですvv 従姉妹にシナモン=ニッキと知らない子がいた。びっくり。いや、正確に調べると違うかったりするんだろうか? いや、一緒だと思うが。
 スパイスになるのかどうか、ニンニク好きです。中国山椒も好きですし。でも、アニスは、なんか、入りすぎると苦手かなぁ。えと、八角でしたっけ。
 オーソドックスに胡椒なんかも好きだ。
 ゆず胡椒でタコの刺身食べれるようになったしなぁ。
 カルダモンとか色々スパイス集めたりしてたまに使ったりしますが。
 シナモンは、格別vv
 玄関脇には、シナモンの木が植わってたりしますが。あそこは蜘蛛がたくさん巣を張るから、夏場は特に近寄れんxx 蜘蛛~~~~苦手なの。洗濯物を取り込みに庭に行くのさえ苦手だ。気を抜くとあちこちにいるからなぁ。実は部屋にもいるんですよね。巣を張ってるxx いつの間に。卵胞すらある。どうしろと………xx

 話を変えて。
 酢飯に、みじん切りにしたねぎと茗荷と摩り下ろした生姜、でもって、錦糸卵と焼いた鮭の切り身でばら寿司なんて美味しいと思う魚里なのです。鮭の切り身は薄塩が好みだったりするんですが。
 簡単でいいと思うんだけどね。

 少し高級っぽくしたいなら、酢に少々レモン酢を使って、鮭は生かスモークで。まぜるのはゴマとネギと薄く切ったレモンあたりかな。好みと予算でイクラを混ぜるのでどうだ? 和洋折衷って感じで。


 『いろはにこんぺいとう』byくらもちふさこ を、古本屋で見つけて購入しました。いやぁ、これ探してたんです。たま~に、くらもちふさこさんのコミックスは読みたくなります。女の子が傷ついて恥かいての恋愛物で、痛々しいのですけどね。男の子は憎いくらい涼しい顔。後ろから蹴りかましてやりたいわvv いや、半分以上本気ですけど………。あと思うのは、ここまでして恋愛したくないなぁと、疲れるのもありますが。元々魚里は恋愛体質じゃないので他人事といえば他人事ではあるのですがね。
 『糸のきらめき』……じゃないや、え~と、『おしゃべり階段』だったかなぁ。あの話は主人公に振られる男の子が好きでしたね。振られるシーンが切なくて。な~んで、主人公があっちの男のこの方が好きなのかが魚里には釈然としなかった。

 あと、原ちえこさんの『白き花のパヴァーヌ』……中世イタリアあたりのロマンスもの。これは読んだことなかったなぁと。
 個人的には『闇のアレクサンドラ』とか好きだったりします。この人の話は、コスチュームものが好きです。
 この人のコスチューム物の代表作といえば、『フォスティーヌ』ですが、あれは、結構昔読んだんですが、ラストがどうも思い出せない話です。ラストが気に入らなかったんだろうなぁ多分。これよりは、『虹の伝説』のほうが好きですね。うん。
 短編集とかでも、主人公側にダークな部分のある話のほうが好きですね。だから、現代物のミステリィの連作になると、主人公側が結構あっけらかんとポジティブシンキングなので、今一だったりします。いや、それなりに悩んだりしてますが。基本、2時間ミステリによくある善良な市民視点になっちゃってるので物足りない。いや、この作者さん、2時間ミステリとか大好きらしいし。

 後探してるといえば、おおの藻里以さん(漢字こうだっけ?)の『TOM BOY』です。たぶんこのタイトルだったと思うんですが。どこ行ってもないんだねぇ。この話は妹に借りて読んだのだった。膝下丈のセーラー制服の、男の子っぽい女の子が主人公。(妹とは好みの話が180度違ってたんですけどね。吉田まゆみさんとか、紡たくさんとか、魚里はよう読まんかったし。ビーバップハイスクールもついてけなかったっけ。不良系とか捨て身で恋愛まっしぐらっ系が基本苦手だったからなぁ)この人の話は、『くにたち物語』未完と、『うさぎおいし』が結構好きです。古きよき青春ものだよ~。多分、バブル頃のだと思う。特に『うさぎ~』は。違った?


