fc2ブログ
2005/10
≪09  1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  31   11≫
Wパロ
20051031211358.jpg

 ダブルパロっていうと、たいてい、ベースを童話にする魚里ですが、今回もご多分に漏れず、頭にぐるぐるしてるのが、『紅薔薇 白薔薇』です。
 昔から好きなんですよ~王子様が出てきてハッピーエンド。童話でお約束ながら、いいですよねっ。
 こういうの一時口にするのが恥ずかしかったのですが。いや、話でも、「また王子様が出てくるの書いとるんか」みたいなことを、父に言われてた過去がvv 昔は発表するあてのない話をノートに書いてたのでね。そのノート類だけは、捨てずに取ってあるはずだが。さて。流石に、小学生の時のはないと思うが。いまはもう開きたくないですけどね/// キャリアだけは、めちゃくちゃありますが。ああいうのしか書けないからなぁ。う~ん。突き抜け損ねてるから。ああ。

 ともあれ、紅薔薇白薔薇だと、文句なく、紅薔薇=陽子主上でしょう。で、魚里の趣味で、白薔薇を~~浅野くんにしてもいいですか?
 確か、紅薔薇ちゃんとくっつくのが、クマに姿を変えられた王子様だったっけ。クマと言うあたりで、桓堆将軍でオッケーですし。いや、くっつくのは、白薔薇ちゃんだったかなぁ。まぁその辺はパロと言うことで許してもらおう。グリム童話集は読みふけっちゃうので、開きたくないvv だとすると、クマに変えた魔法使いを、昇紘さまあたりで。確か、小人だったような気がするが、以下同文。なまずに髭を持ってかれそうになって暴れてる小人ってイメージじゃないんですが。う~ん。適当に変えるか。
 それとも、『マリアとライオン』にしようかな。この童話は寡聞にして知らなかったのですけどね~。姪っ子に買ってあげたのは、魚里がどんな内容か知りたかったからだったりvv でも、ヨーロッパにライオンって、ふつーに生息してなかったよなぁ。ヨーロッパに外来した童話かな。でも、ライオン自体は知られてたらしいし。ま、深く考えないと言うことで。

◇追記◇

 ボーイズはまり度などという楽しげな占いを見つけたので、やってみた。
 いや~かなり当たってるみたいで笑えました。

 全身くまなく。ナチュラルボーンヤオイさんは、オンかオフの活動をしつつ内外にBL関係の一生の友達を作り、萌えを分け合っている状態です。生まれつきの腐女子、生涯BLから離れられない腐女子。業の深さを身に染みて実感しているはずです。
 BLの歴史を担う一人として、日々邁進している修行僧のような頼もしい存在です。

 首までどっぷり。BLっていうのはね。さんは、オンかオフで活動し早数年。同好の士も出来てそれなりの存在感も出てきた状態です。新しく同志になった後輩にしたり顔でBLの歴史の一つでも語っているかも知れません
スポンサーサイト



やば
 治った~と油断してサイト弄ってたら、やばめ。
 喉のイガイガが復活しそうな気配。はぁ。

 でもって、ヤサグレちゃるって情報を今読んできた。
 秋田書店の~サスペリアって漫画雑誌を、値段が700円になろうががんばって買ってたのだけど~方針が変わるらしいので、読まなくなるかも知れん。
 あれって、ほら、原作つきの漫画が多い雑誌なんですが。えと、金田一耕介とか、浅見光彦とか、十津川警部とか、三毛猫ホームズとか、キャサリンとか……もろもろもろもろ。ブラック・ジャックもリメイクみたいなのしてたなそういや。
 まぁいいんですが~。
 魚里は、昔出版された有名な原作つきじゃなく、オリジナルのほうを楽しみたくて買ってたのだよ。
 金子レミさんと月島つぐ美さんのコラボとか好きで応援してたのになっ!
 吉川うたたさんの『黄昏堂~』も、楽しみにしてたのになっ!
 キッパリ言って、この二つを読みたいばかりに買っていた魚里なんですが。
 この二つがなくなるなら、キッパリ、サスペリアから足洗おうかなぁ。
 別に、昔小説とかで読んでたミステリーを今更漫画で読もうとは思わないしさ。よっぽど原作好きで、作画さんが好きなら、考えるけど。
 うん。

 愚痴でした。
 読者の強みだよねっ。毒吐きvv
 秋田書店なに考えてんだ~!

 サーチサイトさまの更新、毎回入れてたんだけど、流石に昨日の今日はしつこいよなぁと、更新しなかった。
 そんなにカウンター回したいのかと、突っ込まれそうだvv どうなんでしょうね。まぁ、前も書いたが、回ってるのは活力源ですから。一応、『在りし日の』は、火木土日に更新するつもりなんですが。さて、後一回りすれば、終われそうだしな。
 更新情報を、インデックス頁からリンクにでもしようかなぁ。最新更新日は入れるように直したし。無駄足もワンクリックだけだと、気が楽かなぁ。う~ん。でも、それなら、検索避け(役にたってない気もするが)をつけてる意味もないような。
 悩むは。
 ともあれ、トップ頁のURLを変えようかなと思って、挫折。
 ファイルが多すぎるんだよな。
 一応、トップ頁に帰れるようにしてあるのがあるから。たまに、間違っててきかないのもあるけど。階層ごとで、../../とかってつけるの、わからなくなるんだよな。はぁ。へたれだなぁ、魚里。
どうにか
 どうにか風邪も治った模様。
 喉から来るので、喉の痛みが出てくると大事をとったほうがいいんですよね。今回は、無理しないで早めに薬を飲んでダウンしたのがよかったんだろうなぁ。
 しかし、部屋でぼんやりしてると、風邪を引くというパターンが去年から頻発しているような。
 部屋が寒いのか?

 ま、風邪とはいえ、喉の痛みと微熱だけだったので、薬を飲んで寝たおしてたのですが、流石に飽きたので、漫画とか小説とかをベッドに引っ張り込んでました。
 この間、髪を切りに行ったときに暇つぶしと本棚から引っ張ってった、『鵺姫真話』のシリーズ前話が読みたくなってたので、『イーシャの船』と『星虫』を探しました。寝とけって突っ込みはなしでvv 作者は岩本隆雄さんで。多分、今だとソノラマ文庫かな~。探してた2冊は、昔は新潮ファンタジー文庫だったのですけどね。……でもって、読んでましたら、やっぱ、微妙な違和感が。これは~昔好きだった話が駄目になる予兆ってやつです。たまにあるんだよなぁ。こう、どっか頭の片隅が冷めてて、冷ややか~に読んでるという。やば………。
 話はいいんだけどねぇ。SFというか伝奇ファンタジーと言うか。

 んでもって、あしべゆうほさんの『テディ・ベア』全五巻(って、中途半端なところで終わってますが)秋田のヒトミコミックスだな。昔は夢中で読んだのだが……これも、嵌れなかった。冷めてる自分が、ちと淋しいぞ。多分、打ち切られたんだろうなぁ。複線張りまくりで終わってるし。

 佐伯かよのさんの『姫』全10巻 秋田漫画文庫。う~ん、なんでかなぁ。『口紅コンバット』ほど萌えなかった。昔は好きだったのになぁ。多分、できすぎた主人公にできすぎた男たちという関係が辛くなってきたんだと。一話一話は、面白いんですのにね。ラスト、緑川さんがxxされるのが、釈然としないっちゃしないっていうのもありかもしれない。まぁ、これも打ち切りされたらしいので(多分ね)ラストは駆け足だったんだろうなぁと思えば、しかたないんでしょうが。

 くらもちふさこさんの『千花ちゃんちはふつう』集英社漫画文庫だったと。気恥ずかしさがあるものの、ふつうに読めた。当て馬キャラの鹿野さんが、妙にお気に入り。お兄ちゃんのが魚里本来の好みのタイプなんだ(クールっつーか、何考えてるかわからんっていうか)が、久々に読み返してたら、鹿野(だったと)さんのあのキャラが、妙に可愛く思えてきてしまった。鹿野さんは、本当にお兄ちゃんに惚れてたのかどうか知りたいところですがvv ひたすら当て馬役でしたので、ラストはスパッと切り捨てられてるあたりが、不憫っちゃ不憫です。

