2014-08-18(Mon)
いつもご来訪&拍手コメントありがとうございます♪ レスは後ほど〜。
この休み、ホンットウはDVD祭したかったんですけどね〜。なんか目が疲れててそれどころじゃなかったという。それでkindle読んでたら世話ないですが〜。
で、やっとこ重い腰あげまして「ZET MAN」を2/3消化!
結局しなかったんだけど、この間クーラーの蓋を開けた時に邪魔だとばかりにDVD等の配線を一時的に外したせいでなんか雑音が………。配線やりなおしかな? 音声ケーブルを違うところにさしてるのだろうか? あれ?
叫び声とかバトル時に、雑音が入るorz
穏当に主役が好き〜ではありますが、敵役の灰谷さんも好き♪ なんかこう、ネトーっとしたいやらしさがツボらしい。ううむ。外見ハンサムって得よね〜灰谷さんっ♪
脇でも結構好きなハンサムさんやら厳ついさんいますけどね。うん。厳つい外見でがしっとしてるんだけど〜なんか言動がコンビのスラっとさんより繊細っぽいのがツボvv こりは〜所謂ギャップ萌えですねん。
この辺で〜ちょこっと沸いた長編の冒頭でもアップしとこ。初書きが去年なんですけどね〜。これからどう薦めるつもりだったか。内容は覚えてるんだけど、飛び石を見失ってるところです。
一応仮題が、「汝、為すべきことを為せ」ってちょ〜っと気取ってます。ま、本っ当に書く気になったら、おそらくタイトルは変えるんでしょうけどね。
以下、お目汚し。
***** 汝、為すべきことを為せ
万魔殿に声が響きわたる。
黒々とした外壁のそこかしこに数多造り上げられたガーゴイルたちが、大きく開いた口を揃えた。
「お戻りだ」
「お戻りだ」
「我らが魔王陛下のお戻りだ」
「蜘蛛どもは巣を畳め」
「庭木に渡せ、金とルビーとサファイヤを飾れ」
「カラスどもは声高らかに。蝙蝠どもは楽器を奏でよ」
「聞き苦しき音曲はならぬ。かつての調べを取り戻せ」
「永きに渡る塵芥よ、ゴーレムとなり陛下に仕えよ」
「ネズミどもよ虫どもよ、見苦しきさまを見せるでない」
「お戻りだ」
「お戻りだ」
「我らが陛下のお戻りだ」
「お目覚めでございますか、旦那さま」
艶を含んだ美声が静かな部屋に波紋を刻んだ。
黒い髪の美貌の男が寝台の脇に佇み、まだ歳若い青年に語りかけたのだ。
ぼんやりと、少年はその琥珀色の瞳を見開いたままだ。
男の声も耳に届いているのかどうか、わずかの反応もない。
しかし、男はそれを気にするふうでもない。
「旦那さまはもう、殿下と呼ばれることはございません。臣籍にお下りになられたのでございますから」
これで、少しはご自由を得られるというものでございましょう。
赤いくちびるがにこやかに笑みを刻む。
「これより、我ら一同、旦那さまのことをアーシュレイアさまとお呼びいたします。メルグロフ公爵アーシュレイア・ミッグ・エイ・フォルグレム。これが、以降、旦那さまのお名となります」
少しばかり汗でしっとりとした褐色の髪をその白い手袋をはめた指先でかきあげる。
「アーシュレイア・ミッグ・エイ・フォルグレム………」
掠れた声が、名前をつぶやいた。
「はい。アーシュレイアさま」
「俺は、どうしたのだ」
手袋越しの男の指の感触に目を細めながら、アーシュレイアは訊ねる。
「ああ。お忘れなのでございますね」
痛ましげにつぶやいた。
「アーシュレイアさまは十日の間お眠りでいらしたのでございます」
「そうなのか」
驚くそぶりも見せない主に、男はかすかに首を傾げてみせた。
「アーシュレイアさま?」
琥珀の瞳が男に向けられた。
感情のこもらない、樹脂の化石が、ただ男を見上げる。
「お前は、誰だ」
「私のこともお忘れとは、情けのうございますよ。私は、ビュート・バーゼル。旦那様の執事長でございます」
「ビュート………………バーゼル?」
「バーゼルでもビュートでもお好きに御呼びくださいませ」
右掌を左胸に、立ち上がったビュート・バーゼルが腰を屈めた。
「こちらをどうぞ」
差し出されたクリスタルのグラスを受け取るのは寝椅子に横たわったままのアーシュレイアである。
グラスを緑に染めるいかにも苦そうな液体を無言で飲み下すアーシュレイアに、
「よくできました」
まるでこどもに対するかのような言葉をかけるのはビュート・バーゼルである。
黒い執事服に身を包んだ姿はストイックに見えると同時にどこかしら隠しきれぬ色気が漏れ見える。それを無感覚に見やり、アーシュレイアは軽くうなづく。
アーシュレイアが目覚めてやがて一ヶ月。時は、ふたりを包み込むかのようにゆったりと流れていた。
しかし、アーシュレイアはまだ本調子ではなかった。それを心配するのは、王都にあるフォルグレム公爵家のタウンハウスにいる執事長、ビュート・バーゼルである。
「近いうちに領地におもむかねばなりません」
「そうか……………」
名前だけの公爵家ではないらしい。
そんなことばが頭の中を過って消える。
緑の薬が苦いということは説明を受けてはいたが、アーシュレイアの味覚はなにも感じなかった。それに対する驚愕も苦痛もなく、ただそういうことなのだろうと受け入れる。
ただ、ぼんやりと、バーゼルのことばに従う。
これではどちらが主で従かわからないな、と、ふと思ったもののそれがどうという感情はない。ただ本当に漠然とそんな思考が過って消えただけである。
***** ここまでですね〜。最近「異端の鳥」に掛かりっきりなのでストレスが………あるんですねぇorz 好きなの書いててもある時はある! 開き直りです。よそ見したらそっちに行っちゃうような恐怖がね〜ストレスになるんですよ。だから、短編が書けない。ええ!