 以下、拍手レスです。

 trapさま

 こんばんは。
 “zookeeper”お薦めです。講談社のアフタヌーンコミックスかあのあたりのコミックスです。女の人が作者なので、絵は、好き不好きはあると思いますが、結構きれいです。地味目ですけどね。
 昨日のブログにも書きましたが、園川さんという爬虫類担当の飼育員さんが魚里のツボです。他にもいますけどvv 名前調べました。登場人物みんな一癖二癖なので、楽しいです。
 動物園の未来はどうなるみたいなのが、根底のテーマみたいです。ちょ~っと、昔スピリットかなんかであった、魚戸イサムさんか誰かが書いてた、動物保護して日本を戦火から守ろうみたいなコミックスを思い出してしまいましたが、それとはぜんぜん違ってます。 ← いえ、そういうコミックスあったんですよ。タイトルすら忘れてますが。
 もしよろしければ、どこかの漫画喫茶ででも試してみてくださいね。置いてるだろうか?
 アポトーシスという言葉自体はコミックスにははいってませんでしたが、そんな感じよねとちょっと邪推しちゃいました。それにしても、ほんとに自然界の仕組みは巧妙ですよね。それに人間が要らない手をかけちゃって変になってるというか……。
 あ、忘れてましたが、『珍犬デュカス~』双葉社のコミックス文庫から1,2巻発売されてました。2巻はコミックス未収録作品ばっかりでしたよ~。ご存知でしたか? そのなかで、デュカスが、自然がおかしくなって人間が消えるのはかまわないけど、飼い主がいなくなるのは寂しいので自分は最後まで飼い主に付き合う――みたいなことを言ってるシーンがありまして(間違いまくってる可能性大ですが)、デュカス~と、感動してしまいました。
 デュカスって、シェルティーだとばかり思ってましたら、シェルティーとポメラニアンのミックスだったんですね。あれ?
 ともあれ、漫画文庫で3巻期待してる魚里です。

 『ブライトの憂鬱』は白泉社の jets comics から平成14年とその何年後かに2巻が出てます。漫画文庫になってるかどうかは、寡聞にして知らないです。

 あたふたあわてる明智さんなわけですね。で、しめるのが、はじめちゃん。割れ鍋に綴じ蓋? いいコンビです。楽しみにしていますね。

 月形さんの黄門様はファンが多いんですか~。知らなかったです。でも、わかります。映画版はほんとうに、素敵ですよね~。讃岐高松藩に養子に出した息子に会いに行く話が好きです♪ 
 そういえば、『遠山の金さん』の金さんと『いれずみ判官』の金さん、役者が違ってたかもしれません。勘違い失礼しました。
 遠野黄門さまは、あれはあれで楽しかったのですが、月形黄門さまを見たあとで見たら、見れなかったですxx これは、全体の雰囲気のせいだろうとは思うんですけどね。映画時代の時代劇もある意味軽いところはあったんでしょうが、テレビ時代の時代劇は、魚里の知るかぎりではけっこう軽すぎです。重くすればいいってもんじゃないのもわかってますが、なんか、だめxx 贅沢ですね。でも、『江戸を斬る』は、もう一度見てみたいです。紫頭布が奥さんになる前の話をぜひともvv

 それでは、長くなりましたが、この辺で。
小吉
 拍手ありがとうございます。いつも同じ言葉しか書いてませんが、本当に嬉しく思ってます。
 拍手レスは、この後で。

 書いてる途中でいきなりフォントサイズが変わってしまいました~~xx なんでだろう? いじってないのに。タッチパネルとポイントのあたりが微妙だったのだろうか。 ← 画面の大きさが切り替わってました。あそこは基本いじらないので、気づいてなかったというxx

 “ZOOKEEPER”の8巻を読みましたら、完結ですと? 潔すぎて、思わず打ち切りか――と、疑っちゃいましたが。どうなんだろう?
 ま、まぁ、これくらいの分量のほうが、読むほうはもっと読みたかったのにぃと思えて、逆に良い終わり方なのかもしれない。
 主人公の特異能力が誰にばれることもなく、ちょっと、寂しい感じですが。温度変化がわかる視力というのは、ばれたからといっても、別に、うらやましがられるくらいか? でも、感情の変化とかもろばれとか思うと、ちょっと退くかなぁ。どうだろう。
 個人的には、7巻で出てきたサーカスのオーナー(?)とか好きだな。一応彼は美形設定みたいだし。美形好きだもんなぁvv あとは、爬虫類担当の目の細い彼。名前を覚えてないですが。顔が好きvv 美形じゃないけどね。渋目ってとこかなぁ。妻帯者? そういう記述はないが。あとは、クマ園長vv 傍にいたら苦手っぽいですが。いい味出してるもんなぁ。
 男ばっかやね。ま、主人公以外、赤根さんのぞけば話に直に絡むの男の人がメインだったしね。ちなみに、赤根さんは、アカネちゃんと呼ばれてたので、名前だとばかり思ってた。ら、苗字だったとは。