 ダウンしながら、何読んでんだか。
 我ながら、あいかわらずですかね。

 『在りし日の』を書き終えてから、少々書く気力が失せてるので、充電もしたいしなぁ。
 『巌窟王』先月今月分のDVD実は、まだ見ていないし。

 あ、新刊といえば、石川雅之さんの『もやしもん』2巻を読みました。が、1巻ほどのインパクトがないなぁ。っつうのが正直な感想で。
 誰かの絵に似てるって思ってたのがやっと解明。って、あくまで、魚里の主観ですがね。
 荒川弘さんとつげ義春さんを足して割ったような感じに、肉感的な部分を付け加えたらって言えばいいのかなぁ。
 内容は、細菌を肉眼で見ることができる主人公の農大キャンパスライフ……らしい。
 ダ・ビンチで紹介されてたのだが、裏切られなかったと思った漫画。
 前は、小説で裏切られたからなぁvv
I caught cold.
 そゆことで。
I've been caught headache all a day long.
つづりと文法が不安ですが、そういうことで。
夢日記
20051026205136.jpg

 久しぶりに夢日記。
 といいつつ。なんか微熱があるような。最近頭痛が引かないんだよなぁ。

 夢日記で、『金田一少年の事件簿』風味を見てしまいましたvv
 しかも、魚里ってばはじめちゃん。外見まるっと魚里のままなのに、はじめちゃん/// う~ん。こりは、よろこんでいいのか?
 んでもって、登場人物は、明智さんと、フミちゃん。高遠くんは~と言うと、はじめちゃんを拉致っといて、存在感だけ芬々とさせながら、登場してくれなかったんですね~xx さみしい。
 ないようはというと、なんかはじめちゃんってば、明智さんと関係があるようなないような。うっすら明金風味で、それをつつかれて、高遠くんに自転車ごと拉致られるという。でもって、どっかの廃墟みたいなところに閉じ込められてて、すぐ外にフミちゃんとかが探しに来てるんだけど、出てっちゃ駄目だ――と、高遠くんの暗示かなんかで、身を固くしてるんですね。明智さん達に見つかったら、大変なことになるって感じでした。
 で、このままここにいたら発見される~とばかりに、そこから抜け出して、彷徨うんだけど、最終的に、明智さんが運転してフミちゃんとかが乗ってる、白い、バン……明智さんには似合わんは! に詰め込まれるのでした。
 最後まで、高遠くんの雰囲気は漂ってたのに、顔も見せてくれなかったのが、すっごく残念な魚里なのでした。

 あとは、蠍を料理する夢みたいなの。
 三匹の蠍を妹が生きたまま土産で持ってきて、それを割り箸か何かでつまんで料理しようとする夢でした。
やっとこさ
20051025201523.jpg

 やっとこさで、『在りし日の』完成しました。
 って、まぁ、227枚ってところですが。改行タグを直打ちしながらメモ帳に書いてるので、実質どれくらいかな~。微妙にへりそうですけどね。ルビうちのタグとかかなり長いしな。ともあれ、250枚以内に納まって、よかった~。
 ほんとはもっと長くなりそうだったのですが、はっきり言って、主役が消えてるのにつづけてもなぁって感じだったので、ぶった切ってみました。ああ、ネタバレ。まぁ、『金波宮の怪』を引きずってるってあたりで、ばれてるから、今更だけどね。
 色々突っ込みどころ満載ですが、とりあえず、一回目をアップ。この話は完結済みなので、気が楽だ~。
 最後までお付き合い願えれば、幸いです///

 『大使閣下の料理人』23巻読みました。最近、主役の弟子にスポット当たってて、面白いです。女の子なんですけどね。こういう性格だったらよかったなぁと思うような明朗快活で前見てる女の子というか女性です。大学卒業して既に何年なんだろう――だし。近くにいたら、ちょっとパワフルすぎてしんどいかなと思わなくもないけど、可愛いしな~。憎まれにくいタイプだ。
 で、これまためちゃくちゃ脇なんだけど、出ずっぱりの、香港大使公邸の執事、ブルースくんが、なかなか可愛いです。しらっとしてて天然なんだか図ってるんだかってあたりが、ナイスかも。端整なあっさり系のハンサム君です。黒髪好きだからなぁvv

 『炎の月』3巻読みました。殺伐とした内容で、とりあえず、この章のラストまで読んでみたらなんか感想が沸くかもしれません。
 ちょっとちょっとと思ってしまったって言うのもありますが、ね。
 最近味が出てきたおかー様をあっさりxxさせるあたり、河惣さ~んとvv この調子でゆくと、二番目のおねーさまも、やばそうですやね。xxされないことを願っております。心から。スポット当てるとそれなりにみんな可愛いもんね。
しつこく
20051024205839.jpg

 姪っ子と朝顔。最近続いてますが、この朝顔ドームお気に入りなんですよvv

 しつこく、執筆(おおげさだなぁこれ)報告。
 っつーか、どっかでこう拘っておかないと、気力が萎えそうなんですよね。
 これは、自分へのエールっぽいかも。
 こんだけ書けたんだから、もう一息だぞってか。
 ってことで、やっとこ山場を抜けて、200枚を無事越えました。って、こうなると、250くらいいくのだろうか? それ以内にはせめて収まって欲しいのだが。
 とりあえず、10日で200越えたから、自己最高の執筆速度ではありますね。
 ま、暇って理由もありますけど。今vv
 あとは~もひとつ山だろうシーンがあって、それで、堕ちるはずだ。
 二山かも知れんな。
 今、メモを確認したら、そんな感じだ。
 二山目で、切って落とすか。
 で、後は、エピローグ。
 一応決めてるんだよね。
 先は見えてる。
 あとは、気力と集中力だ。
 ファイト、魚里!
お、おわらん
20051023211624.jpg

 いやはや、終わりません。
 おわらん~と、喚きながらキーボードを打ちながら、頭が痛いと、死んでいる。
 わけのわからん一日です。
 昇紘x浅野 終わらん。
 終わりが見えんというか、行ったり着たりし続けて、魚里がぶちきれそうだxx 本来気短な性質なのですよね。うん。
 で、ついにやってしまった。
 多分、商業誌だったら一番の山場にしてくださいって言われそうなところを、すっ飛ばした。
 うん。
 何度も同じ手だったので、やばそうというのもありですが。
 飛ばしたほうが進みそうで。
 うん。
 まぁ、人称ぶつ切り形式にしたから苛々してるって言うのもありです。
 今日、最初っから読み直してみて、まぁ、自分で読み直せるからどうにかなるかなと甘く考えてますけどね。
 やっぱ、短編のほうが向くのかもしれないな~。
 長編って、書いてると飽きてきませんか? って、精進精進vv

 多分、200枚前後になりそうです。

 もうちょっとだ。魚里! 多分ねxx
おいっ!
20051022191748.jpg

 いきなり寒くなった今日一日。
 ロイが引っ付いてきます。
 今も膝の上です。
 でもね、ロイさんは、油断するとほっぺを噛むのですよ。
 何が気に入らないのだか、いきなり振り向いて、がぶりとやらかしてくれます。
 痛いけど血は出ないので、本人は甘噛みのつもりかもしれませんが、噛まれるほうは堪りません。はい。

 でもって、ジュニア!
 君は~なにをやらかしてるんだね。
 まったく。
 びっくりしましたよ~。
 何気に洗面台に飛び乗ったジュニアが、そこで、おしっこし始めるんですもん。
 まぁうちくは、洗面台に水を溜めて顔を洗うってことはしないのですけど、やっぱそういう問題じゃないですよね。
 どうやら、猫トイレの砂に文句を言いたかったもよう。
 毎朝ちゃんと掃除してあげてるのにね。
 はぁ。

 茶々は、ひとが歯を磨いたり顔を洗ったりし始めると、洗面台にきて、流水を所望。はいはい。滴る水滴風にしてやると、一滴一滴手で掬い寄せながら水を飲むという。

 で、まぁ、トイレの砂を取り替えると、一番初めに入るのも、茶々。トイレ大臣みたいです。

 困ったもんだxx
ひさびさの
20051021200706.jpg

 写真は、朝顔の影。

 久々も久々で、去年の9/20が、「錬金術師」の最後の新作アップでした。
 うわ~。
 で、まぁ、昨日書いたエンハボもどきを、手直しもせずにアップするという極道さです。
 ともかく、今週一杯は更新してなかったしなぁという理由もあり。
 書いてはいるんですよっ!
 昇紘x浅野ですがvv
 これだけは、言えます。
 ひたすら書いて、今のところ、102kb。………やっと、全体の三分の二の半ばくらいだろうか。原稿用紙換算で、200枚は行きますね。
 なんせ、気は逸れど、シーンが進まないのだよ。
 やはり、人称切り替え形式で、時間が前後するは、停滞するは、というのが、理由だろうなぁ。