この辺でレスです。
trap様
こんばんは〜♪
お久しぶりです。
見えましたか! 白髭。
一本だけだから、いや増すストレス疑惑です。おっさんじゃないと思いたい魚里、反論〜です。
白猫くんは〜全身白いですからね。王子さまは一生王子さまのままです。猫って、犬より加齢がわかりづらい気がします。いいなぁ。
やはり散歩?
身体を酷使するからですかね、ワンコ。って、家のワンコは、散歩嫌いのドライブ好きーですけど。さて、老けるの早いかな? ドキドキ。
あまりストレスたまってる犬のする、自分のシッポ追いかけるっていうのはしませんし。あ、しても、何分も〜って感じのしつこさはないです。家の中で好き勝手してますからね〜。
そういえば、人形劇「ホームズ」1回目見ましたよ〜。うわ〜なんかどくとくの世界でした。後編は何時放映されたのか、録画し逃してますが、次の回は一応ちゃんと録画予約してます。一日に二話放映してるみたいなので〜あれ? ですが。NHKは時々わからんことしますよね。
ホームズがちょこっとエドガー・ポーツネルみたいでちょこっとツボですが、惜しいかな、ワトソンくんが〜〜〜orz でも、声は高木さんなのねん。ですよね? 違った?
それでは、お盆、お疲れさまでした〜。
「黒執事」3部の1巻届くの楽しみにしている魚里でした。
おやすみなさい。
この休み、ホンットウはDVD祭したかったんですけどね〜。なんか目が疲れててそれどころじゃなかったという。それでkindle読んでたら世話ないですが〜。
で、やっとこ重い腰あげまして「ZET MAN」を2/3消化!
結局しなかったんだけど、この間クーラーの蓋を開けた時に邪魔だとばかりにDVD等の配線を一時的に外したせいでなんか雑音が………。配線やりなおしかな? 音声ケーブルを違うところにさしてるのだろうか? あれ?
叫び声とかバトル時に、雑音が入るorz
穏当に主役が好き〜ではありますが、敵役の灰谷さんも好き♪ なんかこう、ネトーっとしたいやらしさがツボらしい。ううむ。外見ハンサムって得よね〜灰谷さんっ♪
脇でも結構好きなハンサムさんやら厳ついさんいますけどね。うん。厳つい外見でがしっとしてるんだけど〜なんか言動がコンビのスラっとさんより繊細っぽいのがツボvv こりは〜所謂ギャップ萌えですねん。
この辺で〜ちょこっと沸いた長編の冒頭でもアップしとこ。初書きが去年なんですけどね〜。これからどう薦めるつもりだったか。内容は覚えてるんだけど、飛び石を見失ってるところです。
一応仮題が、「汝、為すべきことを為せ」ってちょ〜っと気取ってます。ま、本っ当に書く気になったら、おそらくタイトルは変えるんでしょうけどね。
以下、お目汚し。
***** 汝、為すべきことを為せ
万魔殿に声が響きわたる。
黒々とした外壁のそこかしこに数多造り上げられたガーゴイルたちが、大きく開いた口を揃えた。
「お戻りだ」
「お戻りだ」
「我らが魔王陛下のお戻りだ」
「蜘蛛どもは巣を畳め」
「庭木に渡せ、金とルビーとサファイヤを飾れ」
「カラスどもは声高らかに。蝙蝠どもは楽器を奏でよ」
「聞き苦しき音曲はならぬ。かつての調べを取り戻せ」
「永きに渡る塵芥よ、ゴーレムとなり陛下に仕えよ」
「ネズミどもよ虫どもよ、見苦しきさまを見せるでない」
「お戻りだ」
「お戻りだ」
「我らが陛下のお戻りだ」
「お目覚めでございますか、旦那さま」
艶を含んだ美声が静かな部屋に波紋を刻んだ。
黒い髪の美貌の男が寝台の脇に佇み、まだ歳若い青年に語りかけたのだ。
ぼんやりと、少年はその琥珀色の瞳を見開いたままだ。
男の声も耳に届いているのかどうか、わずかの反応もない。
しかし、男はそれを気にするふうでもない。
「旦那さまはもう、殿下と呼ばれることはございません。臣籍にお下りになられたのでございますから」
これで、少しはご自由を得られるというものでございましょう。
赤いくちびるがにこやかに笑みを刻む。
「これより、我ら一同、旦那さまのことをアーシュレイアさまとお呼びいたします。メルグロフ公爵アーシュレイア・ミッグ・エイ・フォルグレム。これが、以降、旦那さまのお名となります」