 8巻の前半、フンボルトペンギンの話でしたが。そうか。ペンギンは男女問わず同性のペア多いのかぁと、しみじみ。
 アポトーシスなんすかね。
 えと、所謂、自殺細胞。
 DNAを残さないとか。いや、でも、同腹の兄弟とかいたらそうでもないのか? 直接に自分の遺伝子を残さないということで、それでもいいのかもしれない。うん。
 それとも、外見的に性差が少ないから気づいてないという、本文中の記述でオッケーなのか。頭数を制御するためとかも、確かにありえそうですが。
 と、頭を悩ますところで、実際にあった話。
 どこかの水族館か動物園だったかで、実際同性のペアだったペンギン。フンボルトだったかどうかまでは記憶にありませんが。群のメスが、同性の片割れに熱烈アタックして、奪い取ったらしいです。
 う~ん。
 残された片一方が、めちゃくちゃ可哀想なんですが。
 その辺から考えると、単に外見にさして違いがないので、番う相手は別にどっちでも――って感じなんかもしれませんね。

 後半分は、チンパンジーの話。
 1話目がチンパンジーで、ラストもチンパンジーとなるのが、やっぱ、ちゃんと練ってるのねぇなんて、不遜なことを感じてしまったり。
 クマ園長が、かっこいい話ではありました。
 しかし。
 チンパンジー社会は苛烈だな。
 特にオス。
 ボスの座を狙って破れたら、瀕死の重傷を負ってても、下位のオスは上位のオスに許しを請って毛づくろいしてたって…………。瀕死でですよっ。
 どっちがいいかって聞かれたら、乱交っぽいですが、猿の種類としてならボノボのほうがいいですよね。きっぱり! 争いを性交で和ませるというか。なんというか。同性でもするそうで。う~む。

 同性愛が行なわれるのは別に人間に限ったことじゃないんだなぁと、変なところでしみじみしてしまいました。ねぇ。別に自然界に普通にあることなんだったら、宗教とかで禁止する必要なんてなかったんじゃないか? ま、まぁ、腐女子的観点からしてみると、秘めてくれるほうが禁断色が強くなるので嬉しいんですけどね。

 あくまで、腐女子視点で読んでるなvv

 ともあれ、面白かったですね。もっと他の動物の話も読みたかったなぁ。残念。


 レスです。


 trapさま

 こんばんは。いつも拍手ありがとうございます♪

 パソコンの調子はいかがですか? 調子が悪くなると、不安ですよね。魚里もこれが壊れたら、やばいです。一応控としてミニパソ買ってはいるのですが、外付けのハードを買わないと駄目かも。容量とプログラムの取り込みが問題点です。

 『艶体詩』楽しんでいただけて嬉しいです。昇紘さんは、ちゃんと記憶保持しております。そこまで拘るってなんなんだ~と書きながら思ったりもしてましたが、一応昇紘さんにとっては純愛路線なのかもしれません。純愛と猟奇が同時進行って………と、思わないでもないですけどね。昔の兵、しかも、権力者ともなると、いろいろと思考回路がずれてるのかもしれないです。前世の自分の所業を覚えてて、今生まれ変わったとして、やっぱり、思うところがたくさんあったんでしょうね。色々反省したに違いありませんvv それでも見つけ出すあたりは、本質は変わらないのかもしれないです。――郁也クンにとっては、これから先も自由はないんでしょう。でも、死んでからとはいえほだされつつあったようですから。死んでからというのが、郁也クンですが。う~ん。いつも通りの不憫さは免れないような。ともあれ、可愛がってくれると思います。昇紘さんの認識する可愛がる――かもしれないのが、いかんともしがたいですけどね。きっと、最終的に色々あきらめた郁也クンを猫かわいがりするという図に、周囲が慄くというのがありえそうな未来かもしれません。