 でも、この話を三人称で書いたとしたら、もっと収拾つかないだろう予感が、大! な、魚里なのでした。
 変な話、原稿用紙って、最初の50枚くらいは、なかなか埋まらないんだけど、その辺過ぎて、100枚を越えるとめちゃくちゃ枚数を食うようになりますよね。そんな気がする魚里なのでした。
 最近、100枚以下の小品いや、短編か――しか一括で書いてなかったので、調子が狂ってるって言うのもあるのかもしれないのだけれどね。
ちょうふく山の錬金術師
20051020194530.jpg

 ある日、平和なアメストリス国に暗雲が立ち込めたかと思えば、

「錬金術師が子を造った。迷惑かけられたくなければ明日の夜までに、ちょうふく山にケーキ持って来い」

と、拡声器もかくやの大声がとどろいたのでした。

 驚いたのは国民です。

 まさか本当に錬金術師がいるなんて、思ってもみなかったのです。

「世界一うまいケーキを作るのじゃ」

 王様が、選りすぐりのパティシエを集めて、命じます。

 錬金術師に迷惑をかけられては困ります。

 一般人とは微妙に思考が違う彼らは、ひとをひととも思っていない場合がたいていなのです。そう、ひとをひととも思っていないというところでは似ているものの、なにをするかわからないという点では、王様よりも遙かに迷惑な存在なのでした。

 たくさんの、パティシエたちが、腕によりをかけて、三段重ねの、ウェディングケーキも真っ青になるような、みごとなケーキが出来上がりました。

 しかし、問題は、これからです。

 いったいだれが、ケーキを錬金術師のところへ持ってゆくのでしょう。

「誰か、おらぬのか。成功した暁には、三階級昇進を約束しよう」

 しかし、だれひとりとして、名乗り出るものはおりません。

 それもそのはず。

 錬金術師のところに行って、錬金術の材料にされたら困ります。

 三階級昇進くらいと、いのちを秤にかけて、命のほうが重いのが普通です。

 王様が唸っていると、

「あのう」

 宰相が声をかけました。

「おお。おまえが行ってくれるのか」

「まさか」

「では、なんじゃ」

「国一番の物知りのところに行けば、なにかいい手段が見つかるかもしれません」

 おまえは宰相だろうが――という突っ込みは、この際王さまは胸に留めて、玉座から立ち上がりました。

「呼び出せば済むことじゃろうに」

「あいにく、国一番の物知りは、国一番の年寄りなものですから」

 来る途中にぽっくりいかれては、大変です。

「そ、それはそうじゃの」

 さっそく、王さまは、仕立てさせた四頭牽きの馬車に飛び乗ったのでした。

 がらがらと、うるさいくらいの音をたてて、馬車が走ります。

 やがて、王宮の門のすぐ裏手に、一軒の古そうな家が見えてきました。

「王さまのおいでだ」

 宰相が呼びますが、誰も出てきません。

「おっちんでおるのではないのか」

「縁起でもないことを言わないでください」

 王様と宰相がこそこそと話していると、脇の繁みがガサガサと音をたてて、金色のひよこのような頭をした、背の高い青年が現れました。

「あんたら、なんだ?」

 不遜です。

「王様だ。そうして、私は、宰相だ」

 胸を張って、宰相が言いますが、

「ふうん」

 タバコを咥えたままで、青年は、ふたりを上から下までじろじろ見ておいるだけです。

「国一番の物知り殿はどちらに?」

 少し態度を改めて、宰相が尋ねます。

「ああ。じいさまなら、三日前にくたばった」

 ぽりぽりと目尻を指先で掻きながら、青年が軽く言ってのけます。

 肩を落としたふたりに、

「で、じいさまに何の用だったんだ?」

 これこれこう――と、宰相が、説明します。

「おまえなんかには無理だろう」

 王様が、ふてくされて言い放ちます。

 それに、ケラケラと笑って、

「じゃあ、それ、オレが持ってってやるよ」

 背伸びをしながら青年が言いました。

 気分転換になりそうだしな。

「気分転換どころか、からだが変換されたらたまらんだろうが」

「変な突っ込みいれるなよ。持ってって欲しいんだろうが」

 そのとおりです。

 王様と宰相は、青年に、ケーキを手渡すと、すっ飛ぶように、馬車を走らせたのでした。

「馬車ぐらい置いていけよな」

 ふーと、煙を吐き出して、青年は、肩をコキコキと鳴らしました。

 錬金術師が住むらしい森に入って、青年は、祖父の残した地図を確かめました。

「ああ。あれか」

 見れば、森の中、唐突に、ベージュの岩を組み上げたみたいな山があります。

「なになに……この山の天辺…………勘弁してくれよ」

 しかし、約束したからには、ゆかなければなりません。

 よっこいしょと、ケーキの入った箱を背負いなおすと、青年は、山をえっちらおっちらと登って行ったのでした。

 三段重ねのケーキは肩に食い込むくらい重く、青年は、途中で顎を出してしまいました。

 手近の石に腰を下ろすと、

「時間もなさそうだしな。先に錬金術師の家に行った方がよさそうだ。ケーキは後で取りに来よう」

 そう独り語ちて、山を登ったのです。

 やがて、あちこちにガーゴイルの貼りついた、ゴシック様式の建造物が見えてきました。

 鉄の重そうな扉まであります。

 紐を引っ張ると、深い鐘の音が鳴り響きました。

「錬金術師さん。アメストリスからケーキを預かったのですが」

 まるで、宅配便のようです。

「おーう」

 太い声が聞こえてきたと思えば、扉が開きました。

「あんたが、錬金術師さんか?」

 イメージの違う大男に、青年が聞きました。

「ちがうよ~。けーきはぁ?」

 間の抜けたような声で聞きかえされて、

「重かったので、途中で置いてきた」

「それは、ご苦労さま。グラトニーとっておいで」

「はいはい~」

と、大男は、間延びした声に似あわない速さで、山を降りてゆきました。

 うわ~美人のおねーさんだ。

 目を丸くした青年に、にっこりと笑うと、美女は、

「中に入りなさい」

と、やや命令口調です。

 でも、美人のことばに、青年は、従います。

「お父さんはもう出かけちゃったし、弟はまだ容器から出たばかりで、ちょっと動けないのでね」

 そういいながら通されたのは、家具調度も黒檀で統一された、広いけど暗い部屋でした。

「祝ったげようと思ったんだけど、わたしたちじゃケーキは作れなかったの。それで、グラトニーにアメストリスに作ってもらっておいでってお使いを頼んだのだけど」

 ははは――それが、騒ぎの元凶すか。

「煙草吸っても?」

「いいわよ」

「じゃ、遠慮なく」

 すぱーっと、美味しそうに、青年が煙を吐き出します。

 やがて、

「ラストー取ってきたよ~」

 先ほどの大男がケーキを抱えて駆け込んできました。

「じゃ、全員そろったところで」

 そう言って、部屋の奥のカーテンを開けたのです。

「わたしたちの弟、エンヴィよ」

 カーテンの向こうには、ひとりの少年が、ぼんやりと椅子に座っていました。

 長い髪、白い肌。

 なかなかの美少年です。

「ハッピーバースディー、エンヴィ」

 大男の音頭で、青年を含めた三人が、歌い始めます。

「誕生おめでとう」

 とりあえず青年も、加わります。

 そうして、ひとしきりケーキを食べて盛り上がったひと時が過ぎて、

「じゃあ、俺帰るわ」

 青年が、言った時です。

「だめだ」

 青年の腕を、誰かが引っ張ります。

 見下ろすと、先ほどの少年が、にんまり笑って、青年の手を握っているではありませんか。

「エンヴィはあなたが気に入ったみたいね。もうしばらく遊んでやって」

「いや、でも………」

「お・ね・が・いっ」

 にっこりとラストに笑って言われると、青年はとろけてしまいそうになります。

「わ、かりました」

 ふらふらと、揺れる青年の手を引っ張りながら、

「これ、オレんだからね。ラストにはあげない」

 そう言って、笑ったのでした。





「あの青年は無事にケーキを届けたのだろうかの」

「さぁ……待つしかありませんな」

 王様と宰相とが、顔を見合わせて、溜め息をつきます。



 金髪の青年は、一月経っても二月が過ぎても、帰ってきません。

 かといって、迷惑をかけられるような事態も起きなかったのです。

 青年がどうなったのか、知っているのは、ラストとグラトニーそれに、エンヴィという三人だけでした。





 お、落ちませんでした。
 ごめん。
 元話は、「ちょうふく山の山姥」なのですが。
 金髪の青年は、ハボさんのイメージで。
 ハボさんがどうなったのかは、お好きにご想像くださいませ///
 それでは、書き逃げ!
134
20051019201946.jpg