少しばかり汗でしっとりとした褐色の髪をその白い手袋をはめた指先でかきあげる。
「アーシュレイア・ミッグ・エイ・フォルグレム………」
掠れた声が、名前をつぶやいた。
「はい。アーシュレイアさま」
「俺は、どうしたのだ」
手袋越しの男の指の感触に目を細めながら、アーシュレイアは訊ねる。
「ああ。お忘れなのでございますね」
痛ましげにつぶやいた。
「アーシュレイアさまは十日の間お眠りでいらしたのでございます」
「そうなのか」
驚くそぶりも見せない主に、男はかすかに首を傾げてみせた。
「アーシュレイアさま?」
琥珀の瞳が男に向けられた。
感情のこもらない、樹脂の化石が、ただ男を見上げる。
「お前は、誰だ」
「私のこともお忘れとは、情けのうございますよ。私は、ビュート・バーゼル。旦那様の執事長でございます」
「ビュート………………バーゼル?」
「バーゼルでもビュートでもお好きに御呼びくださいませ」
右掌を左胸に、立ち上がったビュート・バーゼルが腰を屈めた。
「こちらをどうぞ」
差し出されたクリスタルのグラスを受け取るのは寝椅子に横たわったままのアーシュレイアである。
グラスを緑に染めるいかにも苦そうな液体を無言で飲み下すアーシュレイアに、
「よくできました」
まるでこどもに対するかのような言葉をかけるのはビュート・バーゼルである。
黒い執事服に身を包んだ姿はストイックに見えると同時にどこかしら隠しきれぬ色気が漏れ見える。それを無感覚に見やり、アーシュレイアは軽くうなづく。
アーシュレイアが目覚めてやがて一ヶ月。時は、ふたりを包み込むかのようにゆったりと流れていた。
しかし、アーシュレイアはまだ本調子ではなかった。それを心配するのは、王都にあるフォルグレム公爵家のタウンハウスにいる執事長、ビュート・バーゼルである。
「近いうちに領地におもむかねばなりません」
「そうか……………」
名前だけの公爵家ではないらしい。
そんなことばが頭の中を過って消える。
緑の薬が苦いということは説明を受けてはいたが、アーシュレイアの味覚はなにも感じなかった。それに対する驚愕も苦痛もなく、ただそういうことなのだろうと受け入れる。
ただ、ぼんやりと、バーゼルのことばに従う。
これではどちらが主で従かわからないな、と、ふと思ったもののそれがどうという感情はない。ただ本当に漠然とそんな思考が過って消えただけである。
***** ここまでですね〜。最近「異端の鳥」に掛かりっきりなのでストレスが………あるんですねぇorz 好きなの書いててもある時はある! 開き直りです。よそ見したらそっちに行っちゃうような恐怖がね〜ストレスになるんですよ。だから、短編が書けない。ええ!
この辺でレスです。
trap様
こんばんは〜♪
お久しぶりです。
見えましたか! 白髭。
一本だけだから、いや増すストレス疑惑です。おっさんじゃないと思いたい魚里、反論〜です。
白猫くんは〜全身白いですからね。王子さまは一生王子さまのままです。猫って、犬より加齢がわかりづらい気がします。いいなぁ。
やはり散歩?
身体を酷使するからですかね、ワンコ。って、家のワンコは、散歩嫌いのドライブ好きーですけど。さて、老けるの早いかな? ドキドキ。
あまりストレスたまってる犬のする、自分のシッポ追いかけるっていうのはしませんし。あ、しても、何分も〜って感じのしつこさはないです。家の中で好き勝手してますからね〜。
そういえば、人形劇「ホームズ」1回目見ましたよ〜。うわ〜なんかどくとくの世界でした。後編は何時放映されたのか、録画し逃してますが、次の回は一応ちゃんと録画予約してます。一日に二話放映してるみたいなので〜あれ? ですが。NHKは時々わからんことしますよね。
ホームズがちょこっとエドガー・ポーツネルみたいでちょこっとツボですが、惜しいかな、ワトソンくんが〜〜〜orz でも、声は高木さんなのねん。ですよね? 違った?
それでは、お盆、お疲れさまでした〜。
「黒執事」3部の1巻届くの楽しみにしている魚里でした。
おやすみなさい。
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