 短期なんですか? それならあまり手間をかけずにブログにしたらどうでしょう? 連載とかになるとちょっと読みにくいのがブログの難点な気はしますが。一々ビルダーを買ったりいろいろせずに済みますよ。
 そのときは、ぜひともお邪魔させてくださいね。楽しみにしております♪

 明x金、スイートだけじゃないんですね。そうかぁ。聞いた瞬間頭に浮かんだのが、『ブライトの憂鬱』だったりしました。竹宮恵子さんの、『私を月まで連れてって』の番外編ですね。ご存知ですか? おヤエさんとハリアンのイメージだったのですが。ちょうど本棚から引っ張り出して読み直してたということもありますが、おヤエさんのツンデレぶりとハリアンさんのデレ甘ぶりと、ふたりの間の双子というのが、ちょっと妄想をかきたててくれたのでした。でもそうなると、はじめちゃんがツンデレ? いや、明智さんがデレ甘というのもちょっと微妙ですね。無理かxx
 高遠くんは、そうですねぇ。闇属性のわりに、スィートですからvv これは、やはり、イギリス育ちのイメージが強いせいでしょうか。紳士=スィートという図式が頭にあるのかなぁ。
 ああ、と。そうですか。高遠くんは通報という憂き目を……。不憫です。いや、原作よりなら、自業自得でしかないですけどね。

 初代黄門様というと、遠野英治郎(漢字がわからないですxx)さんでいいのでしょうか? あの方の笑い方は印象的でしたが。テレビ版初代は、遠野さんだそうです。が、映画版初代は月形龍之介さんです。じっくり重めの演技派です。ディアゴスティーニは、東映時代劇なので、月形さんが黄門様を演じてらっしゃいます。いいですよ~♪ 知り合いは、言葉遣いとか難しいと言ってましたが。そうかなぁ。魚里なんかは、黄門様の出番が少なくて物足りないんですけどね。ま、その後に映画になった黄門様のどちらかはもひとつ主役の出番が少なかったのもあったので、我慢vv 言葉が難しいというか聞き取りにくいのは、なんといっても、『いれずみ判官』ですよっ! と、声を大にしていいたかったりvv テレビ版『遠山の金さん』は、主人公が同じ役者でも結構聞き取れたんですけどね。幼い頃の記憶vv

 それでは、長くなりましたが。この辺で。
あしながばち
 拍手ありがとうございます♪
 少しでも『艶体詩』を気に入っていただけたようで、嬉しい魚里なのです。
 レスは、すみません、明日になりますxx



 本日二度目のブログですが。
 気になっていたアシナガバチをググって来たので覚書。
 我が家に営巣したアシナガバチは、キボシアシナガバチかヤマトアシナガバチのどちらかのようです。
 巣の入り口から見えている黄色いものは、幼虫が作る巣の蓋らしいです。正式名称は忘れました。
 その蓋が黄色いことで、この二つのアシナガバチのいずれかとまではわかったのですが。

 キボシアシナガバチは、ちょっと攻撃的だそうです。
 ヤマトアシナガバチは、温厚だそうです。

 びっくりしたのは、アシナガバチって、スズメバチ科なんだそうです。
 でも、びっくりもしましたが、反面なんか腑に落ちたりも。
 外見が拡大縮小っぽいですから。

 両方とも、基本、巣をいじったりしなければ襲ったりはしないそうです。が、冬になれば、古い巣は捨てるらしいので、そうなったら巣を取ることも可能だそうで。ちょっと楽しみかも。……とって見る気満々。

 なんとなくですが、ヤマトアシナガバチかなと思ったりもするのです。が、確定はできないので、鮮明な写真が取れたら比較してみようと思ってる魚里なのでした。

 しかし、なんでこう、一見怖そうな昆虫のほうが平気なんかなぁ………。
 むかし、アシナガバチに刺されたことがあるので、今度刺されたら、間違いなくアナフィラキシーだというのに………xx
 きっと、家の足長さんたちが温厚だから危機感を感じないのね。
 油断大敵。
 一応は頭に入れておかないとね。
プロフィール

魚里

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