 引っ張ってるのは姪っ子ということで。

 ひたすら昇紘x浅野に専念してますが、換算枚数134枚。まだまだ終わりそうにない。魚里息切れしそうです。はい。まぁ、これ書いたらしばらく、高金とか猪高とかに移れるかな?? なんて、天邪鬼な魚里のことですから、わからん。うん。なら書くなって感じですかね。ほら、ここって雑記だからvv
 なんせ、今日から再放送の「漫画日本昔話」を見てたのですが、昇浅で、萌えてしまったものですから……。「かぐや姫」で萌えてしまうあたり、いいかげんにせーよ! ですよね。いや、ほら、かぐや姫が月で犯した罪ってなんだろうと、見ながら考えてたんですよ~で、お迎えが来るぐらいだし、扱いはやはり貴人みたいだし~ということは、かぐや姫の身分はまぁともかくとして、お迎えを寄越した人は、かなり高貴な身分かえ? と、変な方向へ頭が向かったのでした。うん。これは、今書いてる話が話だからだろうけどね。しかし~昔読んだ話と、微妙に違うあたりに、脚本家のこだわりかスポンサーのこだわりかが現れてるのかもしれませんね。罪人云々とか、帝とか、なかったもん。
 今日の内容は、「かぐや姫」と、「ちょうふく山の山姥」でした。で、来週の内容は、「聞き耳頭巾」と、「キジも鳴かずば」だそうです。
 最近、家族で楽しめるテレビプログラムが淋しいからって理由の、再放送なのか。それとも、とりあえずの場つなぎなのか。予断を許さんよな~と思いつつ、録画セットする魚里がいるのでした。
 でもどっちだろ。
 放送局自体応援してるみたいな雰囲気あるしな~。キャスターが「次は漫画日本昔話です。ご家族でお楽しみください」とか言っちゃってたしな~。さて。あまり期待はしないようにしておこう。途中打ち切りと叶ったら淋しいしな。大好きだったものですから。
眠い
20051018203558.jpg

 眠いです。
 けど、眠りは最近浅いです。
 なんでだろう。

 とりあえず、今書いてる話を一括アップにするか、連載形式にするか、悩んでます。書き上げてからアップするつもりになっているので、しばらくは、更新お休みです。
 とりあえず、原稿用紙で100枚は越えそうなので、ぶった切ってアップしないと重すぎるのですよね。今日の様子では、下手すると150枚いくかもしれない。いや、200? ちょっと怖い魚里です。
 まぁ、ともあれ、内容は、ゴーイングマイウェイな昇紘さんに翻弄されてぼろぼろの浅野くん――という、いつもと変わらぬ話ではありますが。以下、『金波宮の怪』にリンクするかもしれないので、下手すると死にネタです。リンクは、最初考えてたので、別に、リンクしなくてもいいんですけど。まぁ、あの話があったから、出来上がった話なことには、間違いないことは、間違いないんですけどね~。
 以上、ネタバレでしたvv

 ず~っと探してた、ベルガモットのアロマオイルを入手できました。
 大分前に友人に勧められてたのですが、効能書きみたいのを読んでちょっとショック。情緒不安定と思われてたのだろうか。ま、いい香なのでいいんですけどね。

◇私信◇
 tooru_itouさま
 『リボンの騎士』は、アニメ派です。何度目かの再放送を何度もみてたような記憶があります。おかーさまが薬で壊れるシーンが、苦手でした。記憶を頼りに、たしか、少々『白鳥の湖』のようなシチュエイションがありましたっけね。魔王と、その娘さんとか。子供向けのムックみたいのも何話目かの話で持ってたような気がするのですが、昔過ぎて、内容も、わからずじまいです。
 で、ある程度成長してから、『双子の騎士』を、手塚治虫全集で読みました。もはやうろ覚えですがvv
 リボンの騎士――と連動して思い出すのが、なぜか、『好き透き魔女先生』という番組ですね。話の内容は、もう、覚えてもいないのに、月子先生の指に嵌ってた真珠かなんかの指輪と、それを月にかざすシーンだけが、おぼろに記憶にあります。多分、タイトルと主人公の名前はこれでよかったと思うのですがね。ああ、歳がばれるネタかもしれないvv
 テレビの話になってしまいましたね。
 それでは、いつも、返信ありがとうございます。
書いてるんです
20051017195720.jpg

 国営M公園のマスコットキャラかな。

 書いてるんですけどね。
 ふと何枚くらいになったかなと、確認したら、原稿用紙で90枚でした。
 おい!
 まだ終わらないのに………。
 あ、と。昇紘x浅野ですが。
 あいかわらずワンパターンだーと喚きつつ、このパターンが好きだから、しかたないか。
 『金波宮の怪』の前話とか思ってたのですが、微妙に違う。でも、ベースはその辺なんですね。う~ん。
 書けば書くほど泥沼~♪

 ひかわきょうこさんの『お伽もよう綾にしき』1巻を読みました。
 可愛らしいお話で。ひかわさんらしいなぁと。好印象。なんとなく、初心に戻った雰囲気が無きにしも非ずな気がしないでもないのですが。
 楽しいからいいかな。

◇追記◇
 なんか思いついてたんだけどね~。なんだったか。
 あ、そうだ。
 《十二国記占い》というのがあったので、チャレンジしてみたんですね。
 したら、浩瀚さんと、陽子ちゃんでした。
 そうか? 恐れ多いぞvv

 つくづく、最近魚里の脳内変換浅野少年は、アニメとは似ても似つかないキャラに育ってるような気がしてならない今日この頃。 ← この文章、わざとですvv うろたえてるのを現わしてみたのですが、そうでもないかな。

 文芸Webサーチさんが、移転なさるそうで、速攻、リンクを変更しました。ぼへーとしてると、忘れるから、気付いた時にやっとかんとな。って、速攻って、大分ほっといたんで、正確じゃないですけどね。思いついたときがやる時ですかね。
つ、疲れた
20051016184132.jpg

 突然、国営M公園に行くことになりまして、行って参りました。
 片道約八十分。いや、途中あの辺久々だったので迷ったり、チョウサと出くわしたりで、時間がかかったのでした。チョウサは、う~ん、御神輿みたいなものですかね。違いが今一わからんのだが。ともあれ、初めて行った公園でした。でもって、めちゃくちゃ広い。いや、こどもが遊び疲れるのにはいい場所です。
 姪っ子に引きずられて、モミジなんかひよんひよんしてました。ただでさえ、足弱犬なのにね。おつかれさま。でも、誰に撫でられても怒らないいい犬でした。びっくりvv
 で、帰りに、セルフのおうどんやさんで遅めの昼ごはん。って、三時回ってましたがな。お腹減ってるし~と、かま玉大を頼んだのが、間違いでした。ううう。小大特大しかないんだもんなぁ。いつもうどんは一玉で充分な魚里が、二玉はいってる大を頼んだものだから、半分食べた後、もてあましてしまった。が、意地で食べきりましたがね。うん。一度食べて、お気に入りなうどんやさんだったのですが、やっぱり、美味しかったです。腰がある太めのうどんで、お年寄りにはちと辛いかなぁ。
 もともとというか、最近一日、朝昼二食の魚里なので、それが、晩ご飯もかねてたのでした。いや、晩ご飯食べないほうが、魚里の場合、からだの調子いいんだもん。

 そんなわけで、書き上げてやると思ってたお話は、一行も書けてませんは。燃えてるのだが。

◇私信◇
 tooru_itouさま
 『サラディナーサ』……あれは、ドラマティックな歴史モノでしたよね。多分、予想されてるとは思いますが、ドン・ファンが、お気に入りな魚里です。ふっふっふ。
 サメに腕を食いちぎられるのも衝撃的ではありますが、愛憎のもつれ(ってxx 違うか。)で、拷問の挙げ句首を切り落とされるドンさんは、可哀想過ぎです。某グレインさんに重なるところありますよね。彼も、可哀想でした。なんか、好きなキャラが、あまり報われない、河惣さんの漫画なのですが、それでも、好きだからなぁvv
 個人的に、黒髪フェチと自覚のある魚里ですが、河惣さんのキャラに限って(いえ、他にもあるとは思いますが、今は思いつかないので)は、黒髪以外が萌え心を高めてくれる傾向にあるみたいです。

