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2007/05
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あいかわらずのへたれ好きxx
 今、ですね、リンリー警部シリーズ『ふさわしき復讐』というやけに分厚い早川文庫を読んでおります。これも、大分昔に買って、途中まで読んで積読って状況だったものですが。スコットランドヤードの警部さんで、現役の伯爵だったりするトマス・リンリー氏。32くらいだったかな。一応かれが主役らしいのですねぇ。
 ともあれ、翻訳としては、シリーズ一作目。なのに、主役より、主役の親友、セント・ジョン――こちらも、なんかタイトル持ちの、医学系博士かなんか。ただ、昔の事故で、足が義足ってところに、コンプレックス持ってるのね。――の方が、生き生きと言うか、生々しく魅力的に書かれてるように、思うわけです。まね、内容が、この彼の元妻なのか婚約者なのか、を、リンリーさんが奪って、婚約の報告におうちに向かって、事件が起こるってわけなんですが。しかもこの道行きに、セント・ジョンまで一緒って………。読みながら、リンリーあんた何考えとんや~と、喚きたくvv 普通は、せんだろ??
 ま、ともあれ、リンリー警部が何かするたび、魚里は、どうも、引き気味なんですけど……。どこが魅力的やねん。たんなるエリートの鼻持ちならん男やんか~~~~と、眉間に皺がvv
 で、タイトルは誰かと言うとですね。リンリーの弟のピーター君です。どうやらにいちゃんにコンプレックス持ってて、オックスフォードリタイヤして、あまつさえ、コカイン中毒。ほぼ末期? に向かって爆走中の、へたれもきわまれり~~な青年なんですが。今読んでる段階では、売人までやったことある……らしい。で、まぁ、落ちるとこまで落ちてる彼ですが、どれだけ激昂しても、女性に手を上げられないというあたりが、みょうに可愛いんですね。この辺、やっぱ、育ちのよさですな。言葉も行動も、わやではありますが。そのへんのへたれ具合が、魚里の何かをくすぐってくれてます。どうしよう、母性本能だったらxx
 ともあれ、ピーター君って、へたれ具合が、浅野君に重なってしかたないんですよね。って、浅野君はジャンキーじゃないですが。
 こんな――脇も脇の青年に転んで、読み進んでる魚里って、ほとんど病気ですよねxx
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