 あのあたりの時代物といえば、やはり、『七つの黄金郷』が有名でしょうか。好きですが、未完なのが、いかんともしがたい漫画ですよね。
 で、青池保子さんの、『エル・アルコン』とか、『七つの海、七つの空』がvv 硬派な海洋漫画ですね~。ティリアン・パーシモン(少佐のご先祖様だそうですが)が、大好きですvv みごとな敵役ですよね。いや、弄るは殺すは、罠に嵌めるは。女相手でも容赦なさすぎ。でも、二コラくんにだけは心を許してるみたいなところが、腐女子萌えの原因ですかねvv

 ああ、いつものように長くなりました。
 このへんで。
 いつも、レス、ありがとうございますvv
くすくす
20051015204202.gif

 『砂の城』全7巻を読んでました。
 いや~面白かった。
 個人的に、キャラが激昂するシーンはすっ飛ばしたりするのですが、今回はすっとばさずに読むことを目標にしてました。
 これ、案外きついんですよ~。
 一条さんの漫画は案外テンションの上下が激しいので、必死ですvv
 しかし、ここまで周囲を巻き込む根性ないと恋愛できんのかねと、しみじみ感じ入ってました。
 私にゃ無理です。
 初恋で既に、挫折だ。
 淡い初恋ではありますが、一応経験済み。いや、当然か?
 なりふりかまわんと、恋の勝利者にはなれんのね。
 ミルフィちゃんは、それでも、敗者におさまっちゃいましたが。まぁ、あれは、少々我儘すぎということで。うん。
まぁね
20051014180105.jpg

 暗いのやら明るいのやら、わからん話を今書いてます。
 いやほんとは、「再会」の続きも手をつけたいんです。続きのシチュエイションは頭に芽生えてるので。が、なかなか。なんでだろ。燃えてるのに書けない~~~xx

◇追記◇
 さっき更新したのは、上に書いてる話じゃないんですね。突然湧いたので、何気に、ブログにアップしようかなと思いつつ、久しぶりに桓陽がメインっぽくなったので、コンテンツのほうにアップしたのでした。
 たまには、童話で、ダブルパロ~vv
 いや、お風呂に入りながら、東映アニメの『長靴をはいた猫の大冒険』の歌が頭をぐるぐる回ってるなんて思ってたら、なぜか『ひょっこりひょうたん島』だった~なんていうのがきっかけ。どんなんや、われながらxx


 んでもって、めっちゃくちゃ久しぶりに、「ポーの一族」全四巻を読んでしまいました。やっぱ好き。エドガーが好きです。穏当に主役だvv で、「エディス」のラスト、エドガーは、やっぱ散ったのかなぁ。すっごく疑問だったりするのですけど。アランが散った時点で、彼は、存在し続ける意味をなくしてしまってますし……。散ったのかなぁ。クェントン卿が探すだろうけど。悲痛だよなぁ。切ないよな。やっぱり。個人的には、存在してて欲しいんですよ。うん。
 古い本をほりこんでる本棚漁ると、つい、読み耽っちゃいます。
 「悪魔の花嫁」セレクションのほうの4巻か何巻かをつい、読んでしまった。牡丹の精になった女と鷺になった男の話読みながら、なんか、中国の悲恋ものは、昇浅に変換しがちな魚里がいました。やばいxx でも、こうなると、浅野くんの恋人、誰やねん? 昇紘さんには絵師は似合わんだろうしなぁ。
 うづうづしてます。

 そんでもって、夢日記。
 夢の中、ジルって名前のライオンが出てきました。「ジルとミスターライオン」とかって、昔の少女漫画になかったかなぁ。なんか記憶が刺激されるのだが。それはともかく、雌っぽいのだが、雄ライオンらしい。しっかり調教師のおにーさんと一緒。魚里はなんでか、広い駐車場みたいなチンパンジーの檻みたいなところに入ってるんです。敷き藁もあってね。敷き藁の上には、生きてるチンパンジーやら屍骸やら。で、連れてこられたジルくんが、魚里を飛び越えて、チンパンジーの屍骸を食べるという。そんな夢。調教師のおにーさんと会話して、ライオンの名前がジルというのだと、知ったのでした。って、う~ん。変な夢だ。
なんでかこっち
20051013191349.jpg

 いや、なんでかこっちを更新。
 というか、『船上にて』仮題と取り組んでたんだけど、にっちもさっちもゆかなくて、気分転換に色々本をめくってたら、ふっと頭に浮かんだの。
 よくあるじゃないですか。からだが丈夫じゃない主人公とか、主人公のからだが丈夫じゃない家族が、人里はなれた家で療養してて、そこに友人とか家族とか主人公とかが、ふっと訪ねてくる。そうして、その、丈夫じゃないからこそ秘めてる想いが、ふっと何かの拍子で漏れてしまって、以下、病気が悪化して、死んじゃうとかいうパターン。
 そういうのにチャレンジしてみたくなりまして、それで、書き始めたのですが、どうも、百花ちゃんという、これまで書いたことのないパターンのキャラが予断を許さない存在だったらしいです。こういうの、キャラ立ちっつーのだろうか? なぞだvv ともあれ、彼女のキャラに引きずられて、妙なラブラブモードっぽいような、変な話になりました。暗い話書いてた反動ということもありかな。

 あ、なんでか、これまでのカウンターのデータを、リセットしてしまいました。う~ん。唐突に、衝動的な行動でした。自分でも、謎だ。

 んでもって、昨日の日記で触れた、『碧き旋律~』読み終えました。楽しかったですよ。っつーか、もしかしてこういう関係で~とか思ってたのが、全部ビンゴだった辺りに、個人的なカタルシスがあったのかもしれないが。厚めの叙情ミステリが苦手じゃない人は、いけるかな?
 伊集院大介とか、桜井京介とか、龍の黙示録の主役っぽいイメージのキャラとか、加賀四郎さんっぽいキャラとか、案外、このひと栗本薫さんとか篠田真由美さんのファンかなぁとか思いつつ読み終えたかもvv 女流作家のミステリィで、少々耽美っぽい雰囲気が好きってひとなら、いけるかな。

◇私信◇

 tooru_itouさま。
 いつもレスありがとうございます。
 えと、『火輪』好きでしたよ~vv 『ブルーマリンブルー』とかレディス系以外なら、河惣さん作品は、多分網羅できてます。芸者さんの話とかも読んでるので、レディス系でも、今のは読めてます。初期のはちょっと読めてない可能性はありますけどね。
 リュイ王子様のお相手の地仙の、レンさんだったかな(?)が、お気に入りです。はい。ああいう、一見穏やかそうなんだけど、一筋縄じゃいかないキャラに弱いです。
 『ツーリング~』では、イギリス情報局の、アーネスト・グレインさんが、お気に入りだったのです。
 それでもって、『蒼の城砦』では、主人公の相手役がvv こういうパターンは珍しいのですがね。
 こう、情緒的に、好き嫌いで読むきらいがあるので、tooru_itouさまみたいに、冷静に分析したりはできないのがお恥ずかしいのですが。

 アスカコミックスDXの、“VICE”全8巻 by黒田かすみさん は、ご存知でしょうか? 裏世界の住人のエドガーとマリアが、依頼で色々な事件を解決してゆくという、少々ハードボイルドな、作者いわくハーレクィン・ロマンスだそうです。エドガーの過去とか、いいですよvv あと、途中で出てくる、レオンという某国の軍人さんも、でかいですが、色男です。『エロイカより愛をこめて』よりも、はるかにロマンス寄りですが、嵌れば、楽しいです。

 それでは、長くなりました。この辺で。
今更ですが
20051012201002.jpg

 たいてい毎日何かを読んでるので、読書ってカテゴリーは不要な気がしないでもない魚里です。って、自分で加えてるんですけどね。

 『南方署強行犯係~黄泉路の犬』by近藤史恵
 一話目を読んでないんですが、関係なく読めます。アニマル・ホーダーという、際限なくペットを抱え込んでしまって、ペットにも飼い主にも泥沼の環境を作り出してしまうという神経症(? でいいのか)に関わる事件をあつかったもの。いや、ペット好きには、痛い話です。色々考えながら読みました。でも、文章がすらすらと入ってくるので、あっという間に読めますよ。あと、徳間のベルズです。
 ところで、虹の橋という挿話は、魚里寡聞にして知らなかったのですが、一般的に普及してるものなのかな。えと、亡くなったペットは、すぐにあの世に行かなくて、飼い主の死を待ってて、一緒にあの世に旅立つんだ~というエピソードなのだそうです。う~ん。
 このひとのは、他には、『ねむりねずみ』と、『ガーデン』が、本棚にあって、『ねむりねずみ』は、面白く読めて、『ガーデン』を、途中で挫折中だったりします。

 『魔物を狩る少年』byクリス・? 忘れた。創元推理
 案外楽しく読めました。
 ビクトリア朝イギリスのパラレル・クトゥルー系ファンタジー・ホラー? 多分、クトゥルー物だと思われます。
 まァ、内容は、あんな感じかな~と。
 ただ、ジャック・ザ・リッパーの別バージョン、スティッチ・フェイスが、案外お気に入りな魚里でした。どうしよう……まるっとシリアルキラーなのに。ここまで趣味が偏ってきたのかぁと、ちょっと、怖かった。でも、案外、この話の中では、美味しいキャラですよvv

 で、まぁ、今読んでるのが、『碧き旋律の流れし夜に』by羽純未雪 南雲堂 です。島田荘司氏推薦の新人女流作家作だそうですが、さて、面白いといいなぁ。未だ、さわりなので。なんともvv

 こんなとこかな。

 ついに、禁を破って、ロイが、外に出ちゃいました。ううう。ぷにぷにの肉球が~~~xx
揺れる
20051011185155.jpg

 や、あいかわらず部屋が揺れます。
 近所が工事中なんですよね。解体中。
 精神衛生上、あまりよいとは言えません。

 今、ね、『船上で』仮題――を、書いてます。8月くらいから書き始めて、しばらく放置状態だったコラボものなんですがね。
 猪高と昇浅のコラボって、バランス悪くてxx イノッチ視点って、久しぶりに手をつけると、どうも、イノッチが常識人になるような。いや、相手がぶっ飛びすぎてるのだろうなぁ。目指せ、ハードボイルド・イノッチなのです。いや、既に、恋人を恋しがってるあたり、玉砕ですか。

 な~んか、BLモノが読みたくて、あちこち彷徨ってるのですが、こう、自分でもどんなジャンルでどんなカプが好きなのか、把握ができていない。
 自分が書くのはああいうのなので、ああいう世界がいいのか。
 でも、個人的に、自分が書いてるのが、甘々なのか、健気受けなのか、へたれ受けなのか、クール攻めなのか、鬼畜攻めなのか、よくわからない。
 いや、まじです。わかるのは、誘い受けではないということだけかも。
 好きなのを好きなように書いているというのしか把握していないので、どこにカテゴライズされるのか、ということが、すっごく謎だったりするのですよね。
 だってねぇ、エロではないというのはわかるんですが。~禁とするほどでもないという自覚もあるんです。耽美じゃないしな。男のひとにも平気と言われてるので、ほんというと、女性向けと、言い切れるのかどうかも謎なんですよね。いっちゃってないんだろうなぁ。変な意味でvv

 で、まぁ、ダークでキチクな世界を探検して、あえなく玉砕した過去があります。こ、ここまでハードな世界は、魚里には不向きだxx かといって、ソフト甘々も、ダメでして。極端に走るよな、あいかわらず。
 じみちに探さなあかんのかなぁ………って、あなた。
更新
20051010164922.jpg

 頂き物のアップと、めちゃくちゃ久しぶりのオリジナルssのアップ。

 オリジナルは、元が見た夢だったのですが、弄り倒してたら、元のイメージがまるっとなくなった、変な話になりました。
 舞台からして日本から外国ですからね。
 う~ん。しかしま、変な夢ばっかり見るな。あいかわらず。

 で、ブログのテンプレートを換えてみました。カレンダーが見やすいのでいいかなと。

◇追記◇

 どうでもいいことですけどね~vv 書きたいの。ともあれ。
 書きたいんだったら、ss書けばいいんだけどね。
 書きたいっていったら、今、高金の『再会』関連が、ちょこっと芽生えてます。もえもえってとこかな。そんでもって、昇浅は、ね、苛めないであげようフェア実施中にもかかわらず、苛めたいぞフェアがvv やっぱ、魚里って、天邪鬼なんだろうなぁ。自分で言ってることと逆に走るってあたりが、どうにもこうにも。ロイハボ~は、なぁ……なんか、今、魚里の頭はショタ傾向にあるのかもしれない。ふと思ったのだけどね。
 で、浅野くんの年齢。魚里は、なにげなく、浅野くんの年齢を16才くらいと設定してますが、あちらに行った時に高校二年生だったはずなので、16~17だね。で、たしか~赤楽二年が反乱があったか収束した年だった記憶があるので、死んだのが、18~20才くらいかもしれないですね~。微妙というか、案外開くな。でも、魚里の頭の中の浅野くんは、やっぱ、16~17のイメージなのでした。彼自身、自分の年齢とか数えるような余裕も何もなかったろうからね~。意識していないとみた。それに、陽子ちゃんと再会した時も、陽子ちゃんは仙になってたしな。外見は、凛とした女性のイメージには変わってたでしょうが、肉体的に成長したって感じじゃないと思うので。
 いや、まぁ、そんなわけで、自分がショタ傾向にあるらしいと。
 ショタとは書いてますが、半ズボンコンプレックスとかはありまっせんので。念のため。単に、魚里の頭の中では、17才くらいが受け側のセクシャリズム(?)のボーダーラインなんですよね。でもって、ぎりぎりオッケーなのが、はじめちゃん。そんなわけで、魚里にとって浅野くんは、微妙な年齢だったりするのだった。

 『口紅コンバット』全四巻。発見。本棚に鎮座してました。探してた時に視線が逸れてたのだろうか? そんなことがよくあります。とりあえず、読みました。ふっふっふ。やっぱ、楽しいね。ゴージャスでスピーディーで、それでもって、少女vv 女性と少女の狭間って辺りが、ふつーの恋愛モノって、好きかも。
 古いですが、処女性って、つい、拘っちゃうんですよ。あ、まぁ、あくまで、フィクションで――というか、恋愛モノではですけどね。

 恋愛モノといえば、三浦浩子さんの少女向け短編が本棚の奥にあったので、読んでました。時代物、『蒼い疾風』(だったかな)とかって戦国時代の話も好きです。『寛太』シリーズも好きですがvv
やっぱボルゾイは、いいなぁ。
 地元の動物園に姪っ子を連れて行ってきました。生まれてからずっと同じ県で生きているのに、初めて行った動物園でした。
 で、そこでは、たくさんの犬とも触れ合えるようになっているのですが。
 いたのです。
 え?
 ボルゾイですよ~vv
 やっぱ、いいですよね。
 でっかいけどなつっこくて、人見知りしないのか、なでて~と、もぶれついて離してくれなかった。たぶん、そのでかさからあまり遊んでもらえないのだろう。か、かわええ。吠えないし。肩に前脚掛けて、抱きついてきましたよ~。
 ええ犬だは。
 帰ってから、モミジに浮気したな~と、何度も匂われてしまいましたけどね。

 今月買う予定のコミックス。

12日 緒怪志異4 燕見鬼 著・諸星大二郎 双葉アクションコミックス
17日 稗田のモノ語り―妖怪ハンター― 著・諸星大二郎 KCDX
19日 妖精標本1 著・由貴香織里 花とゆめ
19日 炎の月3 著・河惣益巳 花とゆめ
21日 もやしもん2 著・石川雅之 イブニングKC
21日 大使閣下の料理人 23 モーニングKC
25日 幻惑の鼓動 キャラコミックス
28日 派遣戦士 山田のり子 著・かたの宗美 双葉アクションコミックス
恋愛モノ
20051008190501.jpg

 ジュニばーのアップ。

 恋愛モノ……小説漫画ともに嫌いじゃないと思うのですが。っつーか、男女の恋愛モノの王道のシチュエイションは、やはりキャラクターが大切なんだなぁと、しみじみ思う。って、なんでもそうなんだけど、キャラに嫌気が刺すと、読めなくなるもんね。その辺、結局個人の好みなんだろうけど、魚里の場合、恋愛ものに関すると、キャパが極端に狭くなる。
 いや、昔は、某ハーレク〇ンって小説群、たまに読んでましたが、ハーレクイ〇と銘打ってあるブランドより、シルエッ〇ロマンスと銘打ってあるブランドのほうが、とっつきやすかったのでしたね。作者は~あまりたくさんは読みませんでしたが、アン・メイザーさんが案外好みだったかな。シチュエイションですが、最初からラブラブで~というより、でっかい誤解があって、対立図式が成立しているのが、少しずつ解けてゆくのとともに、互いのベクトルも変化してゆく~とかね。そういうのが好きかも。

 漫画で読んだ恋愛モノ―――で好きだったのは、順不同で。
 ハイカラさんが通る、ラブパック、ヨコハマ物語。ヨコハマ物語は、甲斐男爵と、お嬢さんの、恋愛成立形式が好きでしたね♪ この辺は、大和和紀さんか。
 おおの藻利以(この字だったか?)さんで好きだったのが、うさぎおいし、と、TOM BOY(これ古本屋で見つからんのよ)ね。くにたち物語――は、恋愛モノに区分してオッケーだろうか?
 あとは……砂の城とかかな。明るい恋愛のススメ(正しいだったか?)とか、天使のツラノカワとか――一条ゆかりさんだ。
 んで、なぜか、いきなり、くらもちふさこさんになる。って、リアルタイムで読むと辛かったのだが、微妙にずれた年齢になって読むと、楽しめたの。海の天辺、ちーぷすりる、千花ちゃんちはふつう、東京のカサノバ――あたりかな。千花ちゃん~は、あのくすぐったさとか恥ずかしさが、微妙に好きです。
 あと、男女モノの恋愛モノ――って、なんかあったかなぁ。
 ああ、美内すずえさんの、雪の音とか通り過ぎた風とか、あの辺が、短編だけど恋愛モノだったなぁ。
 名香智子さんの恋愛モノはゴージャスなのが多くて、純粋に楽しんでましたね。PARTNAR とか、ファンション・ファデ、桃色浪漫 あたりが、恋愛メインか? ああ、オレンジ・シティとか花の美女姫もありましたね。どっちかっていうと、レディス向けになったあたりのミステリがらみのほうが、魚里的には好み度が高いかな。
 篠原なんとか(思い出せない)さん、の、闇のパープルアイとか、好きでしたね。そういえば。
 なんか、今見える範囲で本棚の背表紙を見てたりするんですが、純粋に恋愛~となると、ないね。う~ん。でも、純粋な恋愛モノってどんなんだろう。ふと、謎vv
 塩森恵子さんの、麒麟館通り、花、花穂子――とか。ああ、これは案外、ふつーに恋愛モノかもしれない。

 魚里が書いてる話が話だから、どっちかっていうと、男女モノより男同士の恋愛モノの法が好きなのは丸わかりだろうけど、恋愛モノが書けてるのかどうか、実は、自分では謎なのでした。ま、好きなのを好きなように書いてるだけなんだけどね。

◇私信◇

tooru_itou さま

 返事ありがとうございます。
 和物テイストは、あの、まどろっこしさがいいですよね。身分違いで、言い出せない。あの抑制の効いたキャラクターがvv 抑制が効くから、イロっぽいというのは、和的な艶かもしれません。
 漆黒~は、ラストのどんでん返しが、きついです。でも、心惹かれる話なんですよね。ああいう雰囲気のお話、書いてみたいです♪
 で、男女逆で、復讐劇じゃないけど、氷の~なんていわれてた女史が、拾った男の子に心を溶かされてくお話ありましたよね。確か、拾われた子がだんだん、退行してくんでしたっけ。あれも、救いがないような気がして、辛いですが、好きです。「あの子わたしのお乳を吸ったのよ」って、女史が、涙流しながらの台詞と、ラストの男の子が退行してしまいきった後の「だぁ」って台詞が、すっごく効きました。

 『大奥』楽しいですよね。杉下さん(杉野さんだっけ? あれ?)が、魚里のツボにピッタンこですvv

 それでは長々と私信、失礼しました。
Shopping
20051007211002.jpg

 今日の写真は、拗ね犬。

 久しぶりに買い物をしてました。
 ワイシャツと、リングを買ったのでした。
 一緒に行ったお友達に、いいお店を紹介してもらったので、今度は、もうちょっとお金に余裕があるときに行こうっと。
 お友達とお昼を食べようと出かけたのでしたが、結局ショッピングになったのでした。そんなわけで、そんなに持ち合わせがなかったのだった。う~ん。
 たいてい、本とDVDで散財する魚里には、服とアクセで散財するのは珍しいことなのだったり。ま、楽しかったけどね。

 で、まぁ、お友達に会うし~というので、手土産持参。先日のメープルシロップの失敗を挽回しちゃると、リベンジしてみた。
 ミルクを水30ccにして、メープル70gを100gに。砂糖70~80gを、30gていどに。したら、どうやら成功したらしい。魚里は食べず、祖母と母に食べてもらったのでした。乳ボーロ味にはならなかったようで、一安心の魚里でした。が、今回は、すっごくすぼむのが早かったです。なんでかなぁ……なぞ。

◇追記◇

 忘れてましたが、昨日、日付変更ぎりぎり近くにアップした『Missing Ring』ですが、ちょこっと手直ししました。気になる箇所が微妙に見つかったので手を入れたんですね。
 で、実は、『夏翳』6に手を入れたくてしかたない。っつーか、細部なんですが、グランドピアノの蓋の上にクッション乗せて、その上にネコが乗った状況では、演奏は不可能だとvv スコア台の上でも、どうやら無理らしいですね。ぱかっと、あのあたりまで蓋が続いていたとは……ぬかった! と、忸怩たるものがあるのですが、読み直して、あの辺あやふやに書いてるから、案外するっと読み流せるのかな~と、極道なこと考えたりvv まぁ、よほど気になるようなら、こっそり直すか。といいつつ、忘れそうだよな。魚里のことだしxx
なんだかなぁ
 と、思いつつ、少々やさぐれ気味の魚里ではあります。

 オリジナルがなかなかアップできないです。
 まだ中途なのですが、ほぼ完成形が頭にあるので、あとは、打ち込むだけなのだった。が、ちょっと、やさぐれてるので、なかなか。ああ、へぼだ~へたれだ!

 んなわけで、ビデオを見てました。や、今無職だからね。時間ばっかり有り余ってるわけです。ああxx

 こないだに引き続き、なぜか、タイのホラーでした、『シスター』というDVDは~~~~多分、『呪恩』の影響受けてるんだろうなぁと、思ったり。いえ、謎の少年の幽霊とか、メインの女性の幽霊とか、メイクがね。って、件のホラーは、観ておりません。基本的に洋物のホラーなら観れますが、和物のホラーは、パス! 怖いもん。外国産のホラーは、ある意味、笑えるんだ。身につまされないというかなんと言うか。特に、アメリカ産のホラーは、ショッキングだけど、あまり怖さがひしひしとは伝わってこないので、楽。← こういうホラー観て面白いのか、魚里? 本当のホラー好きさんには突っ込まれそうですやね。
 でもって、タイのホラーは、殺された女性が妊娠してたってパターンが好きなのか? っつーか、2本しか見てないので、単に偶然なんでしょうがね。内容は、不条理っつーか、ちょっと謎というか……。しかし、言っていいですか? タイとホラーって、なんかこう、似合わない気がするのは、あまりタイを知らんからなんでしょうけどね。
 呪いを解くために不慮の死を遂げた人の棺桶に一週間寝ないといけない――って、これに似たようなこと、父が生前経験してたのですよ。舞台も同じく、タイでした。なんか、これをしないと、一年の命とか何とかタイの坊様に言われたらしくて、勿論、未使用の棺桶だとは思うのですが、お寺の広間みたいなところの儀式の場で寝たそうです。っつーことは、こういう呪いの解き方(父が呪われてたってわけじゃないですけどね)て、現実に行われてるわけですね。おかげで、その後、かなり命を繋ぐことはできてましたけど。
 セミプロみたいなロックグループの男女が、泊まったホテルで件の幽霊を見たせいで、呪いにかかって、次々と~ってお話です。
 が、ラストは、結局グループ紅一点の女性に、件の女性が取って代わったのかとり憑いたのか……う~ん、謎かも。

 でもって、気分治しに、『王様と私』『シンデレラ』のアニメをvv
 う~ん、ま、確かに、気分治しには最適ですなvv

 こんなとこかな。
夢日記
20051005205943.jpg

 先日ですが、二晩続けて、祖母が死んだという連絡が入るという夢を見てしまいました。……心臓に悪いですよ~。夜中に目が覚めると心臓がドキドキしてますもん。流石に、二晩続いた翌朝、電話を入れましたよ~。元気そうな声でした。いくらなんでも、こんな夢を見たからとはいえませんでしたが。ホッと一安心。

 んでもって、今日の夢。
 なんでか、インドの蛇使いの村かどこかで、コブラを掴んだ男の人に、コブラで頭を撫でられるという夢でした。頭だったのに、なぜか、左手の指の付け根がひりひりと痛んで、それは、噛まれて毒が回ってるんだ~とか、連れの友人か誰かに言われて、診療所に行くんです。が、治療してもらうのは、言った当人だけ。しかも、魚里とは別の種類の毒蛇に噛まれたらしく、魚里の分の血清はないという。魚里は、診療所にぽつんと残されて、医者が毒蛇だといってケージから取り出した、どう見てもクロコダイルっぽい鰐から、注射器で毒を吸い取っているシーンを見ているという。
 おまけに、蛇使いの村で、蛇に撫でられるのはなにかの儀式だそうで、村の男の子に、お布施をねだられ、小銭入れの中身を財布ごと全部差し出すというおまけつき。
 中には、金の蛙のちっちゃいお守りみたいのが入ってたのに、それごと持ってかれました。

 あとは、誰かと旅行らしきものをやはりしてるんですが、日本の神社を見てたのに、アンコールワットの石造りの寺院かお城みたいのに変わってる。壮麗ではありましたが、なぜか、庭には、赤い塗り橋がかかってる川があって、赤い手摺に凭れて、なにやらフルーツ缶のようなものを食べてる友人から、一個フルーツを貰って食べると、繭みたいな皮から出てきたのは、モンキーバナナみたいなフルーツでした。美味しかったみたいです。
 そんなことをしてる魚里たちの横では、見知らぬ男性が、立ち〇ョンをしている………なんつー、変な夢ではありました。

◇◇ビデオ◇◇

 About a boy ……面白く見ました♪ こう、身につまされるような内容ですよね。でも、案外、好きかもしれない。

 シャイロ ……ビーグル犬と少年の友情モノ。古きよき時代のアメリカ映画っぽいかな。ゆったりと話が丁寧にかかれてて、一歩間違えば、眠くなりそうではありましたが、まぁまぁvv

 ツー ブラザー ……虎の兄弟の波乱万丈な話。これでもかこれでもかと災難が降りかかる降りかかる。人間の醜悪さっつーのか、動物に対する思いやりのなさというのか、それでも、猛獣を殺さなければ自分たちが殺されるという切羽詰った事情が日常にあるしなぁ。……ただ、まぁ、搾取階級はなぁ……いかんともしがたい。って、ま、当事者じゃない人間だから言えることで。って、フィクションだよん。
 人間の都合のよさみたいな、理想論がこれでいいのだろうか? みたいな感覚が無きにしも非ずでした。
 要は、ハンター、あんた想像力なさすぎ! と、思わず///

◇◇観たい映画?◇◇

 デジタルリマスター版の映画だか、DVDだか。番宣をテレビでやってたのをチラッと見ただけなので、ちょっとあやふや。
 タイトルは、『ロバと王様』。元話は、グリムの『千匹皮』という、ミュージカル。
 主役を張ってるのが、カトリーヌ・ド・ヌーブとジャン・マレーということからもわかるとおり、かなり古い映画ではありますね。
 『千匹皮』好きだったりvv 王様のお后様がなくなるときに、再婚するなら自分よりも美しい人と――と言い置いて亡くなられるんですが。よほど美貌自慢だったのか、よほど再婚して欲しくなかったのか。微妙なところですがvv そうして、王様が目をつけたのが、自分の娘! おい! 不道徳だろうvv 娘のほうは良識あるので、千匹の動物の皮(あるのだろうか? ちょっと不安)で作った毛皮の服かコートとか、そのほかにも3つ(だったかな?)のドレス(星のようなドレスと月のようなドレスと、太陽のようなドレスだったか?)作ってくれたら結婚するとか言って、結局、叶えられるのだけど、皮を被って逃げ出します。そうして、森に隠れてると、他の国の王様高王子さまだかに城においでと憐れんでもらって~~っつー内容ですな。
 ジャン・マレーかぁ。
 『黒のオルフェ』見損ねてるしな。
 『美女と野獣』ビデオ消したしなぁ。
 やっぱ、これ、観たいぞ。
 DVDになったらいいなvv
今日はね
20051004194312.jpg

 とりあえず、ロイさんのお尻vv
 もうちょっと、尻尾が長いといいのになぁ。なん、贅沢?

◇私信◇

 tooru_itou さま
 コメントありがとうございます♪ 某所、最近は書き込みご無沙汰してますが、皆さんの話題、楽しませていただいてます。
 口紅コンバット――発見できましたか? 我が家はしばらく、無理です。一度、本の整理をしようと下ろしているせいで、収拾がつかないんです~~。しかも、本は増えますし……。怖いです、つくづく。閑話休題vv 個人的に、忍さんと榊さんの二人が好きで読んでました~! お嬢さまにかなわぬ思いを抱く、執事。この、まだるっこしさというか、表に出せない切なさが、大好きなのでした。ともあれ、あのすばらしいゴージャスさは、憧れますよね。でも、色んなものを犠牲にしてるんだと思えば、気楽なお嬢さまではありえなかった忍さんたちが可哀想にも思えてきます。
 佐伯さんの主人公は、案外、ハードなバックグラウンドを背負わされてる方が多くて、『漆黒の螺旋』とか…好きなのですが、辛いです。
 それでは、この辺で失礼しますね。
 ありがとうございました!
今更ながら……
20051003182841.jpg

 なんか、今更ですが、『ピアノの森』に嵌ってしまいました。
 所謂大人買いみたいのをしてしまった。
 古本屋も探してみたのだけど、10巻しかなかったのん。とりあえず既刊の10冊は、入手。
 で、まったく話は違うけど、無性に佐伯かよのさんの『口紅コンバット』全四巻が読みたくなってます。……いや、あるのよ。我が家のどこかに必ずある。というか、部屋の中にあるはずなんだけど、最近詰ん読傾向に拍車がかかってて、めちゃくちゃ部屋が荒れているため、発掘できないでいる。
 どこに置いたかなぁ。
 そうやって発掘できないノベルズに、『大道寺圭介の事件簿』(by若竹七海)がある。お気に入りなのに、しまった場所が、わからんxx

 今日の抹茶風味スコーン、なぜか、カントリーマ〇ム並以上に膨らまなかった。なぜだ? ベーキングパウダーが足りなかったのだろうか? 味は、スコーンだからな、バターの風味がきいていれば御の字でしょう。個人的に、味は合格ラインだったのだが。クロテッドクリームなどというものはないので、とりあえず、メープルシロップで食べるか、プレーンで食べるかしか選択肢はない。ジャムで食べるのはクロテッドクリームがあれば美味しいとは思うのだが。抹茶風味なので、プレーンで楽しんでいただきたいというのが、本音かもしれない。

 オリジナルの進捗状況は、まぁ、ちまちまと進んでます。機織してる気分だなぁ。しかも、糸は、絹。細くてなかなかはかどらないって感じで。内容は、ダークな話ではありますね。多分。
ビデオ
20051002191412.jpg


 昨日萎えた気力を振り絞り、今日返却予定のDVDを、見ました。
 って、ドキュメントなんですけどね。
 タイトルは、“Rhythm is it!”
 ベルリンフィルと250人の少年少女との、ダンスとオーケストラのコラボの過程を、ピックアップされた少年少女や演出家や指揮者たちへのインタビューで構成しているというもの。
 珍しく、ドキュメントをラストまで見てました。
 感慨深いものがあります。

 でもって、ハリポタ~アズカバンのDVDも、取り替えてもらい、とりあえず、鑑賞。映画館で見てたのですけどね。なんとなく見たくなったのでした。
 あとは、About a boy だな。
プロフィール

魚里

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる